販売・接客業は、実際の仕事で対人がメインになりますから、その意味でも面接は非常に重要な要素になります。

書類審査を突破したら面接対策をしっかり行って、面接を突破できるようにしましょう。

今回は、販売・接客業の面接対策として覚えておきたい心得をご紹介していきます。

コミュニケーション能力の過信はNG

経験者に多いのが、販売・接客の仕事をしてきたことから自身のコミュニケーション能力に過信があるケースです。

毎日仕事で色々な人と話しているから面接ぐらい大丈夫、と思って何の対策もしてこない人は意外と多く、面接序盤の自己紹介から撃沈してしまう人もいます。

また、コミュニケーション能力というと「上手に話せること」と誤解している人も多いのですが、流暢な演説ができることは何の意味もないということを覚えておきましょう。

面接官の質問に対して長々と説明し、結局質問に対する答えになっていない、それではコミュニケーションとは言えません。

販売・接客の実際の現場を見ればそれがわかります。

客が興味を持っていない商品説明ばかりを長々とし、客に逃げられてしまっていることに気づいていない販売員は意外といるものです。

相手の質問に対して的確にわかりやすく答えることができる、それこそがコミュニケーション能力の高い人なのです。

表情や声のトーンなどは大切

応募書類を突破して面接にこぎ着けたわけですから、基本的なスキルや能力は満たしていると思われています。

経歴の確認などはありますが、面接では会ったときにしか分からない表情や声のトーン、見た目の雰囲気などが見られます。

緊張するかもしれませんが、表情が硬くならないよう、目元、口元の筋肉を柔らかくするようにしましょう。

ある企業の販売・接客部門では、「目が笑っていない」状態を避けるため、口元を隠したロールプレイング研修を取り入れているぐらい、目元の表情も大切です。

面接前にアイウエオと顔全体の筋肉を使って発声練習をしておくなどして、筋肉をほぐしておくのも効果的です。

また、声のトーンも大切です。

冷たい感じになっていないか、客層に合ったトーンになっているのかを意識して話すようにしましょう。

相手企業が求めている接客をイメージできるように

販売方針や接客スタイルは企業によって異なりますから、相手企業が求めている接客を面接でイメージさせるように意識しましょう。

例えば年齢層が高めの落ち着いた店舗での募集なのに、やたらと元気よくフレンドリーに話しかけることが得意というのでは、企業側が採用したい人材とは違うかもしれません。

この場合の面接では、声のトーンを少し抑え、ゆっくりと丁寧に話すようにしましょう。

自己PRでも年齢が高めの人に対してどんな接客を工夫してきたのかなど、企業側が知りたい内容にポイントを絞って伝えることが大切です。

面接官の話の聞き方に気を付けて

販売・接客の仕事は、客のニーズをいかに把握し、それに合う商品を提供することで売り上げにつなげていくことが大切になります。

そのため、「聞く力」があるかどうかを面接では見られています。

前述したように面接官の質問に対して的確な答え方ができるかどうかはもちろん、聞く際の態度や姿勢も重要です。

相槌を深くしたり、少し耳を傾けるような姿勢で熱心に聞く、そうされて気分を悪くする人はいないでしょう。

実際の仕事でも、正しい聞き方ができているかどうかで客の印象が大きく左右されます。

面接は自分が話すことばかりを考えがちですが、相手の話している内容を聞くことも同じぐらい大切なのだと覚えておきましょう。

よくある質問の丸暗記はNG

面接にはよくある定番の質問がありますが、それらを丸暗記してスラスラと答えられるようにすることは重要ではありません。

特に販売・接客業の場合は、会話のキャッチボールができ、その場で考えて自分の言葉で話すことができる人か、という点を見られています。

面接対策としてよくある質問をチェックしておくことは大切なのですが、内容を覚えるのではなく、その質問に対しての自分の考え方を確認しておくというスタンスでいましょう。

販売・接客業の面接では、面接官も店長クラスかそれ以上の役職者になり、対人スキルに優れています。

丸暗記してきた内容なのか、自分の考えを述べているのかどうかはすぐに分かってしまいます。

店舗を訪れた経験や感想はほぼ聞かれる

面接に臨む前には実際に店舗を訪れて、商品やサービスを手に取ってみましょう。

販売・接客の面接では、「店舗を訪れたことがありますか?」「訪れてみてどう感じましたか?」などの質問をされることが多くなります。

ここで店舗を訪れたことがないと言っては熱意を疑われることになりますし、かと言って嘘はすぐにばれますから、実際に訪れてみるのが一番です。

店内の雰囲気、商品やサービスを手に取ってみた感想、接客態度まで感想をまとめておくようにしましょう。

批判的な内容ではなく、魅力や強みを見つけて伝えてあげられると、好感を持たれます。

ただし、「どうすれば店舗がもっとよくなると思いましたか?」という質問をされる場合もありますので、「自分だったらこういう工夫をしたい」というようなアイデアを持っておくと良いでしょう。

転職後も積極的にアイデアを提案してくれる貢献意識の高い人だと思われます。

趣味の答え方に注意

趣味や休日の過ごし方について聞かれることがありますが、趣味として旅行を挙げるのは少し注意が必要です。

販売・接客業は基本的に土日勤務であることがほとんどですし、夏休みやゴールデンウィークなどの世間の大型連休も休みではありません。

また、週休2日であっても連休にはならないことが多く、泊まりの旅行には簡単に行ける仕事ではありません。

旅行大好きと言ってしまうと、思うように趣味の旅行が楽しめずストレスで辞めてしまうのでは?と思われてしまう可能性があります。

日帰りでいろいろな場所を訪れるのが好きなどと言う程度にとどめておく方が良いでしょう。

また、本当に旅行が好きならば、旅行を我慢しながら販売・接客の仕事をやり続けることができるのかについては考えておくべきです。

面接対策として転職エージェントを利用しよう

販売・接客業は面接が特に重要ですから、面接対策はプロである転職エージェントを頼るなどして万全にしておきたいものです。

面談を依頼して模擬面接対策をしておく、面接前に注意点を確認しておくなどして、下準備をしっかり行いましょう。

最後に

いかがでしたか?今回は、販売・接客業の面接対策として覚えておきたい心得をご紹介しました。

面接で好印象を与えることができれば内定がぐっと近づきます。

希望の企業での販売・接客の仕事ができるようにぜひ参考にしてみてください。