女子力を磨く努力をしている女性は多いでしょうが、その女子力は会社員として適切なものでしょうか。
大人の女性が女子力アップを目指すなら、「仕事に必要な女子力」を磨くべき。
女性が活躍する現代社会において、仕事ができる今どき女子にはどんな特徴があるのでしょうか。
今回は、仕事に必要な女子力と勘違い女子力を紹介します。
目次
もう皆持っている!仕事に必要な女子力はこんなこと
一般的に女子力とは、美容やファッションに気を使ったり、料理ができたりすることを指すことが多いです。
しかし、仕事に必要な女子力は少し違っています。
女子力を磨いている女性は多いでしょうが、せっかく磨くなら仕事に必要な女子力にしましょう。
ここでは、きらきら輝く女性が持っている仕事に必要な女子力を紹介します。
TPOに合わせた見た目
仕事に必要な女子力を持っている女子は、出勤時の服装や身だしなみに気を使っています。
普通の女子力だとお洒落や流行をメインに考えますが、仕事に必要な女子力は違います。
来客時にはジャケットを羽織る、作業系の仕事があるときはパンツスタイルで動きやすさ重視など、TPOを考えた服装を選びます。
単に機能性だけを元に服装を決めるのでなく、ダークスーツが多い男性陣の中で職場の雰囲気を明るくするような、女性らしく柔らかい色合いを選んだりもします。
女性が女性らしくいることは、その場のすべての人を幸せにする力があることを、女子力高めの女性は知っているのです。
細かいところに目が届く
男性にはない女性の特性として、細かいところに目が行き届き気配りができる点があります。
職場においても男性にはない「気づき」があり、顧客から喜ばれたり、ミスを回避したりできます。
周囲をよく見ることもできるため、同僚の体調不良に気がついて対処したり、職場の皆が快適に仕事に取り組める環境作りに一役買ってくれます。
相手を立てることができる
今は女性活躍推進社会。
一昔前のように女性が男勝りになる必要もありません。
現代の仕事ができる女子は肩肘張って男性と争うのではなく、むしろ男性を上手に立てながら仕事をすすめていきます。
男性は気分よく仕事ができ、女性も男性からのサポートが受けられやすくなるため、双方にとって高いパフォーマンスをあげられる環境となります。
適度に甘えられる
仕事に必要な女子力には、周囲に適度に甘えられるスキルも含まれます。
仕事をやりたくないわけではなく、適度に甘えた方が結局職場全体の生産性が上がるからです。
自分より得意な人がいれば喜んで頼むし、後輩も上手に使います。
頼まれた人はスキルをアップさせる機会が増え、職場全体の能力底上げになり、皆が残業しないで早く帰れる職場に変わっていきます。
自分1人で何でもやるべきだと思い込み仕事を抱えてしまう人は、残業時間だけが増え、職場の活性化にもつながらず、効率の悪い仕事ぶりが慢性化するでしょう。
ドタバタせず落ち着きや品性がある
社会人としての女子力とは、ドタバタしたりキャピキャピしたりすることではなく、落ち着いていて品性が感じられることです。
トラブルがっても冷静に対応し、感情的になったりしません。
職場には幅広い年齢層の人が働いていますから、落ち着きと品がある女性の方が好まれやすく、頼りにもされます。
結果的に仕事のチャンスも得やすくなり仕事力も上昇していきます。
朗らかでその場の空気を変える力がある
元来女性にはその場の空気を変える力があり、それは男性にはないものです。
仕事で必要な女子力を持っている女性は、朗らかで職場の雰囲気をよくします。
ピリついた雰囲気の中でストレスを感じながら仕事に取り組むより、笑顔が見えて精神的にゆとりがある雰囲気の方が社員たちが能力を発揮しやすいでしょう。
眉間にしわを寄せてばかりいないで、場の空気を良くしようと心がけるのも、仕事で必要な女子力を持つ女性の特徴です。
整理整頓ができる
整理整頓ができず、いつもデスクの上が散らかっている女性を「女子力が高い」とは誰も思いません。
女性はきれい好きであるというイメージを多くの人が持っているため、女子力を感じないどころか、がっかりされてしまうでしょう。
整理整頓ができる女子は、探しものをしている時間がなく、スムーズに業務に取り組むことができるため、仕事ができることが多いです。
デスクの上がきれいに整っていれば、女性らしく清潔なイメージも持たれることでしょう。
整理整頓を心がけることで、女子力と仕事力の両方がアップするのです。
仕事に必要な女子力があれば転職もできる
転職市場が活性化しており、キャリアアップを目指したい、今より待遇のいい会社で将来的に長く働き続けたいといった理由で転職を考える女性も増えています。
新しいステージに上がるには自分自身のレベルアップが必要。
仕事に必要な女子力を磨くと仕事力が同時に上がっていくため、転職市場での評価も受けやすくなるでしょう。
仕事には不要!勘違い女子力とは?
大人が女子力を勘違いして解釈することで、職場では「イタイ人」との烙印を押されることになります。
ここからは、勘違い女子力を紹介します。
仕事には不要ですから、ぜひ注意するようにしましょう。
ファッション性重視の見た目
勘違い女子力を持っている女性は、職場においてもファッション性重視の服装や身だしなみをします。
たとえば露出。
一般企業でミニスカートを履いてきたり、胸元が大きく開いたニットを着てきたりします。
職場の人が目のやり場に困るだけでなく、教育がなっていないと先輩や上司が周囲からの評価を下げてしまうこともあります。
外部の人が訪れた際も「この会社は常識がない。」と思われる可能性もあるでしょう。
職場におけるファッションは自分自身のためだけでなく、周囲の人や会社のイメージにまで影響を与えると理解していないのです。
仕事の邪魔になる装飾品を身につけている
女子力が高い女性はアクセサリーやネイルなど細かいところにまで気を使います。
しかし、勘違い女子力があると、電話を取るときに邪魔になるジャラジャラとしたアクセサリーや、キーボードを打つときにカチカチと音がなる長いネイルをしてきます。
細かな身だしなみに気を使うなら、見た目を華やかにすることよりも、仕事の邪魔にならないかを考える必要があるでしょう。
いつどんなときも甘える
仕事に必要な女子力がある女性は周囲に対して適度に甘えることができますが、勘違い女子力を持ってしまうと、いつどんなときも甘えることになります。
自分がやるべき仕事を放棄したり、人に任せて自分だけさっさと帰ってしまうのは、単なるわがままです。
それを「可愛い」「天真爛漫」と思ってくれる人は職場にはいません。
むしろ無責任で仕事の意欲がない人材だと思われてしまうでしょう。
仕事中に身だしなみチェック
女子力が高い女性はこまめに身だしなみをチェックします。
しかし、仕事中に鏡を取り出し周囲に社員がいる中で身だしなみを確認するのは、完全に勘違い女子力です。
女子力が高いと評価されるどころか、「非常識」「何をしに会社に来ているのか」などと思われます。
会社に雇われて給与をもらう以上、それに見合った働きをしなくてはなりませんよね。
最後に
いかがでしたか?
今回は、仕事に必要な女子力と、仕事に不要な勘違い女子力を紹介しました。
今どき女子が磨くなら仕事に必要な女子力。
見た目も美しく女性らしいのに仕事もバリバリこなしてしまう、そんな素敵な女性を目指してぜひ身につけていきましょう。