低賃金や待遇の悪さから離職率が高いと言われる保育士の仕事。

子供が好きで保育士になったけれど、仕事として続けていくのは難しいと考える方も多いでしょう。

保育士職を手放すことは勿体ないと言われますが、自分自身が納得して働けないなら他職種への転職も悪くはありません。

保育士の転職先はさまざまありますが、女性やファッション好きの方に人気なのは子供服売り場の販売員です。

保育士としての経験を活かせることができ、好きなファッション業界で働ける楽しさもあります。

そこで今回は、子供服販売員に転職を考える保育士のために、保育士と子供服販売員の違い、転職に必要なことを紹介します。

保育士と子供服販売員、働き方や待遇面に違いはあるの?

保育士が子供服販売員に転職すると、勤務時間や勤務日、待遇面にどんな違いがあるのでしょうか。

生活スタイルそのものが大きく変わる可能性もあるため、よくイメージしておきましょう。

勤務時間や勤務日が変わる

保育士の勤務時間は、施設形態にもよりますが、午前7時~午後7時くらいまでの間でシフト制になっているところが多いです。

閉園した後も事務作業や片づけが残っていますし、延長保育に対応している場合は夜10時くらいまでの勤務もあります。

勤務日は平日を基本とし、土曜保育をおこなう施設だと土曜出勤もあります。

土日休みか、日曜日と平日1日休みの週休2日というケースが一般的。

近年は保護者の要望によって早朝や深夜、休日にまで保育士の勤務時間や勤務日が拡大されつつあります。

一方、子供服販売員は午前10時~午後10時くらいまでの間でシフト制を採用されるケースが多いです。

百貨店やファッションモールの営業時間に合わせた勤務体系となるため、保育士に比べて勤務時間帯が後倒しになります。

アパレル業界は土日祝日がほとんど出勤となる点が、保育士と大きく異なる点でしょう。

正社員の給与に大きな違いはない

保育士の給与は、厚労省が公表しているデータによれば、公立287,431円、私立255,415円となっています。(賞与含む)

平均勤続年数が公立11.8年、私立8.5年であることを踏まえて考えると、10年前後のベテラン保育士でも年収350万円未満になる計算です。※

勤続年数が短い保育士であれば年収200万円台も珍しくなく、問題視されている保育士の低賃金は、実際問題としてやはりあるようです。

※参照:厚労省「幼稚園・保育所等の経営実態調査」
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/163-1.html

一方の子供服販売員ですが、子供服販売員に限定したデータはないものの、各求人媒体で募集されている求人票を比較すると月収16万円~21万円程度となっています。

20万円以上もらえるのは、すでにアパレル業界で店長クラスの経験がある人にほぼ限られており、未経験から子供服販売員になるには、月収20万円未満がほとんどだと思っておきましょう。

保育士の給与と比べてみても、両者ともに大きな違いはありません。

施設や勤務先のアパレルショップごとに違いがありますが、どちらも稼げる職種とは言えないでしょう。

その代わり、大好きな子供と接することができるやりがいや、仕事の楽しさに重点が置かれる職種と言えます。

福利厚生も似たりよったり

保育士と子供服販売員の福利厚生については、両者とも目立った福利厚生はなく、健康診断や交通費支給などの基本的なものに限られています。

保育園は国からの補助や公定価格である保育料で運営費をまかなうため、必要最低限の福利厚生しか与えることができません。

子供服販売員については、アパレル業界自体の不振やネットショップの台頭もあり、子供服に限らず従業員への還元度は低いものとなっています。

保育士と子供服販売の働き方による違いは勤務時間と勤務日

ここまで、保育士と子供服販売員の働き方や待遇面の違いを見てきましたが、待遇面の違いはそれほどありませんでした。

保育士が給与や待遇の悪さを理由に転職するなら、子供服販売員になっても満足度が得られにくいと思っておきましょう。

主には勤務時間や勤務日に違いがでやすいため、保育士の勤務時間や勤務日に不満がある方は納得できる要素になります。

保育士が子供服の販売員になるメリット

保育士が転職して子供服売り場の販売員になるには、さまざまなメリットがあります。

給与や待遇の違いはなくても、トータルで考えてみると転職する価値はあると言えるでしょう。

ここでは、保育士が子供服販売員になるメリットを紹介します。

子供の相手に慣れているため接客で評価されやすい

保育士が子供服の販売員になる大きなメリットは、子供と保護者に接するスキルが身についている点です。

子供服売り場には子供連れでの客が多いため、子供への接し方が上手な販売員が求められます。

子供はすぐに飽きて走りまわったり、騒いだりしてしまうものですが、保育士経験があれば子供を上手に誘導することができるでしょう。

子供だけでなく、購入を決定する大人への接し方に長けているのも保育士の強みです。

保育士のメイン業務に保護者対応もありますので、子供服販売においては、購入決定者である大人へ上手く接することができることで、売上アップに貢献できるでしょう。

子供服の特性を実体験から説明できる

子供服販売員になる方にはファッションが好きという方も多いですが、大人服と子供服とでは違う点が多くなります。

保育士は子供がどんなときに服を汚すのか、思い切り遊んでも危険がない服や子供の敏感な肌に合いやすい素材は何かなど、子供や保護者目線で服を説明することができます。

単にファッション性だけでなく、保育士として現場で得た経験を元にアドバイスできれば、より説得力があり、購買決定の後押しとなるでしょう。

保育士よりキャリアアップしやすい

保育士のキャリアアップは、主任保育士になるか園長を目指すといった方法になり、現実的になれる人は多くありません。

現場で保育士として働き続けるのが一般的で、女性が多い特性上、結婚や子育てなどを機に保育士を辞める人が多いです。

子供服販売員の場合まずは店長を目指すという明確なキャリアパスがあり、その先もバリバリ働きたい方なら、エリアマネージャーやバイヤーなどを目指す道もあります。

子供服メーカーは複数の百貨店やファッションモールで店舗展開していることもあり、新店舗オープンなどの際に声がかかることもあるでしょう。

アパレル業界でのキャリアアップは決して簡単ではありませんが、保育士に比べれば目標設定をしやすいと言えるのではないでしょうか。

きれいな場所で仕事ができる

保育士の仕事は子供と一緒に遊んで泥だらけになる、子供が食事をこぼす、おねしょや嘔吐などで保育士自身も汚れることが多くなります。

保育士になる人が子供好きなので、それ自体が苦痛と感じることは少ないかもしれませんが、いつも服が整っており、きれいな場所で働く人をうらやましく感じる人もいるようです。

販売員の仕事は、百貨店やファッションモール内といったきれいな場所が勤務先ですし、仕事柄身なりには常に気を使う仕事です。

見た目が気になる、ファッションを楽しみたいという方にとっては、販売員の仕事は楽しさや満足感につながりやすいでしょう。

朝ゆっくり出勤できて通勤ラッシュがない

前述したとおり、子供服販売員の仕事は朝10時前後が勤務開始時間となり、保育士や一般企業で勤務するより遅めの時間帯です。

その分夜も遅くなりますが、毎朝の通勤ラッシュに巻き込まれないことで大きなストレスがなくなります。

自分自身が子育てしており子供を保育園に預ける場合でも、子供を送り届けてから出勤することができ、朝だけ時間に追われてバタバタする必要もありません。

保育士が子供服販売員に転職するときの注意点

保育士が子供服売り場の販売員に転職するには注意点もあります。

アパレル業界は憧れを持たれやすく、特に女性に人気の業界ですが、転職して後悔する人も多いですよ。

販売員になるデメリットや大変さもよく理解しておきましょう。

販売員は体力的に楽な仕事ではないと心得て

子供服販売員の業務内容で一般的にイメージされるのは、店頭での接客やディスプレイ、商品の整理などでしょう。

特に子供服売り場は大人用に比べてターゲットが限られるため、来客数が少なく、暇そうに見られることもあります。

しかし、子供服販売の仕事は接客販売のメイン業務に限らず、多岐にわたっています。

経験が浅いうちは、店舗裏の倉庫で商品整理を任されたり、商品搬入時に重たいダンボール箱を運ぶ、高い棚に商品を陳列する作業もあります。

1日中立ちっぱなしの仕事で足腰がパンパンになり、体力の負担も大きい仕事です。

店舗間の商品発送や売上集計などで事務作業も発生しますし、本社や顧客からの問い合わせ対応もあります。

忙しく動きまわる日が多く、暇で楽な仕事ではありません。

ノルマが課せられることもある

販売員には売上ノルマが課せられることがあります。

子供が好き、接客が好きという方でも、どうしても「売らなくてはならない。」とのプレッシャーに押しつぶされそうになることがあります。

ノルマの有無は店舗にもより、個人ノルマがある場合だけでなく、店舗ノルマを販売員全員で達成することを目標としている店舗もあります。

ノルマは目標設定になるため、前向きに捉えることができる方はいいのですが、人によっては苦痛に感じることがあるでしょう。

自分自身が売上ノルマにどういった感情を持つタイプか、よく分析することが必要です。

保育士が子供服販売員になるには何が必要?

保育士を辞めて子供服売り場の販売員になるには何が必要なのでしょうか。

保育士が転職でアピールできる経験や資質を解説します。

接客経験があると有利

保育士として子供や保護者と接していたことは大きなアピールポイントになりますが、さらに接客経験があると有利になります。

大学や専門学校卒業後すぐに保育士になった場合でも、学生時代のアルバイトで接客経験があれば伝えておくといいでしょう。

接客経験の中で何を気をつけていたのか、なぜまた接客をしたいと思ったのかなど、接客の魅力も説明できるようにしておきましょう。

アルバイト経験については、転職の場合、基本的に履歴書の職歴欄には書きません。

書類で伝える場合は、志望動機や転職理由など別の項目内でエピソードの1つとして伝えるといいでしょう。

なぜ子供服販売員になりたいのか理由を明確に

人事担当者にとって大きな疑問は、「せっかく保育士免許があるのになぜ子供服販売員になるのか?」という点です。

子供が好きというだけなら保育士の方が向いていると思われますし、保育士免許はすぐ取得できるものではないため、保育士職を手放すことの理由を知りたがります。

この裏には、「人間関係など、どこに行ってもある理由で辞めたのでは?」「保育士の仕事は低賃金で大変だと言われているから仕事の辛さに耐えられなかったのでは?」といった不信感があります。

保育士を辞めた理由はさまざまでしょうが、人事担当者が不安に思っている点を払拭できるよう、子供服販売員の仕事に就きたい理由を前向きに伝えましょう。

単に保育士の仕事が嫌だったという理由では採用されることは難しくなります。

子供服販売の仕事に惹かれた点や、やってみたい仕事などを伝えることが大切です。

売上に敏感であること

保育士と子供服販売の仕事で大きく異なるのは、売上が絡むサービス業であるかどうかです。

保育士は保育料がすでに決まっている中で、適切な保育サービスを提供する仕事ですが、子供服販売員はとにかく売上が求められます。

子供や保護者に感じのいい対応ができても、売れない販売員であれば一人前と認められにくいでしょう。

転職活動でも、売上への意識があるかどうかは人事担当者から気にされる点です。

販売員はいい商品を売ることで子供や保護者に貢献するのです。

この考え方をぜひ忘れないようにしましょう。

アパレル業界に強い転職エージェントを利用すべき

保育士が子供服販売員に転職するなら、アパレル業界に強い転職エージェントを利用しましょう。

保育士と販売員の仕事はやはり相違点も多く、アパレル業界事情を事前に把握する必要があります。

アパレル業界に強いエージェントなら、業界事情に精通しており、保育士としてのどんな点がアピールできるのかを一緒に考えてくれます。

残業の有無や給与など、応募先に聞きにくい情報も集めてくれますので、転職後のギャップを感じにくくなります。

最後に

いかがでしたか?

今回は保育士と子供服販売員の違い、転職に必要なことを紹介しました。

保育士と子供服販売員は全く別の職種ですが、共通点もあるため保育士経験を活かすことができます。

保育士からの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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