一部の中古車販売店では業績を伸ばしているようですが、中古車業界全体としては厳しい現状にあります。

また、ブラック企業が多いと言われるこの業界で働くことは大変なことが多いです。

仕事が辛いのであれば早めの転職を考えてみましょう。

今回は、中古車業界の現状と将来性、仕事のデメリットについてご紹介していきます。

中古車業界の現状と今後は?


中古車業界全体の今後はどのようになっていくと考えるべきでしょうか?

現状と将来性について解説していきます。

自動車業界全体として売り上げは減少傾向にある

中古車は自動車を買う人がいなければ中古車を手放す人もいない為、新車を含める自動車業界全体の動向に影響を受けやすいです。

近年、若者の車離れや首都圏への人口流出、消費税増税や軽自動車税引き上げにより、新車市場が縮小などで自動車業界全体として売り上げは減少傾向にあります。

業界内での競争が激しい

近年では、大手ディーラーなども中古車販売に力を入れ始めており、質の良い中古車の確保が難しくなっています。

また、インターネットなど流通形態の多様化で中古車業界への参入が増え、業界内での競争がし烈になってきています。

経営体力のある大手ディーラーや、機動力の優れたインターネットを利用したオークションなどに太刀打ちできないという中古車販売店も増えてきています。

今後中古車業界で生き残っていくには、大手中古車販売店であっても簡単なことではなく、独自のビジネスモデルなどを切り開いていくことが必要になると言われています。

今後も厳しい状況が続くことが予想される

自動車業界全体としての今後は、少子化に歯止めがかからないことを考えると、今後爆発的に業界全体が活発化することは考えにくいです。

また、近年はカーシェアリングなど新しい自動車の利用方法も増え、新車の販売台数が減っていく要素はまだまだあります。

中古車販売業界としても自動車業界全体の流れに影響を受けますから、厳しい状況は続くことでしょう。

中古車販売店で働くことのデメリットとは?

中古車販売店で働くことは想像以上に大変な面が多いです。

では、仕事のデメリットとしてはどのようなものが考えられるのでしょうか?

うまくいけば稼げるが月々の給料が安定しない

中古車販売店で働くことのメリットとしては「頑張った分だけ給料に反映される」と言われることがあります。

確かに、売り上げ台数によって歩合がつき、かなりの高収入になる人もいます。

しかし、前述したように中古車販売だけでなく自動車業界全体が厳しいと言われる時代で、それなりの結果を出すことは簡単なことではありません。

また、歩合ということは、売り上げがあれば良いですが、全く成果が出ない月に関しては最低賃金ギリギリになってしまうなど、その落差が激しいということは大きなデメリットです。

ノルマが厳しく精神的にきついこともある

中古車販売店には販売台数のノルマが設けられている店も多く、なかなか売れない場合には上から厳しく叱咤されることもあります。

自身の給料に影響がでるだけでなく、精神的に追い込まれるのはきついものがあります。

ノルマがきついということは、それだけサービス残業をする可能性も増え、帰宅時間が毎日深夜になるという人も珍しくないようです。

もちろん販売店にもよりますが、ブラック企業が多いと言われることが多いのも中古車業界の特徴です。

単に自動車が好きというだけでは難しく幅広い仕事もやる必要がある

自動車が好きという理由で中古車販売の仕事を選ぶ人は多くいますが、それだけではやっていけないのが中古車販売の仕事の難しいところです。

大手ディーラーなどであれば、業務分担が明確で、営業職であればは営業や接客に特化することができますが、中古車販売では自動車の販売に関わるすべてのことを行うことが多くなります。

例えばナビの設置や、整備士が手いっぱいの場合にはブレーキパッドの交換などまで整備士の指導下で行うこともあります。

それに加えて接客販売、営業、売り上げ管理などを行うわけですから、自動車が単純に好きというよりは非常に詳しい知識や技術を持っていないと大変な仕事と言えます。

中小規模の販売店であれば客からいつでも電話がかかってくる

中小規模の販売店の場合には、一人でも客を逃したら店全体の売り上げに大きく影響があります。

そのため、大手などのように営業時間があってその時間内にだけ対応すれば良い、というわけにはいかないのが現状です。

連絡先を営業担当の携帯電話にし、休日であっても連絡が取れる状態にしてある販売店もあります。

店が休業日であっても客から電話がかかってくることもあり、ゆっくり休日を楽しめないというのはデメリットです。

このように、仕事とプライベートとのメリハリがつけにくいという特徴があります。

将来的にはさらに厳しく労働も過酷だから転職しよう

中古車販売の仕事が楽しくやりがいも感じている、収入も申し分ないというのであれば慌てて辞める必要はありませんが、将来性については考えておく必要があります。

また、今の仕事がきつくて辛い、精神的に追い込まれているのであれば今すぐに転職に向けて動きだすべきです。

精神的な我慢の連続や長時間労働が続くことで、体調不良や病気を引き起こすこともありますし、うつ病などの精神疾患になってしまうこともあります。

体を壊して働けなくなってしまっては、収入も途絶えますし、ブランクができることによって再就職のハードルも上がってしまうことが考えられます。

正常な判断ができる今のうちに、転職活動を始めるのが吉です。

転職には転職エージェントを利用しよう

転職活動にはハローワークや求人誌などの方法もありますが、おすすめは転職エージェントを利用することです。

優良な転職エージェントであれば、いわゆるブラック企業と言われるような評判の悪い企業は事前に審査があり掲載されませんから、ブラック企業を回避することができます。

また、転職支援のプロであるキャリアコンサルタントと呼ばれる人たちから、応募書類の添削や面接時のアドバイスなどを受けることができます。

一人でやみくもに転職活動を行うよりも、冷静な第三者の目が入った方が採用の確率がぐっと上がります。

転職エージェントの利用は無料でできますから、ぜひ活用してみてください。

将来を見据えて中古車業界の現状を見極めよう

今回は、中古車業界の現状と今後、仕事のデメリットについてご紹介しました。

ブラック企業が多いとも言われる業界ですから、今の仕事が辛いのであれば早めに転職を考えてみましょう。