弁護士事務所などで、弁護士の補助業務に携わるパラリーガル。

弁護士と依頼主の相談に同席して記録を取ったり、弁護士の監督の元、法律や判例などの調査や書類作成を行うなど、その仕事は多岐に渡ります。

仕事の内容に関しては、弁護士の考え方や事務所の方針によるところが大きいのですが、弁護士ではないため弁護士の仕事を代行することはできません。

弁護士がいない場所で法律の相談に乗ったり、書類を作成することは禁じられています。

今回は、そんなパラリーガルの仕事の大変さや転職するときの注意事項、転職に成功して年収アップを目指す方法についてご紹介していきます。

パラリーガルの仕事の大変さとは?

c116114
パラリーガルの仕事はどんなところが大変なのでしょうか?

考えられるデメリットについてご紹介していきます。

給料や待遇は決して恵まれていない

パラリーガルの給料や待遇については、弁護士事務所の規模や経営者である弁護士などの考え方によるところが大きいので、一概には言えません。

しかし、一般的には、一般事務などと同レベルの給料の場合が多く、その給料や待遇は恵まれていると言えないようです。

弁護士事務所は個人経営のところが多く、給与だけでなく賞与や福利厚生などの充実は難しいようです。

法律の専門知識を覚えることも多く、大変な仕事の割に給料や待遇が恵まれていないのはデメリットです。

弁護士の考え方や仕事の方針に合わせる必要がある

パラリーガルの仕事は基本的に弁護士の考え方や仕事の方針の元、弁護士の補佐をする仕事です。

そのため、自分で仕事のやり方を定めたり、ペース配分を自由に行うことが難しい場合が多いです。

特に弁護士との相性が重要なので、どんな弁護士にも合わせられる柔軟な対応力を持っている人でないと、合わずに辞めてしまうということも少なくないです。

また、イメージにあるかもしれませんが、弁護士は司法試験を勝ち抜いた根性と頭の良さがある人なので、普段接する人たちとは少々違う個性がある場合も多いです。

中には非常にクセが強かったり、パラリーガルに対して上から目線で接してくる人もいます。

弁護士との相性が合わない場合には、仕事のモチベーションに大きく影響してしまうことになります。

弁護士秘書がいない場合には秘書業務も任せられる

a28b

パラリーガルと弁護士秘書では、弁護士の近くで働く事務系の仕事に携わる人という意味ではよく似た職業です。

弁護士秘書は弁護士の身の回りの世話や宿泊や交通手段の手配、スケジュール管理などを行います。

一方、パラリーガルは法律に関する専門的知識を身につけているため、専門的知識を使いながら、弁護士業務の補助をすることができます。

司法試験を目指しながら働いていたり、司法書士や行政書士など他の士業を兼ねながら、パラリーガルを行っている人もいます。

しかし、弁護士の考え方によっては、弁護士ではない以上、パラリーガルも弁護士秘書も任せる仕事は同じという場合があります。

これは、専門的知識を持つパラリーガルにとっては少々屈辱的なことす。

本当はもっと専門的な仕事に携わりたいのに、お茶出しばかりやらされる…と感じる人もいます。

ただし、弁護士秘書は弁護士秘書で知識や経験がいることなので、どちらがすごいとか難しい仕事だとかは一概に言えることではありません。

重たい悩みを抱えるクライアントに対応するストレス

弁護士事務所に法律の相談をしてくる人たちは、多くが深い悩みを抱えていたり、非常に困っている状況で助けを求めにきています。

そのため、精神状態が不安定だったり、中には急に怒鳴ったり泣き出したりする人もいます。

パラリーガルが一人でその対応をするわけではありませんが、電話での対応や簡単な書類の受け渡しなどで接する機会もあります。

その人たちの状況を目の当たりにするということはよくあることです。

法律を扱う場所で働く以上は仕方のないことなのですが、依頼主の悲しみや怒りを自分自身も感じとってしまい、精神的に負担に思う人もいます。

パラリーガルの転職で注意したい点や転職先について

c1161133

パラリーガルの転職にはどんなことに気を付ければ良いのでしょうか?

また、その転職先として考えられる場所についてもご紹介していきます。

弁護士事務所を代えて、パラリーガルとして転職するときの注意事項

仕事自体にはやりがいを感じているけれど、弁護士と相性が合わないという場合には、弁護士事務所を変えるという方法で、働きやすくなる可能性があります。

パラリーガルとしての経験があれば採用に結びつきやすいですし、事務所によっては年収がアップすることもあります。

ただ、特に地方などの場合には、弁護士事務所が集まっている地帯があったり、弁護士同士のつながりが深かったりすることもあります。

そのため、辞めた弁護士事務所の弁護士と顔を合わせる機会がないとも言えません。

世間は狭いという認識を忘れずに、その程度のことは覚悟しておく必要があるかもしれません。

できれば、退職理由として事務所の地理的問題や、家庭の事情で一旦辞める必要があるなど、円満退職をしておくのが良いでしょう。

本当の理由が弁護士への不満だったとしても、それを思い切り伝えて退職するなど、お互いに溝ができるような別れ方はしない方が無難です。

法律に関わらず働きやすさを重視するという選択も

法律に関わらず、残業がないことや仕事の負担を減らしたいという場合にも、パラリーガルは事務系の転職は比較的しやすいと言えます。

残業が少ないなどの条件の良い、一般事務などへの転職も良いのではないでしょうか?

弁護士事務所で働いていたため、一般常識がない人であるということも考えにくいですし、パソコンや書類作成にも携わることが多いパラリーガルですから、一般事務の仕事を覚えることも難しくはないでしょう。

前職がパラリーガルであるということは、企業側からも「しっかりしそうな人」という印象を持たれやすいです。

それに、身につけた法律の知識はどんな仕事でも役に立つことがあります。

特に事務系の職員が法知識が豊富であれば企業としても助かりますし、他の一般事務に比べて仕事の幅も広がるのではないでしょうか?

年収アップを目指すなら大企業の法務へ転職

c1161131

パラリーガルとして法律に関する専門知識をせっかく身につけたのに、年収が上がらないのがやはり不満という場合には、大企業などの法務やコンプライアンス部門で活躍するという手もあります。

扱う法律や内容は全く違いますが、パラリーガルとして弁護士補佐をしてきたということは評価の対象になります。

企業側としても、法律の専門知識が豊富である人を採用したいということは大いに考えられます。

大企業であれば給料や待遇などに期待ができますし、働きやすい環境の場合も多いです。

また、弁護士と密接に関わる仕事にストレスを抱えていたという場合にも、様々な人と一緒に仕事ができるということで気持ち的な余裕も生まれます。

転職エージェントを使って効率的に転職しよう

いざ転職をしようとしても転職活動はやることが非常に多いです。

求人探し、応募書類の作成、面接対策などなど・・・

転職活動の準備だけで疲れてしまいますよね。

そこでオススメの方法は、転職エージェントを使った転職活動です。

面倒な作業を、全てプロに任せることができます。

転職を検討する人は、使った方が断然便利なサービスです。

転職エージェントって何?

転職エージェントとは、企業と求職者のマッチングを行う人材紹介サービスです。

転職のプロが転職成功のサポートをしてくれます。

例えば・・・

  • 求人選び
  • 非公開求人の提供
  • 会社の裏情報も分かる
  • 応募書類の作り方
  • 面接対策
  • スケジュール調整
  • 年収交渉

このような面倒なことも、転職エージェントは全てサポートしてくれます。

「でも、利用料金が高いのでは?」

心配いりません。転職エージェントの利用に料金は一切かかりません。

転職エージェントは無料で使える

転職エージェントの費用は、成功報酬として採用した企業が支払う仕組みです。

そのため、転職者の利用料は0円、無料で利用することができます。

無料なので、利用することにリスクはありません。

自分の市場価値に合った転職先が見つかる

業界・職種に対する専門的な知識をもった、実績豊富なキャリアアドバイザーが徹底サポート。

ご自身の経験や思考・スキルを総合的に判断して、最適なキャリアプラン・転職先を見つけ、転職の成功に導きます。

現状より好条件の企業、年収アップが可能な業界や職種も見つかりやすくなり、思いもよらなかった業種、違う職種に出会えます。

非公開の求人に応募できる

転職エージェントの求人は、80-90%が公開されていない非公開の求人です。

ハローワークや転職サイトでは見つからない、優良な求人を見つけやすくなります。

転職エージェントを利用していないと、応募ができない求人も多数あるため、自分で求人探しをするより多くの会社が見つかります。

応募企業の裏情報を知ることができる

求人票だけではわからない、業界の動向や企業の方向性、成長性の情報。

転職企業の社風、社内の雰囲気、といった裏情報まで、幅広く教えてもらえます。

全ての求人は転職エージェントが審査済みのため、怪しい会社やブラック企業に引っかかる心配もありません。

書類選考の通過率が格段にアップ

キャリアアドバイザーが履歴書・職務経歴書を書くためのサポートを行ってくれます。

一人悩むことなく応募書類が作成ができるだけでなく、プロの目線から人事担当者を引きつける書き方を教えてくれます。

プロに添削を受けた応募書類により、書類選考の通過率が格段にアップします。

しかも、履歴書・職務経歴書は使い回せるので、応募企業ごとに用意する必要がなく手間が省けます。

面接対策もバッチリ

面接に不安を感じる方のために面接指導を行ってくれます。模擬面接で予行演習も可能です。

応募する企業の面接情報や過去の質問事項・注意点なども事前に教えてくれます。

万全の面接対策により、本番の面接に安心して望むことができるでしょう。

面倒な企業とのやりとりは全てお任せ

在職中に転職活動をする場合、平日の仕事中に転職先企業と連絡がとりにくいのが普通です。

しかし、転職エージェントを使えば、面接スケジュール調整や連絡事項などは不要です。

転職企業とのやりとりは全てお任せできます。

入社日の調整、退職手続きのアドバイスまで、転職完了まで全面サポートしてくれます。

年収アップや待遇の交渉も可能

一人で転職活動をする場合、応募先の企業に年収・待遇の交渉は言い出しにくいですよね?

こういったデリケートな交渉も、全て転職エージェントに任せることができます。

おすすめの転職エージェントは?

転職エージェントはdoda がおすすめです。

dodaは業界最大級の求人数を誇る、転職エージェントの大手です。

「転職について分からない」「初めての転職」という方から「もう一度転職」という方まで、しっかりサポートしてくれます。

業界トップクラスの求人数

190,000件以上の求人数があるため、どの業界でも求人探しに困ることがありません。

多くの求人情報を比較・検討することができるため、年収アップや理想の待遇の会社が見つけやすいです。

doda限定の求人も多数あり、他では応募できない求人に出会うことができます。

約8割は非公開求人。あなたの天職は、公開されていない求人にあるかもしれません。

転職市場に精通したプロフェッショナルのサポート

業界・職種に対する専門的な知識をもった、実績豊富なキャリアアドバイザーによる安心のサポート。

自分が自覚していない、転職に有利なスキルや強みを導き出す手伝いをしてくれます。

ご自身の経験や思考に応じて、最適なキャリアプラン・転職先を見つけ、転職の成功に導きます。

キャリアアドバイザーからも、転職先の企業に強みをアピールしてくれます。

企業との交渉は全てお任せ

面倒な面接のスケジュール調整や、企業とのやり取りも全てお任せできます。

言いづらい年収交渉や、転職先に求める希望・要望なども、お任せできるので安心です。

他社では教えてくれない社風や残業時間の詳細など、転職先の情報提供もしてくれます。

入社日の調整、退職手続きのアドバイスまで、転職完了まで全面サポートしてくれます。

転職のプロを味方につけよう

一人で転職活動をする場合、孤独な戦いになります。

不採用が続いたり、悩んだ時にも誰にも相談できません。

転職エージェントを使うことで、いつでも転職のプロに相談できる環境が手に入ります。

プロの転職エージェントを味方につけることで、一人で転職活動をするよりも、安心して効率的に転職活動ができます。

心強い転職エージェントと一緒に、転職を成功させましょう。

公式サイトはこちら

転職エージェントの利用は全て無料です。まずは相談だけで利用するのもいいと思います。

プロに相談することで、新たな未来が切り開けるかもしれません。