どこへ行っても人間関係の悩みはつきものですよね。

それだけで仕事に行きたくなくなってしまったり、悩みに悩んで病気になってしまったり…。本当に大きな問題だと思います。

人間関係で悩む人って、基本的に気持ちが優しかったり相手のことを気遣うような人が多いです。

そこで今回は、そんな人間関係で悩む人が苦しい思いをしないために、5つの考え方をお伝えしようと思います。

誰かに相談したっていい

職場での人間関係に悩むと、誰にも言えず一人で抱え込んでしまうというケースがあります。

誰かに相談したいと思っても、「職場のあの人に相談したいけど、忙しそうだし悪いかな」「愚痴を聞かされるみたいで嫌かな」「家族に心配かけたくないから相談するのはやめておこう」などと、相談相手のことをついつい気遣ってしまうのかもしれません。

でも、あなたは誰かに相談したっていいんです。身近な人は相談されるのを待っているかもしれません。あなたが一人で抱え込んで悩んでいるのを見て、その人も辛い気持ちでいるかもしれませんよ。

また、全く知らない人に相談するという方法もあります。もし複雑な事情が絡むような人間関係やいじめやパワハラなどに悩んでいるのであれば労働局や労基署などの公的機関や法テラスなどで相談窓口を紹介してもらうこともできます。

あなただって誰かに相談したっていい、忘れないでくださいね。

休んでもいい

人間関係で悩んで会社に行きたくないと思っても、責任感が強い方は有休を使っては会社に迷惑がかかると思うかもしれません。

でも、当然の権利として法律で認められている有休ですから、どんな理由であっても使っても構わないのです。

我慢して我慢していつか糸がぷちっと切れてしまわないように適度に休むことをしていきましょう。その方が、結果として会社に迷惑がかからないということもあります。

また、有休がなくなってしまってどうしても辛くなったら、会社の健康保険を使って傷病手当金をもらいながら休職するという方法もあります。

医師の証明などが必要ですが、メンタルがやられてしまって…という方は一度医師に相談されてみても良いと思います。

あなただってワガママ言ってもいい

人間関係に悩む人はあまり自己主張をせず気持ちを抑えてしまう傾向にあります。頼まれた仕事を断れず、いつのまにかいつもあなたにばかり仕事を押し付けてくるような人に悩んでいるのかもしれません。

でも、あなただって人に仕事を頼んでもいいし、定時で帰ってもいいんです。ときにはワガママを言ったっていいんです。

勇気を出して言ってみると案外すんなり受け入れられたり、あなたに無茶な依頼をしてくる人が減るかもしれませんよ。

とにかく、気持ちを抑えすぎても良いことはありません。抑えることが常識ある社会人だと思うかもしれませんが、適度に発散させて溜めこまないようにすることこそ、社会人として必要なことかもしれませんよ。

違う仕事をしてみてもいい

人間関係が原因で仕事を変えたいのだけれど、今の仕事しかできないし…と、転職を諦めて我慢してしまう人がいます。

特にずっと長いこと同じ仕事をしてきたような人や、資格を使って仕事をしているような人だと今の仕事しかできないと思い込んでしまうのかもしれませんね。

でも、その仕事しかしたことがないのに、その仕事しかできないと、どうして分かるのでしょうか。例え持っている資格を使えない仕事だとしても、違う仕事をしてみるという選択肢だってあると思います。

「これしかできない」という強い執着は、自分を苦しめるだけです。

「違う仕事をしてみてもいい」って思って色々な求人情報を探すだけでも気持ちが楽になるものです。

いっそのこと辞めたっていい

本当に辛い、苦しい、その悩みから抜け出せないのであればいっそのこと仕事を辞めて、その人との関係を強制的に終わらせることだってできます。

収入がなくて生活ができないと言うかもしれませんが、会社は他にもありますし、失業手当だってもらうこともできます。一時的に親を頼ったっていいんです。

永遠にその悩みを持ち続けて精神が崩壊してしまうのとでは比べ物にならない苦労です。

何も「今すぐ辞めた方がいい」と言っているのではなく、「辞めたっていいんだよ」という選択肢を持つことで随分気持ちが楽になるものです。

パソコンやスマホで確認できる転職エージェントなら、今の仕事をしながら別の仕事情報をいつでも見ることができます。

まとめ

職場での人間関係の悩みは本当に辛いですよね。

そんなときは「こうしなきゃ」と自分を追い込んだり責めたりせず「こうしたっていい」という選択肢を広げましょう。

そうすることで気持ちに余裕ができていつのまにか人間関係の悩みがなくなっていた、なんてことも実際にあります。人間関係に悩んで辛くなったら、「してもいいこと」を思い出してみてください。