今の会社に不満を感じたり、新しい業界に興味があって転職を考えている場合、自分の健康状態について考えたことはありますか?

転職を考えるには自分の適性や能力ももちろん大切なのですが、自身の健康状態はどうなのかによっても、転職の結果や転職先が大きく変わってきます。

そこで今回は、転職と健康についてお話していきます。

仕事ができる人は健康そのもの!

仕事ができる人は健康であると言われますが、健康に対してどのように向き合っているのでしょうか。また、なぜ仕事ができる人は健康なのでしょうか。

自己管理能力が高く結果を残しやすい

仕事ができるということと健康であるということは非常に深い関係にあります。健康であるということはしっかりと自己管理ができており、仕事の中でもその管理能力は生かされます。

アメリカなどで肥満体型の人が就職しにくいと言われるのも自己管理能力を問われるからだそうです。

また、睡眠をしっかり取ったり栄養に気をつけた食生活を送ることによって仕事の効率がアップし、いざというときに踏ん張れる体力もつけることができます。

いくら頭が良くて素晴らしいスキルがあっても、健康で働くことができなければ無意味だということをよくわかっているのですね。仕事で結果を残し続ける人のほとんどは健康な理由がおわかりいただけましたか?

持病があっても諦めない

持病があってどうしても体が弱いという方も中にはいるでしょう。しかし健康になることを諦めないでほしいのです。

世の中には持病を持っていても何の病気もない人よりずっと健康的で生き生きと働いている人も大勢いるのです。

持って生まれた健康な体に甘んじて無茶な生活を送る人より、持病を持ちながらも健康に気を遣って生活している人の方がよっぽど自己管理能力があって仕事で力を発揮できるのです。

それに、持病を持ちながらもしっかりと働くその姿は周りの人たちの良きお手本になることでしょう。働き方や業務内容については医師と相談が必要かもしれませんが、諦めずに頑張れば仕事で能力を発揮することは十分可能です。

仕事ができる人は心の健康にも気を配っている

仕事ができる人は自身のメンタルケアもしっかり行うようにしています。

心の病気も働けなくなってしまう要因ですから、ストレスを溜めこまないように発散方法を持つ、困ったときには自分で抱え込まずに誰かに相談するなどして、心の病気にならないように気を付けています。

真面目な人は周りに頼むのが悪いと遠慮してしまう傾向にあります。

しかし、仕事ができる人というのは何でも一人でやれる人ではなく、人を使ったり頼ったりして周囲と協力しながら、大きな成果を上げられる人のことではないでしょうか?

気持ちを楽にするためにも人を頼ることを覚えましょう。

転職を成功させる秘訣は健康にある理由とは?

健康であるということは仕事ができる大きな要因になるだけでなく、転職活動においても大きな影響を与えます。一体どういうことなのでしょうか。

健康でないと転職できないことも考えられる

雇い入れ時の健康診断は会社の義務ですが、この結果が良くないことによって採用が見送られることがあります。

基本的には健康診断の結果で採用を取り消すことはあってはなりませんが、それがその業務を遂行するのに不可能な健康状態であれば採用が取り消される可能性は十分にあります。

企業によってはあらかじめ「健康診断の結果によって業務遂行が不可能であれば、採用を取り消す可能性がある」と書面で同意を求めるケースもあります。

ひどい話だと思うかもしれませんが、企業としても働くことのできない人を雇うことはできませんし、応募者側も自身の健康状態を把握しておく必要はあるということです。

健康であることは転職に有利

健康であることは転職活動においても非常に有利に働きます。

金銭的な面での安心のためにも仕事をしながらの転職活動が常識ですが、仕事の合間や仕事後に行う転職活動は体力勝負の面もあり、体が弱くて日々の仕事で精一杯というようではスムーズな転職活動が行えないからです。

また、せっかく面接の機会が立て続けにもらえたとしても、体調が悪くて行けないなどではチャンスを棒に振ってしまうことにもなります。

こう考えると転職活動を成功させて希望の企業に転職するために健康であることは非常に重要になります。

面接でもアピールポイントになる

企業としては毎日アクティブに働くことのできる人材が好ましいのは言うまでもありません。

休みがちでなかなか仕事の成果を上げられないよりも、バリバリ働いて企業の業績アップに貢献できる人に給料を払う方がよっぽどコストパフォーマンスが良いからです。

そのため、転職活動の面接でも健康であることはアピールポイントになります。普段から健康に気を遣って運動を定期的にしていることや、自炊が得意なことなどを面接時の会話の中で言うことで面接官の安心材料になりますし、好感も持たれることでしょう。

仕事で結果を残したのならさらなるステップアップも

前述したように、仕事ができる人は健康に気を遣っていることがほとんどです。仕事でも結果を残したという人も多いと思いますから、転職活動時には自身の能力をしっかりとアピールしましょう。

前職で得た経験やスキルを次の職場でどのように活かすことができるか、具体的なエピソードなどを交えて面接官が想像しやすいようにアピールすることがポイントです。

今からでも遅くない!健康に気を配ろう

ここまで健康の大切さをお伝えしてきましたが、これまでの生活習慣の乱れが原因で不健康になってしまったという方は今からでも遅くありません。

転職して新しい道を歩き出そうとするこの機会に、心と体もリセットして健康になるように生活を一新させましょう。

適度な運動を心がけてバランスの良い食事を取るようにするなど、特別な道具やお金がかかることは何一つありません。

心がけ次第で健康に近づくことは十分に可能です。転職を成功させてより良い未来を手に入れるためにもご自身の体と心と向き合ってみてください。

さらに転職活動をスムーズにさせるには

健康になって転職を成功させるためのさらなるサポーターになってくれるのは転職エージェントです。

担当のキャリアコンサルタントから面接時のアピール方法や応募書類の添削などを受けることができます。登録は無料ですから活用してみてください。

最後に

いかがでしたか?

今回は健康が転職を成功させる秘訣となる理由についてお話してきました。

転職と健康は一見関係のないように見えるかもしれませんが、実は深い関係があったのですね。健康に気を配り、ご自身の転職活動に是非役立ててください。