残業代の未払いに過酷なノルマ、上司からの度を超した叱咤など・・・

あなたの勤めている会社が「ブラック企業では?」と感じるならそれは大事な心のサインかもしれません。

精神を病んで体がボロボロになる前にご自身とじっくり向き合う必要があるはずです。そして最終的には転職を考えてみましょう。

こんな会社はブラック企業かもしれません

残業代が未払い

生きていくために我慢して働いているはずなのに、労働の対価が得られないのであればもはやその雇用関係は崩壊しています。

法律を遵守できない会社にいても良いことはありませんから今すぐ転職を考えましょう。

過酷なノルマ

仕事をする上で目標を持つことは大切です。その意味でノルマを設けている会社は多いでしょう。

ただし、度を超したノルマや猛烈なプレッシャーを与えるような行為は、労働者の意欲をそぐものです。

そんなことも分からないような会社や上司は、働きやすい環境を作るという努力を怠って、労働者にすべての責任を押し付けているだけです。

上司からの激しい叱咤

部下を叱咤激励することは時に必要なことです。しかし、人前で人格を否定するような言動など、度が過ぎたパワハラ発言をするような上司は、ついていくに値する人間でしょうか?

仕事が全くできない上司と言わざるを得ませんから、その人の下で働き続けてもあなたの成長は見込めません。

恒久的な長時間労働

長時間労働に至る経緯としては人手不足や単に「職場の雰囲気が帰りにくい」などということもあります。

人手不足であればそれはもはや会社側の努力や管理能力の問題です。

募集をかけても新しい人材が集まらないのであれば賃金や労働形態に問題がある可能性が高いですし、入ってもすぐに辞めてしまうのであれば、やはりブラック企業であるかもしれません。

長時間労働で体を壊したら膨大な医療費がかかってしまうこともあります。

生きるため、家族を養うために身を粉にして働いても、結果として働けなくなり家族に迷惑をかけることになってしまう可能性だってあります。

このようなブラック企業からは即刻脱出して自分らしい生き方を見つめ直してみましょう。

自分らしい生き方とは?

どんな風に生きていけたら幸せですか?

自分らしい生き方は当然人によって異なります。

仕事は大変でも毎日笑顔で過ごすことができれば自分らしい生き方だと言う人もいるし、家族やプライベートが一番大切だから仕事は機械的にこなせれば良いという人もいます。

まずは自分がどんな風に生きていけれたら幸せだと感じるか想像するところから始めてみましょう。

生きていく上で大切にしたいことを考えてみる

自分らしい生き方とは、自分が大切にしたいことを一番大切にできる生き方だとも言えます。
あなたにとって一番大切なことはなんでしょうか?

家族や恋人との時間が一番大切であれば残業が少ない会社への転職が良いと気づくかもしれません。

仕事が大好きでそれを一番大切に生きていきたいのであれば辛い苦しい場所よりも楽しんで熱中できるやりがいのある仕事を探すのも手です。

中には、家族が一番大切だからそれにはやっぱりお金が必要と思う人もいるかもしれません。しかしそれには一時的な収入ではなく「働き続けること」が何より大切だと忘れてはいけません。

ブラック企業から抜け出すための準備

自分らしい生き方が想像できたら、それに向かって前向きに準備をしていきましょう。

今の業務内容をまとめておく

まずはご自身が今の会社でやっている業務をまとめてみるところから始めてみましょう。

業務整理をすることで転職活動時のアピール箇所が明確になる他、今の会社で引継ぎをする際に効率的にできます。

退職後の生活を確保

もちろん先に転職先を見つけてから退職をするのが一番なのですが、ブラック企業にいる場合はとにかく退職をすることが大切な場合もあります。

なぜなら、ブラック企業は退職を相談しても貴重な道具を失うのが嫌だという理由で、なかなか退職させてくれないなんてこともあるからです。

ただ、そうは言っても退職後にすぐ転職先が見つかる保障はありませんから先に安いアパートに引っ越しておく、実家に戻っておくなど生活の基盤は確率させておきましょう。

アパートなどの賃貸は無職だと契約が難しいところも多いですから、基盤だけは作っておきたいですね。

また、失業手当を受給しながら生活をする覚悟と、失業手当がでるまでの生活費を確保しておくことは必要です。

ブラック企業から脱出したら

ブラック企業から脱出したら、とにかく生きることを楽しみましょう

ブラック企業を退職したらいよいよ転職活動に入ります。

その際、ブラック企業への恨みを持ちこすことはやめて、前向きな気持ちで転職活動をしましょう。

なかなか仕事が見つからなくても大丈夫。あなたは自分らしい生き方を実現させるための第一歩を踏み出したのですから。