書類選考を通過して緊張の面接が近づいてくると、面接の練習をしておくべきかが気になりますよね。

はっきり言って、ぶっつけ本番では多くの人が失敗しますから、面接の準備・練習はしっかりしておくべきです。

では、面接の準備や練習は一体なにをすればいいのでしょうか。

今回は、転職面接対策として、準備・練習の具体的ステップと、押さえておきたいポイントを解説します。

転職面接でよく聞かれる質問を整理しておく

転職面接では定番と言われる、どの企業でも必ず聞かれる質問があります。

最低でも定番の質問には答えられるよう、質問集を作っておきましょう。

想定される質問を、ノートや手帳に書きだしていきます。

質問と答えを完全に用意しておくことはできませんが、定番質問に対して何も答えられないと「準備不足」の印象が拭えません。

準備不足ということは、応募先企業に対しての熱意が感じられないとも言えますからマイナスポイント。

よく聞かれる質問は、例えば下記のようなものがあります。

ほかにも、希望業界ごとに定番の質問が存在するケースがありますので、調べておくようにしましょう。

  • 志望動機(業界、職種、企業ごと)
  • 退職理由
  • 自己紹介
  • 残業はどれくらい可能か
  • 自身の強み、弱み
  • 将来のビジョン
  •  

質問に対する答えは一番言いたいことを押さえる

次に、質問に対しての答えを自分なりに用意して書いておきます。

答えを用意すると言っても、文章を書き出してまるまる暗記するのはNGです。

文章で覚えようとすると、少しでも言葉が思い出せないときに頭の中が真っ白になってしまうでしょう。

面接では想定外の質問がでることもありますから、自分の言葉でその場なりの答え方ができることが大切です。

文章ではなく、「この質問に対して自分がもっとも言いたいことは何か?」という点を考え、ポイントだけ書いておきましょう。

文章というより、単語を書きだしておけば十分です。

「エア面接」をおこなっておく

一番最初に用意した質問集をもとに、「エア面接」をおこないます。

ランダムに質問を選び、面接場面を想定して答えていきましょう。

このとき、携帯電話のストップウォッチ機能などを利用して時間を区切って答えるようにするのがおすすめです。

面接本番では「1分程度で自己紹介をしてください。」など時間を指示されることもありますし、ダラダラと長く話すのは嫌がられます。

面接官は、質問に対しての答えをいかに簡潔に要領を押さえて話しているのかも見ています。

ここは基本的なコミュニケーションスキルにも関係するポイントですから、「手短にかつしっかりと話す」ことを意識して練習しておきましょう。

自分が話している姿、声を客観的に確認

話し方や表情など、自分では気づかない点が多くあります。

普段はなかなか意識することはないでしょうが、面接前にはぜひ確認しておきたいところ。

自分を客観視する方法には下記のようなものがありますから、試してみてください。

  • ICレコーダーなどで自分の声を聞いてみる
  • 携帯電話の録画機能などを利用して自分の表情を確認
  • 鏡の前で話している姿を見てみる

第三者に見てもらう

自分なりの練習が進んできたら、やはり第三者に見てもらうのがいいでしょう。

自分では気づかなかった点を指摘してくれ、より本番に近い状態で練習できます。

第三者は、家族や友人のほか、転職エージェントの面接対策を利用するのがおすすめです。

企業の人事担当者目線で良い点、悪い点を指摘してくれますし、家族や友人に比べて緊張感をもって面接対策ができるのもメリット。

初めて会う相手に対して自己アピールするという、面接に似た環境で練習できるため効果が高いでしょう。

質問に答えるときのポイント

ここからは、どの質問に答えるときにも意識したいポイントを解説します。

「エア面接」でも、ここで紹介するポイントを意識して練習を繰り返していきましょう。

結論から先に伝えること

どの質問も、結論から先に答えて話す内容を明確にすることが大切です。

「何が言いたいのかよくわからない。」ではマイナスポイントになりますから、まずは結論を。

より深く、具体的な説明に入る場合はそのあとに続けます。

これは面接対策だけでなく、普段の仕事、家族とのコミュニケーションの中でも練習していくことができますから、ぜひ意識してみましょう。

他の回答との一貫性があるか

面接全体を通して言えることですが、それぞれの質問への答えに一貫性があるかどうかは重要です。

例えば、退職理由が「グローバルな企業で働きたいと思ったから。」なのに、応募企業への志望動機が国内向けサービスの素晴らしさであったらどうでしょうか。

退職理由と志望動機に一貫性が感じられず、とってつけたような印象を与えますよね。

面接官からすかさず突っ込まれるでしょうし、何より志望度が低いと捉えられかねません。

曖昧な言葉に終始していないか

どの質問も、曖昧な言葉の多用は避けるようにし、曖昧な言葉を使う場合は必ず具体例や数値をあげるなどしてわかりやすくします。

例えば「あなたの長所はなんですか?」という質問に対して「協調性があることです。」と答える人は多いですが、これでは弱いでしょう。

協調性という言葉は人によって幅がありますし、具体的にどんな場面で、どのような協調性を発揮してきたのかを説明する必要があります。

「成果をあげました。」も同様に曖昧です。

どんな成果をあげたのか、数値を踏まえ、社外の人でも客観的にわかる成果のすごさを伝えたいですね。

ここでの練習方法としては、1つ1つの回答に対して「例えばどんなこと?」という面接官の質問を想定しておきます。

「エア面接」の中で常に「例えば?」と聞いてくる面接官を念頭に置いておき、聞かれる前に説明できるようにするのです。

これを繰り返していると、より具体的に答えられるようになります。

最後に

いかがでしたか?今回は、転職面接対策として、面接の準備・練習の具体的ステップと押さえておきたいポイントを解説しました。

面接対策はやるのとやらないのとでは全然違います。

本番では多くの人が緊張して答えがまとまらなくなりますから、ぜひ事前の対策を講じておきましょう。