転職面接の後に、面接をしてもらったお礼として「お礼メール」を送るかどうか迷うことがあります。

送った方が好印象で内定確率がアップするのか、それとも逆に迷惑なのか、悩みどころですよね。

そこで今回は、転職活動中のお礼メールについて、必要性や送るときの注意点などをご紹介します。

転職におけるお礼メールの必要性

企業の採用担当者にとって、お礼メールは「なくてもマナー違反ではないし、評価が下がることはない。ただし、もらって嫌な気はしない。」といった程度のものです。

転職面接で実際にお礼メールを送ってくる人も、全体の1割くらいと、送らないケースが圧倒的に多いもの。

選考を大きく左右するとまでは考えなくて大丈夫です。

お礼メールを送る時間がない、大事な面接後に送り忘れてしまった場合でも心配する必要はないでしょう。

とはいえ、全く同じスキルや経験値の人が最終面接まで残った場合、お礼メールの有無が合否をわける可能性はあります。

送るか送らないかで言えば、ケースに応じてお礼メールを送るのはおすすめできると言えます。

お礼メールを送る場合、送らない場合

面接後にお礼メールを送るかどうかは、応募する企業やメールのやり取りをする相手が誰かによって使い分けてみてもいいでしょう。

お礼メールを送る場合、送らない場合とその理由を紹介します。

企業規模が比較的小さくアットホームな場合

応募した企業の規模が比較的小さめで、面接官とメールのやり取りをする人が一致している、企業の雰囲気がアットホームな場合、お礼メールには一定の効果が見込めます。

主な理由は下記のとおりです。

  • それぞれの応募者がどんな人か面接官がよく覚えている
  • 面接官と連絡係が同一のためメールのやり取りも選考の判断材料になる
  • スキルや経験以上に人柄を重視する

規模が小さめな企業では、募集人員も応募者数も多くなく、面接に来た人1人1人が印象に残りやすくなります。

お礼メールでダメ押しすることで好感をもち、「やっぱりあの人がいいな。」と決め手になる可能性があります。

スキルや経験は書類選考である程度ふるいにかけていますから、見られるのは人柄。

お礼メールによって、自社の温かい雰囲気に馴染みやすいと思われる可能性があるのです。

企業規模が大きい場合

応募する企業の規模がそれなりに大きい場合、お礼メールは送ってもあまり意味がないと言えます。

その理由としては、下記のようなことが考えられます。

  • 大量のメールに埋もれるため効果が薄い
  • 多忙な人事担当者にとってはメールを処理する時間すら惜しい
  • 応募者とのやり取りをする人と面接官は別の可能性が高い

規模が大きい企業では、毎年の新卒採用や人事異動がおこなわれます。

採用担当者は中途採用だけでなく、来年度の新卒採用や異動対応も同時におこなうなど、多忙を極めていることでしょう。

メールのやり取りも頻繁に発生しており、毎日多数のメールを処理することになります。

また、比較的規模の小さい企業では、面接官が直接応募者とやり取りをすることがありますが、規模が大きい企業は別。

人事課の中でも、一般社員に応募者との日程調整や連絡を任せ、実際に面接を担当する課長クラス以上は、直接メールのやり取りをおこなうことはあまりありません。

お礼メールを見た一般社員が、上司にお礼メールがあったことを報告するとも限らないのです。

お礼はやっぱりメールがいいの?

面接をしてくれたことへのお礼は、メールがもっとも適しています。

メール以外の方法では、手紙、電話、直接訪問といったものがありますが、右へ行くほど相手への負担が大きくなると思っておきましょう。

手紙の場合は届くまでに時間がかかり、ほとんど意味がありません。

電話や直接訪問は相手の貴重な時間を突然奪うということなのでやめましょう。

メールであれば、相手のタイミングで見てもらうことができますし、押しつけがましい印象もなく適度な好感を保てます。

とはいえ、メールを送るタイミングはいつでもいいわけではありません。

面接が終わって帰宅したらすぐに送ることを心がけると、印象に残りやすく、営業時間外に送るといったマナー違反を回避することができます。

お礼メール作成時のポイント

お礼メールの内容は、面接を終えて感じたこと、会話の中で印象に残ったことなどを丁寧に伝えれば十分です。

内容は長くなり過ぎず、お礼のメールであることがわかりやすい文面にしましょう。

気をつけたいポイントとしては、内容もさることながら、件名が重要。

返信が必要なメールなのかを瞬時に判断するために件名をチェックしますから、誰からの何のメールなのかがわかる件名にしてください。

「〇月〇日 二次面接のお礼(氏名)」 など、シンプルにまとめるのがいいでしょう。

簡単ではありますが、下記にお礼メールの例文を紹介します。

<お礼メール例>

株式会社〇〇
人事部 人事課 △△様

いつもお世話になっております。
本日、営業職の面接をしていただきました、〇〇と申します。

本日はお忙しい仲、貴重なお時間をいただきまして誠にありがとうございました。

△△様のお話を伺う中で、貴社の「お客さまと寄り添うサービスを」 という理念にもとづいた姿勢に感銘を受け、一層志望意欲が高まりました。

このたびの面接が良い結果となりましたら、貴社に貢献できるよう努力していくつもりでおります。

取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたく、メールさせていただきました。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

氏名
メールアドレス
電話番号

お礼メールに対しての返信にはどう対処する?

企業の人事担当者によっては、丁寧に返信してくれることがあります。

この場合、応募者である自分が目下の立場にあたります。

相手の返信が短くそっけなかったとしても、しっかり返信しましょう。

「丁寧なお返事をありがとうございました。次回の面接を楽しみにしております。」など、短くていいので返すのがマナーです。

お礼メールを送るべきか迷ったら

転職エージェント経由で応募していると、転職活動中に感じるちょっとした疑問や不安について相談することができます。

面接後にお礼メールを送った方がいいかどうかも聞いてみるといいでしょう。

企業の採用担当者と密接にやり取りをしている中で、お礼メールが好まれやすいかなど、細かい情報を教えてくれることもあります。

転職エージェントを利用すると、求人紹介だけでなく転職活動中に困ったときにも頼りになるのはメリットですね。

転職エージェントを使って効率的に転職しよう

いざ転職をしようとしても転職活動はやることが非常に多いです。

求人探し、応募書類の作成、面接対策などなど・・・

転職活動の準備だけで疲れてしまいますよね。

そこでオススメの方法は、転職エージェントを使った転職活動です。

面倒な作業を、全てプロに任せることができます。

転職を検討する人は、使った方が断然便利なサービスです。

転職エージェントって何?

転職エージェントとは、企業と求職者のマッチングを行う人材紹介サービスです。

転職のプロが転職成功のサポートをしてくれます。

例えば・・・

  • 求人選び
  • 非公開求人の提供
  • 会社の裏情報も分かる
  • 応募書類の作り方
  • 面接対策
  • スケジュール調整
  • 年収交渉

このような面倒なことも、転職エージェントは全てサポートしてくれます。

「でも、利用料金が高いのでは?」

心配いりません。転職エージェントの利用に料金は一切かかりません。

転職エージェントは無料で使える

転職エージェントの費用は、成功報酬として採用した企業が支払う仕組みです。

そのため、転職者の利用料は0円、無料で利用することができます。

無料なので、利用することにリスクはありません。

自分の市場価値に合った転職先が見つかる

業界・職種に対する専門的な知識をもった、実績豊富なキャリアアドバイザーが徹底サポート。

ご自身の経験や思考・スキルを総合的に判断して、最適なキャリアプラン・転職先を見つけ、転職の成功に導きます。

現状より好条件の企業、年収アップが可能な業界や職種も見つかりやすくなり、思いもよらなかった業種、違う職種に出会えます。

非公開の求人に応募できる

転職エージェントの求人は、80-90%が公開されていない非公開の求人です。

ハローワークや転職サイトでは見つからない、優良な求人を見つけやすくなります。

転職エージェントを利用していないと、応募ができない求人も多数あるため、自分で求人探しをするより多くの会社が見つかります。

応募企業の裏情報を知ることができる

求人票だけではわからない、業界の動向や企業の方向性、成長性の情報。

転職企業の社風、社内の雰囲気、といった裏情報まで、幅広く教えてもらえます。

全ての求人は転職エージェントが審査済みのため、怪しい会社やブラック企業に引っかかる心配もありません。

書類選考の通過率が格段にアップ

キャリアアドバイザーが履歴書・職務経歴書を書くためのサポートを行ってくれます。

一人悩むことなく応募書類が作成ができるだけでなく、プロの目線から人事担当者を引きつける書き方を教えてくれます。

プロに添削を受けた応募書類により、書類選考の通過率が格段にアップします。

しかも、履歴書・職務経歴書は使い回せるので、応募企業ごとに用意する必要がなく手間が省けます。

面接対策もバッチリ

面接に不安を感じる方のために面接指導を行ってくれます。模擬面接で予行演習も可能です。

応募する企業の面接情報や過去の質問事項・注意点なども事前に教えてくれます。

万全の面接対策により、本番の面接に安心して望むことができるでしょう。

面倒な企業とのやりとりは全てお任せ

在職中に転職活動をする場合、平日の仕事中に転職先企業と連絡がとりにくいのが普通です。

しかし、転職エージェントを使えば、面接スケジュール調整や連絡事項などは不要です。

転職企業とのやりとりは全てお任せできます。

入社日の調整、退職手続きのアドバイスまで、転職完了まで全面サポートしてくれます。

年収アップや待遇の交渉も可能

一人で転職活動をする場合、応募先の企業に年収・待遇の交渉は言い出しにくいですよね?

こういったデリケートな交渉も、全て転職エージェントに任せることができます。

おすすめの転職エージェントは?

転職エージェントはdoda がおすすめです。

dodaは業界最大級の求人数を誇る、転職エージェントの大手です。

「転職について分からない」「初めての転職」という方から「もう一度転職」という方まで、しっかりサポートしてくれます。

業界トップクラスの求人数

190,000件以上の求人数があるため、どの業界でも求人探しに困ることがありません。

多くの求人情報を比較・検討することができるため、年収アップや理想の待遇の会社が見つけやすいです。

doda限定の求人も多数あり、他では応募できない求人に出会うことができます。

約8割は非公開求人。あなたの天職は、公開されていない求人にあるかもしれません。

転職市場に精通したプロフェッショナルのサポート

業界・職種に対する専門的な知識をもった、実績豊富なキャリアアドバイザーによる安心のサポート。

自分が自覚していない、転職に有利なスキルや強みを導き出す手伝いをしてくれます。

ご自身の経験や思考に応じて、最適なキャリアプラン・転職先を見つけ、転職の成功に導きます。

キャリアアドバイザーからも、転職先の企業に強みをアピールしてくれます。

企業との交渉は全てお任せ

面倒な面接のスケジュール調整や、企業とのやり取りも全てお任せできます。

言いづらい年収交渉や、転職先に求める希望・要望なども、お任せできるので安心です。

他社では教えてくれない社風や残業時間の詳細など、転職先の情報提供もしてくれます。

入社日の調整、退職手続きのアドバイスまで、転職完了まで全面サポートしてくれます。

転職のプロを味方につけよう

一人で転職活動をする場合、孤独な戦いになります。

不採用が続いたり、悩んだ時にも誰にも相談できません。

転職エージェントを使うことで、いつでも転職のプロに相談できる環境が手に入ります。

プロの転職エージェントを味方につけることで、一人で転職活動をするよりも、安心して効率的に転職活動ができます。

心強い転職エージェントと一緒に、転職を成功させましょう。

公式サイトはこちら

転職エージェントの利用は全て無料です。まずは相談だけで利用するのもいいと思います。

プロに相談することで、新たな未来が切り開けるかもしれません。