転職活動でやる気が下がることはよくあります。
活動をはじめた当初は意欲的に取り組んでいた転職活動も、なかなか内定がもらえない、仕事や家庭との両立で疲れてくるなどし、やる気を継続させることは難しいものですよね。
転職活動の成功は、やる気を維持し、諦めずに活動し続ける力にかかっていると言っても過言ではありません。
そこで今回は、転職活動のやる気が下がってしまったときの対処法を紹介します。
目次
1.転職成功した人の話を聞く
転職活動は、自分1人でコツコツとおこなう作業が多くなります。
自己分析、キャリアの棚卸、応募書類の作成など、自分自身と向き合う孤独な作業がメイン。
これでは、やる気が下がったときに、自分の力だけでしかアップさせなくてはならないでしょう。
そこで、人の話を聞くことが有効です。
相手選びは重要で、転職経験者がいいでしょう。
転職して良かったと思っている人の話を聞くことで、「自分も!」という気持ちが沸いてきますし、具体的に何をしたのかなど転職ノウハウを教えてもらえることも。
転職を1度もしたことのない人の話を聞いても、「転職はやめた方がいい」といった一般論しか言わないことも多いので気をつけましょう。
やる気が下がっているときは、敢えて「自分が聞きたいこと」を話してくれる人を探す方がいいのです。
2.自分へのご褒美を作る
小さなことでもいいので、転職活動の中で自分へのご褒美を作るのも効果的。
「ここまでやったらスイーツを食べる」「応募書類が通ったら好きなネクタイを購入する」など、何でもいいのです。
転職成功という大きな目標に向かっていくと、途中で息切れすることがあります。
目標とまでは言わなくても、小さなご褒美のために1つ1つ作業をおこなっていくことで、いつの間にかゴールに近づいているものです。
3.今の仕事に集中してみる
在籍しながら転職活動をしている人は、今の仕事に集中してみてください。
転職活動を始めようと思ったきっかけは、今の仕事に隠されているはず。
仕事に集中することで、「やっぱり自分はもっとこんな仕事をしたい!」「この会社から脱出したいんだ。」という強い思いを認識することができます。
もちろん、今の仕事と向き合った結果、転職をやめるという結論がでてもそれはそれでいいのです。
ただ、今の環境を変えたいという反骨心は、強いモチベーションにつながるという点は覚えておきましょう。
4.たまにはしっかりと休む
転職活動はやることがたくさんあります。
求人探しに企業研究、応募書類作成、面接の練習…。
これに加えて今の仕事や家事・育児があるわけですから、心身ともに疲れて余裕がなくなっていくでしょう。
たまにはしっかりと休むことも大切です。
「最近やる気が起きないな。」と感じているときこそ、1日単位で思いっきり転職活動から離れてみましょう。
下手に転職に関することをしようとするより、自分のエネルギーを充電する意味をこめて、転職とは全く関係ない好きなことをしてみるといいですよ。
心身がリセットされ、前向きな気持ちになれれば、転職活動も意欲的におこなうことができるようになります。
5.未来の自分を想像する
転職活動は「内定をもらえなかったらどうしよう。」「転職して失敗したら?」など、まだ起きていない未来への不安に時間を取られることが多くなります。
頑張ってもなかなか内定がもらえない、面接で厳しいことを言われてしまうなどで、余計に不安が募るものです。
面接の失敗は反省点として次に活かすことが大切ですが、不安ばかり大きくしても良い方向には進みません。
こういうときは、とにかく未来のいいイメージをもつ努力をしましょう。
妄想力を膨らませるのです。
転職して楽しそうに働く自分、転職報告して祝福されている自分など、近い未来に起こり得るいいことをイメージするのです。
特に就寝前などは効果的。
寝る前にイメージしたことは、脳に記憶として認識されやすいため、朝起きたときの気持ちが前向きになります。
間違っても、寝る前に将来の不安や転職活動で起きた嫌なことを考えないようにしましょう。
6.自分にとっての応援ソングを見つける
音楽の力は、どんなときも人に活力を与えてくれます。
小さな子供でさえも、音楽を聴くと楽しそうに踊り出すことがあるでしょう。
人はもともと、音楽を糧にできる生き物なのです。
どんな曲調が好きか、どんな歌詞が心に響くかは人それぞれですが、自分にとっての応援ソングを見つけておくといいでしょう。
やる気をアップさせてくれる曲があれば、「この曲があれば大丈夫」という安心感にもつながります。
7.成功者の本を読む
ビジネスで成功した人が書いた本や自己啓発本など、本もやる気をアップさせてくれるツールです。
ビジネス書や自己啓発本ばかり読む人は「意識高い系」などと揶揄されることもありますが、やる気スイッチを押すきっかけになるなら決して悪いものではないでしょう。
身近に転職成功者がいない、話を聞いてくれる相手がいないといった人でも、本との出会いならいくらでも可能性があります。
やる気がないときこそ、何かのきっかけが必要。
それが1,000円ちょっとで手に入るなら安いものでしょう。
8.自分1人でおこなわないこと
転職活動を黙々と自分1人だけでおこなっていると、やる気が下がったときに、そのままずるずると長引かせてしまう、活動をやめてしまうといったことが起こります。
転職活動は孤独な戦いではありますが、一緒に戦ってくれる仲間を作りましょう。
やる気が起きないときに相談に乗ってくれたり、アドバイスしてくれる人が必要です。
おすすめは転職エージェントを利用すること。
転職支援のプロとして、転職活動を全面的にバックアップしてくれます。
あらかじめ希望の条件を伝えておくことで、適切な求人を探しだしてくれるでしょう。
一生懸命サポートしてくれる姿に励まされたという人も多いですよ。
すべてのサービスは無料で利用できる点もメリットです。
最後に
いかがでしたか?今回は、転職活動中にやる気が下がったときにすべきことを紹介しました。
やる気が下がる要因は、そのときどきで変わってきます。
何がそのときの自分にあった方法かもおのずと異なるため、複数の対処法を用意しておくことがポイントです。
ぜひ参考にしてみてください。