「パソコンが苦手だけどそうは言っていられない」と焦っていませんか?
最近は、タブレットやスマホがあれば事足りることもあって、若者でもパソコンが苦手な人が増えてきています。
タブレットやスマホはビジネスでも使われますが、まだまだパソコンを使う職場が主流ですから「パソコンなんて時代遅れ」とも言っていられません。
転職活動では事務職でなくとも「パソコン操作はどれくらいできますか?」と聞かれる機会が多くあります。
パソコンが一切使えないでは、やれる仕事が限られてしまうため、転職先の選択肢が狭まることに。
まずは、「パソコンが苦手」という意識をなくしましょう。
パソコンアレルギーは思っているより簡単に克服できますよ。
今回は、パソコンの苦手意識を克服する考え方や方法を紹介します。
目次
パソコンが得意な人は何でも知っているわけではない
職場にいるパソコンが得意な人。
ワードやエクセルはもちろん、システム系まで詳しくて周囲からも頼られる人っていますよね。
その人たちに話を聞いてみても、特に専門学校出身でもなく、今パソコン教室に通っているわけでもない。
どうしてそんなに得意なのか不思議に感じることがあるでしょう。
パソコンが得意な人が共通して言うのは「好きでよくパソコンをいじってる。」「わからないことはネットで調べれば大抵のってるよ。」の2つ。
最初から得意というわけではなく、苦手な人よりパソコンを触っていて、わからないことはちゃんと調べているのです。
何が言いたいかというと、パソコンによく触れるようにし、わからなければ調べていくようにすれば、パソコンの苦手意識は克服できるということです。
高度なレベルのパソコン仕事をやるでもない限りは、特殊な能力が必要なわけではないということですね。
パソコンが苦手な人は調べ方がわからない
「調べればわかる」と言っても、パソコンアレルギーがある方は「そもそも調べ方がわからない」という人は多いです。
ヤフーやグーグルなどの検索画面から調べることくらいはわかっても、具体的に何の言葉を入れたらいいのかがわからないのです。
こういう人は、まず「何を知りたいのか」を、考えてから言葉を打ち込むようにしましょう。
たとえばパソコン関連の資格を調べたいとしても、「パソコン 資格」だとたくさんでてきてしまいます。
「パソコン 資格 初心者」にすれば、初心者でも取りやすい資格、さらに「事務職」を付け加えれば、パソコン初心者が事務職になるために有利な資格を検索できますよね。
また、「調べたけどよくわからない」という人は、意外と早めに切り上げてしまっています。
学生時代に教師から「単語を覚えるためにたくさん辞書をひきましょう。」と言われたことはないでしょうか?
パソコンも同じです。
自分が知りたい情報がでてくるまで、キーワードの組み合わせを変えたり、その中で知らないキーワードがでてきたら検索ワードに組み込んでみたりして、諦めずに調べることも大切ですよ。
より具体的な目的を決める
「パソコンの苦手を克服したい」という漠然とした考えより、より具体的な目的を決めることが大切です。
たとえば「家計簿を作成したい」「チラシを作りたい」「写真を編集してアルバムを作りたい」など。
いつどんなときに使うのかよく分からない関数や画像挿入方法などを1つ1つ覚えようとしても退屈ですし、すぐ忘れてしまいます。
それよりも、何かの目的に沿って使ったスキルの方が、同じものを作るときはもちろん、身につきやすいため応用もききます。
何より、目的があった方が楽しく学んでいけるのがいいでしょう。
ブラインドタッチが遅い人はゲームが意外と効果的
そもそもブラインドタッチすらできないという人は、タイピングゲームがおすすめです。
画面上に指示されたキーワードを打ち込むことで、敵を倒す、得点を重ねるといった、単純にタイピングに特化したゲームがあります。
「タイピング 無料ゲーム」などで検索すればたくさんでてきますので、パソコンさえあればいつでも練習できます。
「ゲームなんかに時間を費やすの?」と思うかもしれませんが、タイピングに特化したものはスマホゲームなどと違い、「のめり込む」ものでもないですし、課金などありません。
楽しくタイピング能力を上げることができますし、一度身についてしまえばゲームをやめても指が覚えていますから、1週間程度で切り上げてしまっても十分効果がありますよ。
パソコン教室はどうなのか
パソコンの苦手意識を克服するためにパソコン教室に通うという選択もアリです。
メリット・デメリットがあるため、「自分にはあっている」と感じたら試してみてもいいですね。
下記は、パソコン教室のメリットとデメリットです。
【メリット】
- わからないことはその場ですぐ質問できる
- 何から手をつければいいかわからなくても大丈夫
- テキスト選びに悩むことがない
- 超初心者向け~上級までコースが選べる
- Office系スキル習得、資格、デジカメ編集など目的にあわせたコースがある
- 「パソコン教室に通っているから大丈夫!」という自信がつく
- お金がかかる
- 出かけるのが面倒だと行かなくなる
- 時間が決まっているため予定が自由に立てられない
- テキスト通りに進むため興味のない内容の授業もある
【デメリット】
パソコン苦手意識を克服すると転職活動がうまくいきだす
パソコンの苦手意識がなくなると、転職活動にも自信をもって取り組むことができるようになります。
未経験で事務職に応募したある女性は、転職活動と同時に自分でパソコンを触る機会を増やし、家計簿を作りながら学んでいました。
転職面接でパソコンスキルについて聞かれたとき「エクセルで家計簿を作って家計管理をしています。」と伝えたところ、スキルレベルが具体的でわかりやすく、自宅でもパソコンを使っている意識の高さが評価され採用に。
もちろん転職面接で見られるのはパソコンスキルだけではありませんが、アピールポイントが増え、自分に自信がもてるようになるため、プラスに働くことが多くなるのです。
仕事探しは転職エージェントを利用して
効率よく転職活動をおこなうなら転職エージェントがおすすめです。
求人紹介から面接の日程調整までエージェントが対応してくれるため、時間短縮につながります。
その分、パソコンを学ぶなど、スキルアップの時間に費やすことができるため、より希望にあった転職が叶うことでしょう。
転職エージェントの利用は無料なので上手に使っていきましょう。