病気やケガによる療養のため前職を退職し、長期療養によるブランク期間ができてしまったという人は、転職面接で少なからず不利に働くことがあります。

しかしこれは療養自体が悪いのではなく、企業側にとっての不安要素があるということですから、その不安を払拭できさえすれば問題はないのです。

では、病気やケガによる療養でブランク期間がある人は、面接でどんなことに気を付けていけば良いのでしょうか?

療養期間がある人が聞かれる質問や答え方のポイントなども含めてご紹介していきます。

「療養期間中にどんなことをしていましたか?」という質問に対して

病気やケガによる療養があった場合は、自分自身のためにも正直にそのことを述べる必要があります。

退職理由やブランクがあった理由は必ず聞かれる質問なので、他の質問に対する答えとの整合性を保つためにも正直に答えておくことが無難です。

ただ、ブランク期間が長い場合は、療養期間中に何をしていたのかが面接官としても気になるポイントです。

その期間を何もせず過ごしていたのか、自主的に何かをやって目標を持って過ごしていたのかでは、面接官の印象が大きく異なるというものです。

この質問をされた場合は、「資格取得のための勉強をしていた。」「業界に関する知識を得るために本をたくさん読んだ。」等、復帰後の仕事につながる何かをしていたことを伝えるようにしましょう。

全く何もしてこなかったという人でも、これらは今からでも始められることです。

療養中から現在続けていることとして、仕事につながる努力をしていることをアピールしましょう。

志望動機を述べる際は熱心な企業研究を根拠とすること

療養期間の有無にかかわらず、転職面接では志望動機は必ず聞かれます。

志望動機を述べる際には、企業HPに載っていることをそのまま伝えるのではなく、自分なりの解釈や企業研究を元にした熱い志望動機でなければ面接官の心に響くことはありません。

さらに言うと、療養によるブランクがある人ほど企業研究の深さが大切になります。

なぜなら療養の理由によってはパソコンを使う、本を読むなどは簡単にできることがあり、その場合に企業研究がしっかりできていないと「時間はあったはずなのに一体何をしていたのでろう?」と思われてしまうからです。

つまり、仕事をしながら転職活動をしている人に比べて時間的な余裕があると思われるのがブランク期間がある人の特徴の一つだということです。

そのため事前準備がしっかりできていないことは不利に転ぶことがありますから、より熱心な企業研究が求められるということになります。

回復しているという現状についてはきちんと伝えておく

企業側は療養によるブランクがあったという事実よりも、現状として働ける状態にあるのかという点を気にします。

今は回復していて業務に支障がないということ、転職後に職場を抜ける可能性がないという点をきちんと伝えておきましょう。

療養期間が長かったという場合は、できる限り企業側の不安材料をなくすためにも細かく伝えておくことが好ましいです。

回復はしていても療養後の観察のため、現在も定期的な検診が必要な場合は、休日や時間外に行くことができる旨伝えておきましょう。

休日や時間外の検診が難しく、定期検診のため半日休みなどが必要な場合は、検診の頻度や時間などあらかじめ正直に伝えておく方が良いでしょう。

有休は基本的には転職してから半年間はありませんので、月に1度の検診など比較的頻度が多い場合には毎月欠勤が発生するからです。

欠勤理由を黙っておくことはできませんし、転職直後の大切な時期に「面接のときには検診が必要だと言っていなかった。」と思われてしまうと、転職先との信頼関係を築くことができません。

また、欠勤扱いになるかどうかは別にしても、就業時間中に仕事を抜ける可能性があるのであれば、「早めに出社して仕事を前倒しでやっておくつもりです。」などのように、他でカバーする意志があるということも伝えておきましょう。

単に「欠勤させていただく可能性があります。」ではあまりにも一方的で自分の都合を押し付けているだけのような印象を与えてしまいます。

仕事に対するモチベーションが維持できるということをアピール

仕事をしていない期間が長くなってきてその状況でも生活できてしまうと、仕事に対してのモチベーションを維持することが難しくなるのが人間というものです。

ブランク期間がなく高い意欲を持って取り組んでくれそうな人と、意欲的な面がどうなのか不安がある人とでは、前者の方を選びたいと感じるのは当然のことです。

面接官が感じやすいモチベーションに対しての不安は、こちらからしっかりと払拭しておきたいところです。

「療養期間中は仕事ができることの有難味を知り、自分は仕事が好きなのだと実感した。」などと、仕事をしたい気持ちが強くあることを伝えるようにしましょう。

さらに「療養期間中もスキルや知識を保つために勉強を継続していた」など、ブランク期間中も自身の能力が低下しないよう努力していたことも加えて伝えると、面接官の不安が払しょくできます。

精神的な理由で療養していた場合は?

前職を精神的なストレスなどが原因で退職した場合、療養期間が長引いてしまったということがあります。

この場合、面接で退職理由について聞かれて正直に精神的な理由と伝えてしまうと、不利になる可能性が高いです。

精神的な理由で療養していたということについては伏せた上で、「〇〇の勉強をするために退職して次の仕事へのステップにした。」「やりたい仕事があって探していた」など、自主的にブランク期間を作ったという風に伝えるようにしましょう。

嘘はつけない、ありがちすぎて良い退職理由ではないと思われるかもしれませんが、精神的理由と述べるよりはずっとマシというのが正直なところです。

この場合は、退職理由が苦しくても何とか乗り切って、スキルや能力をアピールすることで「貢献度が高い」という点でカバーしていくようにしましょう。

面接に不安が大きいという人は

ただでさえ久しぶりの仕事復帰に加え、療養期間中のことを突っ込まれたらどうしようと、面接に対しての不安が大きいという人も多いでしょう。

その場合は、一人でやみくもに転職活動をするのではなく、転職支援のプロである転職エージェントを頼るようにしましょう。

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特に療養期間が長かったという人はいかにして企業側を安心させるのかがポイントですから、利用されることをおすすめします。

最後に

いかがでしたか?今回は、病気やケガによる療養でブランク期間がある人の面接で気を付けたいポイントをご紹介しました。

ブランク期間はマイナス面ばかりを気にするという人も多いですが、その間に何をやって何を考えてきたのかを上手に伝えることでプラスのアピールをすることも可能になります。

面接官が納得できる答え方ができるよう、対策を講じておきましょう。

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