転職組にとってはビジネスマナーは今までの社会人経験で十分に身についているもの、そんな風におろそかにしがちな面があります。

新卒であればビジネスマナーが分からないなど自覚があるため一生懸命調べたり気を付けたりするのですが、転職組は手抜きになるので要注意です。

ビジネスマナーができていないことで応募先から評価されず、内定をもらえないということはよくあるのです。

そこで今回は、ビジネスマナー違反で転職が失敗に終わったケースと、転職活動で役立つビジネスマナーの鍛え方についてご紹介していきます。

ビジネスマナーがない人は転職を失敗する

ビジネスマナーと言っても幅広いのですが、転職で失敗するケースとしては以下のように分類することができます。

  • 応募書類のマナー違反
  • メールや電話など連絡時のマナー違反
  • 面接での身だしなみが不適切
  • 挨拶や言葉遣いなど話し方のマナー違反
  • その他社会人としてのマナー違反

それぞれ具体的な失敗例をご紹介していきます。

応募書類のマナー

応募書類でビジネスマナー違反とされるケースでよくあるのは、証明写真が不適切、記載ミスを修正液で直してある、社名・資格などの書き方が正式名称ではないなど、非常に基本的なことができていないということです。

応募書類に汚れやシワがあるなど大人としてどうなのかというマナー違反もあります。

メールや電話など連絡時のマナー

応募に際して企業の人事担当者とメールや電話でのやり取りが発生することがありますが、面接でないからと言って不適切な対応をする人がいます。

多いのはレスポンスが遅すぎる、折り返しの連絡をするのに夜遅くに電話をかけてくるなど。

携帯連絡の場合に名乗らないで出るなど、人事担当者を「あれ?」と思わせてしまうのもビジネスマナーがなっていません。

面接での身だしなみ

人と会うときの身だしなみはビジネスマナーの基本です。

面接という場にかかわらず髪を明るく染めていたり長い前髪で不衛生な印象など、清潔感が感じられない人は第一印象でほぼアウトになります。

スーツのシワや足元など細かい点まで見られていますので細部にまで意識を向けるようにしましょう。

挨拶や言葉遣いなど話し方のマナー

挨拶や言葉遣いはビジネスマナーとして間違いなくチェックされています。

大きな声で感じの良い挨拶ができるのはもちろん、面接部屋に入る際のドアの閉め方、正しい敬語など要チェックポイントだらけです。

挨拶がしっかりできない、ドアをバタンと閉める、敬語の使い方が間違っているなど、ビジネスマナーのレベルが低いと判断されてしまうと、どんなに優秀な人でも不採用になります。

また、面接官だけでなく、受付をしてくれた人への挨拶や言葉遣いもしっかりと確認されています。

その他社会人としてのマナー

ビジネスマナー云々というより、社会人としてどうなのかと思われるマナー違反も転職組でも普通にやってしまう人がいます。

例えば面接に遅刻してくる、面接直前に日程変更を一方的に要求してくるなど。

子供でも分かるこれらのマナーはぜひ気をつけたいところです。

転職活動で役立つビジネスマナーはどう鍛える?

いまさらビジネスマナーを鍛えるなんてどうすれば良いのか分からないという人もいるでしょう。

ビジネスマナーを身につける方法をご紹介していきます。

会社で皆から尊敬されている人の立ち振る舞いを参考にする

今の職場の人のビジネスマナーを参考にして即実践していくと、働きながらビジネスマナーを鍛えることができます。

ただし、職場の人全員がビジネスマナーができているわけではないでしょうから、特に評価の高い人を参考にすべきです。

今の会社に一人ぐらいは、皆から尊敬されていて立ち振る舞いが素晴らしいという人はいないでしょうか?

そういった人の姿を参考にしてみると、自分にどんなマナーが欠けているのかが見えてきます。

秘書検定は勉強自体が役に立つ

ビジネスマナーを勉強したいというのであれば、秘書技能検定試験の勉強をするのはおすすめです。

役職者を相手にする秘書の教本ですから、どんな会社や立場の人にも通用するマナーが学べます。

秘書を目指さない人にもメリットが大きいですし、資格取得をしなくても勉強するだけで役立ちます。

秘書技能検定以外でも、今は書籍やインターネット等を利用していくらでもビジネスマナーの情報が手に入る時代です。

ビジネスマナーを学ぶことは、意欲さえあれば今すぐできることなので即行動に移しましょう。

ただし、個人のブログなどではなく、専門家の書籍や事業としてされているサイトなどを参考にする方が良いでしょう。

相手の立場に立って考える癖をつける

マナー違反を犯してしまう人は、そもそも相手の立場に立ってものごとを考えることができません。

ビジネスマナーと聞くと難しく感じるかもしれませんが、「相手が不快感を持たないためにはどうすべきか。」を常に考えていれば、大きなマナー違反を犯すことはありません。

相手の立場に立って考えている人は多少の言い方間違えをしても感じが良いですし、大きなマイナスポイントとなることはありません。

偉そうで横柄、自己中心的な態度の人であれば、小さなマナー違反を指摘されて不採用になるということがあるのです。

「会社によって違うよね。」ではなくどの会社にも通用するマナーを持つ

ビジネスマナーは社風や人によっても捉え方が異なるという考え方があります。

確かにA社では許されていたことがB社ではマナー違反とされるということはあります。

しかし、転職活動においてはこの考え方は一旦置いておきましょう。

必要なのは、「もっとも厳しい会社でも通用するビジネスマナー」です。

それさえ身につければ会社によってマナーの捉え方が異なっていたとしても、まずマナー違反で落とされることはありません。

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用して転職活動をしていくと求人紹介だけでなく、様々な転職ノウハウを提供してくれたりプロのアドバイスを受けることができます。

いまさらビジネスマナーをどう身につければ良いのか分からないといった悩みにも真摯に対応してくれ、適切なアドバイスをしてくれます。

最後に

いかがでしたか?今回は、ビジネスマナー違反で転職が失敗に終わるケースと、転職活動で役立つビジネスマナーの鍛え方についてご紹介しました。

ビジネスマナーは転職活動中であっても鍛えることは十分に可能です。

心がけ一つで良いマナーを身につけることができますので、転職成功のためにぜひ意識してみてください。