飛び抜けて仕事ができたり、見た目が美しかったりするわけでもない、何が他の人より優れているのか分かりにくいのに、いつも先輩たちから可愛がられる人がいませんか?

先輩に可愛がられると、職場の人間関係に悩むことも少なく、いずれ先輩が上司になったときも助けてくれます。

会社組織の中で生き抜くためには、先輩から可愛がられる人間になることは重要なこと。

ビジネスで必要なスキルと言っても過言ではありません。

そこで今回は、職場でなぜか可愛がられる後輩の特徴を紹介します。

特に若手社員の方は、今後、転職や異動等で職場が変わる可能性が大いにあります。

自分がこれからどこに行ってもやっていけるように、可愛がられるスキルを身につけておきましょう。

明るく笑顔で挨拶ができる

挨拶がしっかりできている後輩は、見ていて気持ちがいいもの。

そんな後輩の姿を見て、先輩たちも日頃の自分を振り返り、挨拶の重要性を再認識します。

挨拶は子供でもできるコミュニケーションの基本ですが、社会人になるほどできない人も多くいます。

そんな中、王道の挨拶をしっかりできる後輩はキラリと光ります。

毎朝、明るく笑顔で挨拶をしてくれる後輩がいたら、「この子をしっかり育ててあげよう。」と思うのです。

「僕がやります!」と雑用を進んでやる

若手社員は先輩社員に比べ、経験面では劣るのは当たり前。

その代わり、今できることは進んでおこなう「自発的社員」は評価の対象になります。

典型的なのは、誰がやってもいい雑用。

若手社員は雑用ばかりやらされることに不満を持ちがちですが、成長する若手ほど雑用を喜んでやってくれます。

雑用が仕事の基礎であり自分のためになること、経験や知識などあらゆる面で自分が先輩たちより劣るということを、謙虚に理解しているからです。

先輩がやろうとした雑用も、「それ、僕がやります!」と明るく言ってくれ、フットワーク軽く社内を動き回ってくれる後輩はとても可愛がられます。

素直

素直な人はそれだけで本当に可愛いです。

性別、年齢問わず、素直であることは、人に好かれる大きな要素。

もともと自分より下の立場の後輩であれば、素直に人の話を聞き、アドバイスにも耳を傾ける柔軟性があると、もっと有益なことを教えてあげたくなります。

実は、素直さは、それだけで貴重な情報が集まりやすくなり、自分がもっとも得することでもあるのです。

空気が読めて賢さがある

年齢や立場を問わずその場の空気が読めない人はいるものですが、後輩のKY(空気読めない)言動にイライラしたり、未熟さを感じたりして、ため息をつく先輩も多くいます。

先輩たちは、後輩の仕事力を判断する材料として、賢いかどうかを確認することがあります。

賢さとは、学歴や勉強ができるということではなく、普段の立ち居振る舞いや反応のよさ、空気を読む力といった点が見られています。

空気が読めて賢い後輩は、「この子は期待できる!」とワクワクするもの。

大切に育ててあげたいと思うのです。

仕事の相談をしてくる

可愛い年下の条件として「なついてくる」というものがありますが、仕事においては、単に後ろをくっついてこられても迷惑なだけ。

目の前の仕事に集中し、自分の力で考え、それでも困ったときに仕事の相談をしてくる後輩が可愛がられます。

自分で努力したり、考えることを放棄して、単に楽に先輩の力を利用しようとする人とは違います。

後輩に頼られて嫌な気持ちになる先輩はいませんが、「この子は楽したいだけでは?」と思うと距離を置きたくなることがあります。

先輩を頼るときのさじ加減は、少し注意も必要です。

いつも先輩を立ててくれる

先輩と後輩の間柄だと、それほど年齢が離れていないこともありますよね。

そうすると、先輩を敬わなかったり、友達のように振る舞ってくる後輩もでてくるでしょう。

中には「敬語もいらない、先輩風をふかせたくない。」という先輩もいますが、立場の違いをはっきりさせたい人も多数。

自分を立ててくれる後輩を、つい可愛がってしまう人は多いものです。

仕事熱心で一生懸命

可愛がられる後輩は、どこか一生懸命。

上司の文句や仕事への不満ばかり言うのではなく、仕事熱心で自分を高めようと必死です。

ときどき「そんなに頑張らなくて大丈夫だよ。」と言いたくなりますが、それも、頑張る姿が立派だと思うからこそ。

まだ若いのに達観した持論をもっていたり、要領よくぱぱっと仕事ができてしまう後輩より、不器用でも一生懸命取り組む後輩の方が目が離せないと感じる人が多いです。

自分の子供が、「手がかかるうちが可愛い」と思うのと、どこか似ているのかもしれません。

誘いには嬉しそうに応じてくる

職場の人と仲良くしたり、飲み会やランチに行くのが億劫だと感じる若者が増えてきています。

それは先輩たちもよく分かっていて、後輩を誘うのに「断られたらどうしよう。」とドキドキしています。

ですが、最近の仕事の様子をじっくり聞きたいと思ったり、落ち込んでいるから励ましてあげたかったりして、勇気をだして後輩を誘うこともあります。

そんなとき、困った顔をされると先輩の心は傷つき、壁ができる要因に。

誘ったときは嬉しそうに「本当ですか?ありがとうございます!」と言ってくれる後輩は、たとえ嘘でも可愛いと思ってしまいますよ。

転職先でも可愛がられるタイプは同じ!

終身雇用の時代は終わり、今のキャリアアップ手段としては、転職が当たり前。

若手社員の方は、近い将来、転職に挑戦することがあるでしょう。

そのときは、今回ご紹介した可愛がられる後輩像を思い出してください。

可愛い後輩の基本とも呼べる要素を集めましたので、どの世代、性別の人からも可愛がられることでしょう。

転職直後は、年齢関係なく自分が一番後輩。

早く職場に馴染み、人間関係を構築するために役立ちます。

転職活動方法は転職エージェントがおすすめ

転職を決意した際は、今の仕事を続けながら転職活動をしていくことが基本です。

むやみに退職を優先させると、経済面、精神面におけるリスクが伴うからです。

在籍中の転職活動は、時間がないことがネックになりますが、転職エージェントを利用すればスムーズです。

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