転職を考える際、「どんな仕事をするか」「どの企業で働くか」が決まっているならいいですが、特に方向性が定まっていない場合もありますよね。

そんなとき、「どこで働くか」という視点で考えてみるのが1つの方法です。

場所によってストレスなく働くことができたり、私生活を豊かに過ごせて全体的な満足度が上がったりするため、仕事と勤務地は分けて考えることができないからです。

どこで働くかを判断するには、自身とその土地との相性を見極めることが重要。

そこで今回は、都会と地方それぞれについて、向いている人の特徴を紹介します。

都会勤務が向いている人

まずは、都会勤務が向いている人の特徴を紹介します。

都会へ憧れを持つ方は多いですが、年齢や性格、考え方によっては全く合わず、精神的に疲弊して結局地元に帰ってくるケースも散見されます。

ぜひ「本当に都会で働く資質があるのか?」を自己分析してみましょう。

いろいろな人と出会い視野を広げたい人

仕事でも私生活でも多くの人やビジネスと出会い、視野を広げたいと強く願う方は都会が向いています。

性格的には積極性があって向上心が高く、自分1人でも気にせず行動できる人がいいでしょう。

新しい仕事にチャレンジしたい、人とは違う仕事もやってみたいといった意欲がある方も、都会では多数のビジネスチャンスが転がっています。

いずれは地元に貢献したい方も、若いうちには都会に出て多くのことを吸収することで、新たな風を地元にもたらすことも可能でしょう。

自分のビジネス力を試してみたい人

実力を試すなら都会が最適です。

ビジネスのスピード感があり、ライバルも多い都会では、日々自分を高め負けじと食らいついていくため、自然とビジネス力が底上げされます。

都会でやっていける人は、地方に帰ってきてもビジネスの面で苦労することが少ないため、手っ取り早く力をつけるのにも適しているでしょう。

ただし、都会では失敗もつきものなので、自信喪失して意欲を失わないようにしたいもの。

生真面目な方は都会でのビジネスで失敗して自己否定に走りやすいため気をつけましょう。

仕事帰りや休日にアクティブに動き回りたい人

仕事をしていると理不尽なことやストレスが溜まることも多々ありますよね。

ストレスとうまく付き合いながらもやっていくにはプライベートの過ごし方が重要です。

仕事帰りや休日に上手に発散することでメンタルを安定させ、仕事でいい結果を残すことができるでしょう。

仕事帰りや休日の過ごし方として「アクティブ派」なら都会がおすすめです。

登山やバーベキューなどアウトドアをするという意味ではなく、グルメやファッション、最新施設など目新しいものが好きな方がいいでしょう。

都会はお店の営業時間も長く人が多いため、仕事帰りにどこかに寄って楽しむことも可能です。

休日に行く場所がなくて困ったり、退屈に感じることもありません。

恋人募集の人

現在独身で、絶対に恋人が欲しいと感じている方は都会勤務が向いています。

都会は出会いが圧倒的に多いからです。

出会いが多い理由はさまざまありますが、たとえば、

  • 人口が多い
  • 出会う場所が多い(飲食店、習い事、娯楽施設等)
  • 企業立地(1つのオフィスビルに複数の会社が入っている、オフィス街がある)
  • 公共交通機関での通勤が基本

といった理由があります。

地方の場合、

  • 人口も若い人も少ない
  • 娯楽が少なく出会いの場がない
  • 車通勤者が多い
  • 企業同士が離れた場所にある

などの理由で、出会いは圧倒的に少ない傾向にあります。

ただし、恋人ではなく結婚相手となると話は変わってきます。

都会の場合、「まだ遊びたい。」と考える人が多いため、恋人がいても結婚に至らないことが多いのです。

地方は周囲に既婚者が多く遊ぶ場所も少ないため、自然と結婚して落ち着きやすくなります。

車の運転が苦手な人

車の運転が苦手な人は公共交通機関が発達している都会で働く方がいいでしょう。

地方では勤務先近くに電車やバスの駅がないことも多く不便なので、車通勤者が圧倒的に多いです。

毎日の通勤で車を利用するため、車の運転が苦手な人は日々ストレスを抱えることになるでしょう。

ただし、都会の通勤ラッシュは尋常ではありませんので、早起きしてラッシュ時間帯を避けることが可能な人、車の運転よりは満員電車の方がマシだと思える人といった条件がつきます。

特定の資格やスキルを習得したい人

学びの場という点では都会が圧倒的に恵まれています。

さまざまな資格取得や技術を磨くための学校があり、各種セミナー、講習も実施されており、その道のトップも都会にいる傾向が強いです。

特定の資格やスキルを習得したいなら、都会で働きながら目指す方がいいでしょう。

学校やセミナーに通うための時間や費用を抑えることができ、その分さらに勉強に費やすこともできます。

地方勤務が向いている人

ここからは、地方勤務が向いている人の特徴を紹介します。

都会に出ず地方に残ることについても向き不向きがあるため、自身の適性をしっかり見極めましょう。

地元に恩返しがしたい人

生まれ育った地元に恩返しがしたい、地域への社会貢献を希望する方は地方企業で働きましょう。

地方企業で結果を残すことが、ひいては地域の活性化につながります。

地方は場所によっては仕事が全くないこともありますが、反対に新しいビジネスを生むチャンスでもあります。

都会で働く以上にアイデアが必要になりますが、成功すれば貢献度は大きいでしょう。

競争を好まず心穏やかに過ごしたい人

性格的に穏やかで競争を好まない方は地方勤務が向いています。

都会は超競争社会なので、ハングリー精神がないとやっていけません。

穏やかで優しい人はすぐに潰されてしまったり、その良さを押し殺しながら日々生きていくことになります。

地方企業だからと言ってのんびり暇な仕事をするわけではありませんが、都会に比べれば時間の流れが緩やかで人情味もあるため、簡単に切り捨てられることはないでしょう。

職場と自宅の往復が楽な人

仕事が終わったらまっすぐ帰宅することが苦にならない人は地方勤務に向いています。

今はインターネットを使って家にいながら遊びも買い物も何でもできる時代なので、気楽な自宅で過ごす方がいいと感じることもあるでしょう。

こういう人は地方勤務でのストレスを感じにくいため、地方の方が向いていると言えるのです。

そもそも地方は仕事帰りにどこかに立ち寄ろうにも、閉店時間が早かったり、遊ぶ場所がなかったりするため、職場と自宅の往復になりやすいのですが、それが苦痛かどうかで話が変わってきます。

仕事帰りや休日にいろいろな場所に行ってみたい方は、地方勤務が退屈に感じるでしょう。

自然が大好きな人

自然が好きな人にとっては地方勤務は向いていると言えるでしょう。

都会勤務だと、空気や雰囲気、スピード感が肌に合わないためメンタルが安定せず、本当の実力を発揮することができません。

地方の豊かな自然は自分にとってのパワーポイントとなり、疲れた体や心を癒してくれます。

さほど遠出しなくても緑に触れることができ、わざわざお金をかけなくてもいいのです。

リラックスした休日を過ごすことができ、明日の仕事への活力とすることも可能でしょう。

都会で疲弊して地方に移住し、心身共に癒されて自分らしさを取り戻す人もいます。

寂しがり屋でいつも誰かといたい人

地方は生身の人間通しのつながりが深い特性を持っています。

SNSのように簡単につながるものではなく、実際に会って交流を深めるのが基本。

地域での交流や友人同士の関係もそうですが、職場における人間関係も同様です。

職場の人と休日を一緒に過ごしたり、家族のように身の上相談をすることもあります。

寂しがり屋でいつも誰かと一緒に行動したい人は、地方の方が働きやすく暮らしやすいでしょう。

反対に、人と話すことに煩わしさを感じる人は地方の人付き合いが負担になります。

都会か地方か迷ったら「そこそこの都会」を選ぶのも手

都会と地方への向き不向きは、自分の性格を自己分析すればすぐに分かりますが、それでもどちらに向いているか分からない方もいるでしょう。

恐らく「便利さやほどほどの人情味も欲しいけど大都会ほどギラギラした場所は怖い」といった方なので、地方都市を選ぶのも1つです。

関東圏なら千葉や神奈川、関西圏なら京都や兵庫あたりなら東京、大阪へも近いのに比較的時間の流れが緩やかです。

場所にもよりますが、田舎ほどの不便さはなく都会の華やかさも享受できる地域ですので、仕事をしながら暮らすのに適しています。

それでも都会過ぎると思うなら、愛知や静岡などの東海圏は東京大阪の間に位置しており、どこに行くにも便利とう点でおすすめです。

トヨタを中心とした製造業が盛んで求人もそれなりに多いため、「ちょうどいい」場所かもしれません。

都会と地方、それぞれの転職活動方法は?

都会と地方、どちらに向いているかが分かったらいよいよ転職活動を始めていきます。

都会と地方では転職活動方法が異なるため、今までの「当たり前」を一度横に置いて、もっとも効果的な方法を採用しましょう。

都会の場合、求人件数が多く、公共交通機関が発達してどこで働くにも行きやすいため、転職エージェントや転職サイトを利用して職種や条件から絞って探すのがおすすめです。

一方、地方では転職エージェントや転職サイトでは取り扱い求人が少ないため、ハローワークや求人誌も併用する方がいいでしょう。

地方では車通勤ができるか、近くに駅やバス停があるかといった通勤の利便性も重要になってきますので、企業立地も見逃せないポイントです。

最後に

いかがでしたか?今回は、「どこで働くか?」の観点から、都会勤務に向いている人、地方勤務に向いている人の特徴を紹介しました。

働く場所が変われば仕事との向き合い方も変わってきます。

同じ業界、業種を選択するにしても、都会と地方では働き方に大きな違いもあるでしょう。

自分自身との相性をしっかり判断することが後悔のない転職につながります。

転職先選びに迷ったらぜひ参考にしてみてください。

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