会社が行う隠蔽は小さいものから大きなものまで様々ですが、その大きさにかかわらず決してあってはならないものです。

例えば食品関係であれば賞味期限などを改ざんし、消費者を裏切るような行為を平気で繰り返すなどがあります。

それ以外の業界でも、長時間労働が慢性化しているにもかかわらずタイムカードを定時で押させて、残業代を支払わないなど悪質なものもあります。

そのような隠蔽体質は、従業員であれば気づくことがあります。

そんな会社の考え方に辟易し、もう我慢ができないという人も多いでしょう。

そうなったときにはどうするべきなのでしょうか?

上司に訴えるのはリスクがある


まず会社の悪質な隠蔽を見つけたときには上司に相談するという方法があります。

しかし、上司は管理職なので、従業員でありながら会社側の人間でもあるという両面を併せ持っています。

必ずしも正義感のある上司であるとは限りませんし、上司自身が隠ぺいに関与している可能性もあります。

下手に上司に相談することで、不利益な取り扱いを受ける可能性があるので、リスクがあることだと言えます。

勇気を出して内部告発するのもアリだが慎重に

悪質な隠ぺいが行われているのであれば、勇気を出して内部告発をするのはもちろん正しい行為です。

しかし、正しいからと言って必ずしも自分にとって幸せな未来が待っているとは限りません。

相手は組織ですから、一個人が内部告発をするには、かなり慎重に証拠などを集めて確実性の高いものにする必要があります。

また、世間的に会社が制裁を受けたとしても、内部告発をした以上、周囲がどう判断するかは社員によっても様々です。

内部告発をするべきかどうかはここでは述べませんが、慎重に行うべきことだということだけは確かです。

会社の隠ぺい体質を見てみぬフリをするとどうなる?

では、会社の隠ぺい体質を見てみぬフリをして、そのまま働き続けるべきかというと決してそうではありません。

見てみぬフリをすることでそのようなことが起きてしまうのでしょうか?

会社の信用が著しく失われて業績が悪化する

会社の隠ぺい体質はいつか必ず発覚するときがきます。

そうなったとき、会社の世間的な信用は著しく失われ業績悪化は免れません。

業績が悪化すれば当然そこで働く社員たちの給与や賞与にも影響がでてきます。

解雇整理などが行われて、突然職を失うリスクに直面する可能性もでてきます。

転職活動の際に不利に働くことになる

悪質な隠ぺいが発覚して業績が悪化してから会社に見切りをつけるのは遅すぎます。

その体質が世間的に知られることになると、そこで働く従業員はどうだったのか?と目を向けられることになります。

従業員が一切関わっていない隠ぺいは考えにくいため、何らかの形で関わっていた、あるいは知っていたのではないかと疑われることになります。

隠ぺいが発覚してから転職活動をしていても、「あの隠ぺいがあった会社の出身か…。」と思われることで、内定を得にくいという可能性もあります。

企業側としては、見ず知らずの人を従業員として雇うリスクがある以上、少しでも良くない可能性が感じられるときに、ふるいにかけやすい存在になってしまうということです。

発覚したときに犯人にされて人生を狂わされる

ニュースなどで隠ぺいが発覚したとき、特定の個人の責任にする企業の話はこれまでに何度も耳にしています。

また、直接関わっていなかったとしても、会社組織に隠ぺいの張本人に仕立て上げられてしまう可能性もあります。

犯人に仕立て上げられてしまうと、その事実の如何を問わず今後の人生が狂ってしまうことになるでしょう。

薄々気づいていながら気づかぬフリをしていると、自分がいつか後悔することになるかもしれません。

長時間に及ぶサービス残業によって体を壊し貯金も少ないという状況に

違法なサービス残業が慢性化している場合、目をつぶって我慢を続けているとどうなるでしょうか?

何時間働いても残業代がでないため、生活はいつまでたっても苦しい、貯金が一向に増えないということになります。

また、長時間労働がたたって体や心を病み、治療費などがかかるケースは本当に多いです。

例え会社の健康保険が適用されたとしても、給与の全額補償は受けられません。

体を壊しても代わりはいくらでもいますから、休職期間が終わると同時に会社に使い捨てされるのがオチです。

サービス残業を続けていて貯金がないから、収入源を失ったことでどん底の生活が待っていることも考えられます。

隠ぺい体質の会社からは早めに転職しよう


内部告発を慎重にするべきだが証拠が集まらないしリスクが高い、でも見てみぬフリはできない、そうなったら転職しかありません。

高いリスクを背負った会社を早めに転職して、部外者になるしか方法はないのです。

冷たい言い方のようですが、自分自身を守れるのは自分しかおらず、それが結果的に家族など大切な人を守ることにもつながるのです。

そもそも、隠ぺい体質の会社に魅力を感じるかと聞かれたら、NOと答える人がほとんどではないでしょうか?

そのような会社に長くいて働き続けたとしても、自分の人生は本当にこれで良かったのかといつか後悔するかもしれません。

転職は転職エージェントを利用しよう

隠ぺい体質の会社にうんざりしたら、転職エージェントに登録することから始めましょう。

具体的に動き出すことで今の会社への踏ん切りがつき、前向きに考えることができます。

また、告発を考えている場合でも次の仕事を見つけておけば堂々と辞めることもできます。

退職してからの転職ではブランクができてしまったり、経済的にもデメリットが大きいですから、できれば在籍中に転職先を決めておきましょう。

転職エージェントであれば、時間的な余裕が少なくても転職活動をすすめることができます。

あらかじめ希望の条件やスキルなどを登録しておくことで適切な求人を紹介してもらえますし、全面的なサポートを受けることで内定をもらいやすいという特徴があります。

転職エージェントの利用は無料ですから、ぜひ活用してください。