派遣社員から正社員への転職を考えている方は、正社員から正社員の転職と違う心構えが必要になります。

正社員への転職を成功するために知っておきたい、7つの心構えをご紹介していきます。

派遣社員の現状はやはり厳しい

派遣社員はいつ契約を切られるかわからないし、ボーナスもない、将来的な安定がない働き方だと言われています。

確かにそれはそうなのですが、昨今は正社員であっても安定した働き方をしている人たちはどれぐらいいるのでしょうか?

正社員であることをいいことにサービス残業を余儀なくされいつ倒れてもおかしくない状況の人だって大勢いるのです。

派遣社員の辛いところは、安定しないということに加えて「頑張っても評価の対象になりにくい」ということがあるのではないでしょうか?

人は仕事に対して真面目で熱意を持って取り組んでいる人ほど、評価を受けたいと感じます。

派遣社員の中には優秀な人がたくさんいます。

しかし派遣という立場にいる限り、正当な評価を受けることは難しいです。

私が知っている例でも、できない正社員に懇切丁寧に仕事のやりかたを教えてあげていた、できる派遣社員が、簡単に首を切られたというケースがありました。

その派遣社員は、できない正社員を育てるための駒として使い捨てされたのです。

同じ仕事か、それ以上の仕事をしても正当な評価を受けることができないのは間違っていますが、現在の制度上変えようがないのです。

その意味でも、派遣社員から正社員への転職に向けて動きだすべきでしょう。

同じ会社で派遣から正社員は難しい

派遣社員として働いていた人が正社員に登用されるというケースはあります。

また、求人票などでも、そのような制度があるという文句が記載されていることはよくあります。

派遣社員として働きいてきた人は、慣れている今の職場で正社員になれれば一番だと感じることも多いでしょう。

会社の登用制度があるために、会社に認められようと派遣社員として頑張っている人もいます。

しかし、実際には制度があってもなかなか登用に至らない、よほどの人でなければ正社員になれないというケースはよくあります。

同じ会社で派遣から正社員になることは、そう簡単なことではないのです。

その道で努力することができる人であれば、転職活動をして別の会社で正社員として採用される道を選んだ方が、よほど効率的で高い確率で正社員になれます。

派遣経験が長いと正社員への道はどんどん遠くなる

企業が派遣会社に払う金額は高額ですから、派遣社員たちはそれなりに能力が高い人が多いです。

即戦力になることは大前提で、新しく覚えることが多少あったとしてもすぐに対応できる必要があるため、柔軟な対応力も身についていることでしょう。

下手な正社員よりも派遣社員の方がずっと使えるということはよくあることなのです。

しかし、それでも派遣社員としての経験が長い、これまでずっと派遣社員だったという場合には、正社員と同じ仕事をしてきたとしても評価が下がってしまうのが現状です。

正社員としての転職を先延ばしにすればするほど、正社員として転職できる確率は下がっていくと思っておきましょう。

正社員として働いていく意志があるのであれば、できるだけ早いうちに正社員として転職を成功させたいものです。

正社員になりたい気持ちが強すぎると転職で失敗する

正社員になりたいという気持ちが一番になってしまうと、本来必要な「なぜこの企業で働きたいのか」「この業界でどんな仕事をしたいのか」という動機が曖昧になってしまいます。

正社員になりたいという気持ちを持つことが大切ですが、それだけでは正社員として転職することはできません。

なぜならライバルである他の応募者たちはそもそも正社員から正社員への転職のため、しっかりと本来の志望動機について掘り下げて考えてきているからです。

正社員になりたいという気持ちと同時に、なぜその企業で働きたいのかという理由をしっかりと用意しておきましょう。

派遣社員だったことに負い目を感じずやってきたことに自信を持って

派遣社員を長くやっていると、正社員のように特にアピールできる強みがないと思ってしまう人がいます。

しかし、元派遣だろうと元正社員だろうと、これまでの経験を転職先で活かすことが求められるのは同じです。

正社員でずっと働いてきたという人でも、人に自慢できるようなスキルや強みがないという人は大勢います。

派遣社員だったからと言って負い目を感じ、自分の強みがないと思うのはやめましょう。

派遣社員だったとしても、これまでの業務をきちんと整理し、転職先でどんなことができるのか分かりやすく説明できるようにしておくことが大切です。

なぜ正社員になりたいのかという質問に対しては

派遣社員としての経験が長い人は、面接でもなぜ正社員に転職したいのか?と聞かれることが多くなります。

もちろん本音を言えば、正社員の方が待遇もよく安定していて、仕事も楽など色々あるでしょうが、それは理由としては不適切です。

派遣と正社員にはそのような待遇などの違いも大きいですが、重要な仕事を任せてもらえるというやりがいや、長くいることによってその会社で達成できることがあるという側面も大きいはずです。

優秀な派遣社員であっても、重要な仕事や最終決定は任せてもらえないことが多いです。

また、正社員として長く在籍するわけではないから、関わっていた仕事に連続性がなく、その企業で継続して取り組んでいくことがありません。

細切れの仕事をそつなくこなすということが多くなるため、その企業内でコツコツと積み上げていくことも難しくなります。

このような派遣社員のデメリットを挙げ、正社員になってやり遂げたいことがあるという熱意を伝えていくようにしましょう。

派遣から正社員への転職は転職エージェントを利用しよう

派遣から正社員への転職活動を行うときは、転職エージェントを利用しましょう。

転職エージェントでは転職支援のプロから応募書類の添削や面接時のアドバイスなど、転職活動を有利にすすめていくための手厚いサポートを受けることができます。

さらに、面接の日程調整や給与交渉などを応募者の代わりに行ってくれるため、今の仕事をしながら転職活動をしていくことが可能になります。

派遣社員は経済的にも不安定ですから、辞めてから転職活動をするのは無理があります。

また、派遣社員という立場上、有休もなかなか使いづらいという側面もありますから、時間的な余裕ができるということは大きなメリットになるでしょう。

ハローワークや求人誌などに比べても圧倒的に求人数が多い転職エージェントですから、希望の条件に合う求人に出会えるはずです。

転職エージェントは無料で利用できますから、ぜひ活用してみてください。

最後に

いかがでしたか?今回は、派遣から正社員への転職を成功させるための心構えを7つご紹介しました。

優秀な人も多い派遣社員ですから、その経験をしっかりと自信に変えて、正当な評価を受けられる正社員への転職を成功させてください。

派遣から正社員への転職を目指す方は、ぜひ参考にしてみてください。