転職面接で必須のスーツをしっかりお手入れしていますか?

アパレルなど一部の業界以外では、スーツは間違いなく必要になります。

スーツは全体の印象を大きく変え、シワや汚れがある場合は面接官のマイナスポイントになる部分。

毎日のお手入れや管理をしっかり行うことで、清潔感のあるスーツスタイルを目指しましょう。

今回は、転職面接の必需品であるスーツの管理方法を紹介します。

悪印象なスーツのシワを作らないための管理方法

面接官は細かいところまで身だしなみをチェックしています。

気になるのはスーツのシワ。

髪型やメイクをいくら工夫したところで、シワが目立つスーツスタイルでは、細部に気を使えないビジネスマンだと思われ悪印象です。

スーツは汚れだけでなく、シワにも特に気を使いましょう。

ここでは、スーツのシワを作らないための管理方法を紹介します。

スーツ自体の重みでシワを伸ばす

疲れて帰ってくると、ジャケットを脱いだまま椅子の背にかけっぱなしにしたい気持ちは分かりますが、やはりすぐにハンガーにかけましょう。

ハンガーは型崩れを防ぎシワを作らないだけでなく、できてしまったシワを伸ばす効果もあるのです。

ハンガーにつるしておくことで、スーツ自体の重みで自然とシワが伸びるというわけですね。

パンツはひざの部分で折りたたんでしまうと線が入ってしまうことがあるので、パンツ用のハンガーに挟んでかける方がいいでしょう。

ただし、つるす向きは裾部分が上です。

アパレルショップなどではウエスト部分を上にしてあることが多いです、自宅で管理するときは裾を上にすることできれいにシワが伸びますよ。

スチームアイロンをかける

軽いシワであれば、霧吹きで少し生地を湿らせて自然乾燥させるだけでも効果が期待できます。

霧吹きでは伸ばせない強めのシワにはやはりスチームアイロンを利用しましょう。

スチームアイロンは一つ持っておくと便利です。

安いものなら3,000~10,000程度で購入できますし、ハンガーにかけたまま使えるハンディタイプなら、アイロンがけが苦手な人でも上手にシワ伸ばしができます。

シワができない素材のスーツを選ぶ

毎日のアイロンがけは大変ですから、最近は機能性を重視した「シワになりにくいスーツ」も販売されていて人気が高いです。

ハリ感のあるポリエステルを含んだ見た目が美しい生地を利用しており、安っぽさもありません。

お手入れが面倒という方はスーツ選びの際に機能性スーツを選んでみるのも一つですね。

スーツを長持ちさせるための管理方法

転職活動は交通費など細かい費用がかかりますし、退職後に活動する場合は極力お金を使いたくないですよね。

とはいえスーツだけはないと困りますから、長持ちさせることでコスパアップを狙いましょう。

ここからは、スーツを長持ちさせるための管理方法を紹介します。

毎日同じスーツは着ない

転職活動終盤だと面接が重なり難しいこともありますが、本来スーツを長持ちさせるには1日着用したら最低1日、できれば2日は休ませるのが好ましいです。

汗を吸った生地は毎日使うことで傷みやすくなってしまうので、転職活動用のスーツでも2着は用意しておいた方が結局長持ちしてコスパがよくなります。

スーツだけでなく革靴なども同様です。

帰宅したらブラッシング

雨で濡れたり汗をかいたりした日以外でも、スーツには目に見えないホコリやゴミがたくさんついています。

帰宅してそのままにしておくとシワや持ちの悪さにもつながるので、さっとブラッシングしてホコリやゴミを落とすようにします。

特に汚れやすい肩の部分や、着用時には気づけない後ろ部分もブラッシングしましょう。

スーツブラシの価格もピンキリですが、1,000~3,000円程度の価格帯で購入できるものも多いので、転職活動用に取り急ぎ必要ならば高いものを買わなくてもいいでしょう。

スーツブラシの質もいろいろですが、毎日きちんとお手入れする方が大切です。

型崩れを防ぐためにフィットしたハンガーを

せっかくのスーツも型崩れしては見た目が美しくありませんので、ハンガーにも一工夫しましょう。

ジャケットは肩幅にあっていて適度な厚みがあるものを。細い針金のハンガーは論外ですが、肩幅に合わず大きすぎるものも肩に変なクセがついてしまいます。

パンツはパンツ用の挟むタイプのものを利用、スカートもパンツ同様のタイプのハンガーを使い、ウエスト部分を挟んでつるします。

挟む部分の幅が調整できるタイプであれば、ウエスト幅にあわせて左右に引っ張ることで、スカートをピンっと伸ばすことができます。

クリーニングから戻ったスーツはすぐ袋から出す

自宅での洗濯が難しいスーツですから、クリーニングに出す人は多いですよね。

仕上がり品が戻ってくるときにはビニール袋がかけられていて、まるで新品のようないい気分がするものです。

ただし、クリーニングのビニール袋は保管用のスーツカバーのように通気性に優れたものではありません。

クリーニング店で洗うときにはスチームなどを使っており、その湿気が完全に取れていないまま返却されていることもあります。

湿気でカビの原因になりますので、あくまでも一時的なものとして自宅に戻ったらすぐに取り外しましょう。

面接対策は転職エージェントを頼ろう

スーツがばっちり決まっていても面接対策をおろそかにしては、残念ながら内定をもらうことはできませんよね。

面接対策は転職支援のプロである転職エージェントに頼むのがおすすめです。

エージェントとの面談では、本番の面接でも聞かれることも多く、修正点があればプロの目線でアドバイスしてくれますよ。

さまざまなサービスが無料で利用できるので、使わない手はないでしょう。

最後に

いかがでしたか?

今回は、転職面接の必需品であるスーツの管理方法を紹介しました。

スーツは転職活動の戦闘服。

ぜひ細部にまでこだわって、身だしなみを完璧にして面接に臨みましょう。