現職に不満があったりやりたいことがあるけれど転職に踏み切れない、もしくは転職活動をして内定をもらったけれど決めかねている、そんな悩みをお持ちではないですか?

転職は人生の大きな転機ともなるものなので悩む気持ちは十分に理解ができます。

しかし不安なことばかり考えてもきりがありませんので、転職してどうなりたいのかを思い返してみましょう。

そこで今回は、転職成功者たちから聞かれる「転職して良かった点」をご紹介していきます。

人間関係で悩むことが減った

会社を辞めたい理由の必ず上位に挙がる人間関係は、転職してもっとも変化が起きるものの一つです。

特にパワハラやイジメなどのひどい経験がある人は、ごくごく普通の親切な人たちに囲まれているだけで幸せに感じるというもの。

仕事内容以上に大切なポイントとする人も多いので、転職して変えることができるのは大きなメリットでしょう。

人間関係だけは入ってみなければ分からないのでは?という不安もあるでしょうが、職場見学や社風の確認など事前にできることもあります。

ある程度どんな人が集まっている職場なのかを調べておくだけでも違いますから、人間関係に不安があって転職に踏み切れない場合は、そのあたりをさらに確認してみましょう。

給与がアップ、もしくは安定した

給与が低くて生活が厳しい、仕事内容の割に給与が恵まれていないなど、給与に関しての不満はつきものです。

転職の絶対条件として年収アップを望む人も多いですから、給与がアップしたり福利厚生の充実で支出を抑えることができるのも大きなメリットです。

また、生活が安定するだけでなく、賞与なしから賞与ありの会社に転職したことで、親や子供に何かを買ってあげられるようになったなど、家族孝行もできるようになったという声も聞かれます。

年収アップにつながる転職を目指すのであれば、まずは自分自身のスキルや経験に沿った適性年収を知ることが大切です。

その上で足りないスキルがあれば補っていく、正当に評価してくれる企業を探していくなどしましょう。

ただやみくもに年収アップを望んでも、それが叶う状態に自分自身がなければ難しくなるという点は肝に銘じておくことも大切です。

残業時間が減ってプライベートが充実できるようになった

長時間労働が社会問題化しているとはいえ、具体的な改善策を講じているのはまだまだ一部の大企業や業界だけと思っていませんか?

確かに資金力もなく社会的影響力の小さい中小企業や同族経営の会社などでは、とにかく労働力を安く長く使うことに執着しがちです。

しかし、メディアに取り上げられるような大企業だけでなく、中小企業の役員、人事たちの間でもいかに長時間労働をなくすかは重要なテーマの一つとなってきています。

長時間労働削減に取り組んでいる優良企業も増えてきていて、転職して残業時間が減って良かったと感じている人も大勢います。

長時間労働を減らそうという風潮が強い今こそが転職のチャンスかもしれません。

休みが取りやすい環境になって肉体的に楽になった

休みの取りやすさや年間休日は業界によって大きく異なります。

同職種への転職であっても、業界を変えて仕事をするだけで休日が一気に増えたというケースもあります。

休日が増えるとプライベートで家族や恋人と過ごせる時間ができるだけでなく、やはり体を十分に休むことができたり、リフレッシュして生産性の高い仕事ができるようになりメリットが大きいです。

有休が取りやすいかどうかは職場の雰囲気にもよりますが、年間休日は募集要項等で十分に確認ができます。

一つの目安として年間休日が120日はあると休日に関しての不満を大きく持つことが少ないようです。

ぜひそのあたりを参考にして転職先を探していきましょう。

自分の本当の実力が把握できるようになった

転職を一度もしないで一つの会社に居続ける、それはそれで立派なことですが、自分のビジネススキルがどの程度なのか、本当の実力はどうなのかを知ることは難しいです。

転職をすることで他の世界を知ることができ、良い意味でも悪い意味でも自分の実力を把握できます。

転職して良かった点として、自分の実力を知れたことを挙げる人もいます。

自分の仕事力に悶々としていたという人は一歩外に出てみると、もっと大きな可能性があることに気づくかもしれません。

成功しても失敗しても、行動を起こさない限りは「あのとき行動していたら何かが変わっていたのかも。」という後悔をするときが来るのです。

下っ端から脱出しステップアップできた

大企業のように毎年新入社員が入ってくる企業であれば、社歴が上がるごとに後輩が増え、それに伴って教育係、役職とステップアップしていくことになります。

しかし、新卒の新入社員を雇う余裕がない中小企業では、いつになっても後輩が入社してこない、部署異動もないため自分がずっと下っ端ということはあります。

これは、自分自身の仕事の幅が広がらずできることが限られてしまう、同じ仕事ばかりでモチベーションが上がらないなど、良くない点が多いのです。

経験者として転職することで転職先の若手育成に関われる、自分も新しい立場になってキャリアを積んでいくことができるなど、転職してステップできたという人は多いです。

やりたい仕事に関わることができた

仕事をしていくうちに「もっとこんなやり方でお客様と接したい。」「あんな仕事をやってみたい。」と、自分の中でやりたい仕事への欲求が沸いてくることがあります。

そんな人は勇気を出して転職することで、仕事内容への満足度を手に入れたと言います。

人生の中でも大きな時間を占める仕事だからこそ、自分がやりたい仕事、興味のある仕事をやってみたいと思うものです。

他にやりたい仕事があるという方は、後悔しないためにも思い切って踏み出してみましょう。

転職エージェントに登録すると転職の全貌が見えてくる

何となく転職について考えているけれど具体的に何をすれば良いのか分からない、そんな人は転職支援のプロである転職エージェントを頼りましょう。

まずは登録だけでも良いのでしてみると、カウンセリングや適性診断等の様々なサービスを利用することができ、転職活動ですべきことが段々見えてきます。

もちろん具体的な求人探しを始めようと決心してからも全面的にサポートが受けられます。

漠然と転職に対して不安を持っているという方は試してみると良いでしょう。

最後に

いかがでしたか?今回は、転職成功者たちから聞かれる転職して良かったことをご紹介しました。

転職成功者たちが語る転職して良かったことは、ずばり転職の目的そのものにつながるものです。

転職という二文字がちらついたら、転職して果たしたい目的ってなんだろうと考えてみてください。

そのときには転職成功者たちが感じた良かった点が参考になるはずです。