平日の仕事から解放され、週末になると朝から晩まで家で寝ているだけ。
そんな風に過ごしていると、ふと「自分の人生ってつまらないな。」と感じることがないでしょうか。
もちろん、「家で寝ているからつまらない人生」とは決してなりません。
休日をどう過ごすかは自由ですし、「家が好きでリラックスできて最高!」と思えるなら、一日中寝ていたって有意義な過ごし方でしょう。
問題は、家で寝てばかりの自分が嫌になったり、本当は出かけたいけど出かけられないことにストレスを感じてしまうこと。
自分を否定する生き方こそが、つまらない人生になり得るのです。
もしあなたがつまらない人生を送りたくないのなら、週末になると家で寝ている理由を整理することで、対処法が見えてきます。
今回は、週末に家で寝ている理由別に、現状を変える方法を紹介します。
目次
遊ぶお金がなくて寝ているしかない
外出も買い物もお金がかかるから外出できないという人もいるでしょう。
仕事の種類や企業によっては、生活がギリギリの給与しか得られないことはあります。
ただ、週末に寝ていてもお金は入ってきませんし、節約には限界があります。
我慢が多い節約をするよりは、お金を得る方法を考える方が早いですよ。
最近は月に数万円の収入を得られる副業が比較的簡単に取り組みやすい時代。
業界が変わるだけでも年収相場は変わりますし、企業ごとに評価制度も異なります。
転職も視野に入れて収入アップを目指すのもいいでしょう。
平日の仕事がきつくてとにかく疲れている
平日の仕事がハードで週末には何もできないほど疲れているのは、働き者の日本人には多いケースでしょう。
週末くらいはゆっくり休みたいと思うのは当たり前のことなので、とことん休息に時間を使ってもいいのです。
ただ、そのことで人生がつまらないと感じたり、家族から文句を言われてストレスを感じるのなら、「半分休息、半分充電」を目指してはいかがでしょうか。
たとえば、土日で過ごす目的を変えてみるのです。
土曜日は朝寝坊していいので、ゆっくり休んでみる。
その代わり、日曜日は平日と同じくらいに起きて、自分の好きなことや家族と遊ぶことに没頭し、気持ちをリフレッシュさせたり、心から楽しいと思うことをおこなうのです。
「土日を使って家族サービスは疲れる」なら、どちらかだけは自分タイムにさせてもらうのも手ですよ。
親しい人がいなくて遊びに行けない
独身で友人もいない、一人で遊びに行くのは気が引けるから家にいる。
このパターンもあるでしょう。
一人が好きだと自分に言い聞かせてみても、本音を言えばどこか寂しい気持ちがあるかもしれませんね。
会社で仲良くしている人を誘ってみるのも1つですが、仕事とプライベートをわけたい人もいるでしょう。
おすすめは、習い事など、仕事とは別のコミュニティに所属してみることです。
自分の趣味がある人は、趣味に関連した習い事であればなおいいでしょう。
「好きなことが共通している」ということは会話が弾むポイントなので、親しい友人が作れる確率が高いのです。
体調が悪くて出かけられない
体調不良が理由で、週末になると家で寝ている人もいるでしょう。
土日ゆっくり休んで治るならいいのですが、毎週となると問題。
週末にだけ頭痛や吐き気がしたり、ベッドから出たくても本当に出られない人もいます。
体調不良が続くようなら、まずは病院に行きましょう。
特に悪いところがなくても、病院にちゃんと行ったという事実が安心につながり、自然と体調が回復することもあるのです。
病院に行った後は家にいてもいいので、食生活に気を使ったり、掃除や洗濯をするなど、生活の1つ1つを丁寧に過ごすことも大切。
医師の指示を仰ぎながら、生活を整えることも直近の目標にしていきましょう。
どこも悪くないはずなのに眠たい
体調不良というより、とにかく眠たいというケースも考えられます。
平日の仕事はそれほど残業も多くなく、食事もしっかり取っているなど、生活自体に問題はないことも。
この場合、普段の睡眠の質を疑ってみるのが1つです。
しっかり寝ているはずなのに眠たいのは、眠りが浅く熟睡できていない可能性があります。
寝る直前までスマートフォンやパソコンを見ていないか、適度な運動はしているか、寝具は清潔で寝心地がいいかなど、睡眠の質を上げる工夫をしてみましょう。
慢性的な睡眠不足が続くと、あるとき急に体調不良を感じるようになったり、仕事のパフォーマンスが低下したりと、いいことはありません。
やりたいことや目標がない
週末になっても、特にやりたいことがない。
これも、家で寝てばかりいる人に多いパターンです。
やりたいことや目標がない自分をどこか否定的にとらえたり、ネガティブな発言が多くなりがちなタイプです。
こういう人は、やりたいことや目標について、大きくとらえる傾向にあります。
好きなことや得意なことは、誰よりも突出しているべきだと思い込んでいるのです。
おすすめは、書きだしワークをおこなうこと。
自分の好きなことと、どんな自分になりたいかを、紙とペンで書きだしていくのです。
好きなことなんて1つもないと思わず、どんなに小さなことでもいいのですよ。
たとえば、「ケーキが好き」「ゲームが好き」が、好きなこと。
「カッコイイスーツを着て仕事をしたい」「仕事帰りにカフェに寄るのが理想」が、なりたい自分でいいのです。
それを1つずつやっていくようにすると、人生つまらないという気持ちは薄れていきます。
今の仕事が嫌だから現実逃避するために寝ている
平日の仕事が本当に嫌で、休日は現実逃避の日と位置づけている人もいるでしょう。
少しの間だけやり過ごせば解決する問題ならいいのですが、今の仕事と根本的に向き合う必要もあります。
今の仕事がなぜ仕事が嫌なのか、とことん考えてみることも大切ですよ。
ポイントは、他人のせいにしないこと。
自分のスキル不足や態度が問題で上司や先輩から怒られているなら、スキルアップを考えることも必要です。
パワハラ上司や嫌がらせをしてくる同僚がいるなら、転職して環境を変えることを考えましょう。
仕事が嫌だという感情には、自分の考え方を変えるか、環境を変えるかどちらかしかありません。
環境を変えるなら転職も手
週末になると寝ているばかりの自分を変えたいと本気で思うなら、職場環境を変えるのが1つの方法です。
社会人にとって職場は1日の多くを過ごす場所であり、精神面にも大きな影響を与えるからです。
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