かわいい制服を着て働きたい!

憧れの制服に身を包むことで、意識を高く持つこともできます。

特に女性は服装によって精神面を左右されやすい傾向にあるため、楽しく仕事をするためのひとつの方法として考えることができま。

そこで今回は、制服がかわいい仕事への転職に着目し、転職のメリット、デメリット、制服がかわいいと評判の職種を紹介します。

制服がかわいい仕事へ転職するメリット

転職先を制服のかわいさで選ぶなんてありえない。

そんなふうに思われる方がいるかもしれません。

しかし、あくまでもひとつの要素として考えてみてください。

制服を基準として仕事を選ぶメリットがあれば、方法として悪いこととは言えないのではないでしょうか。

ここでは、制服がかわいい仕事へ転職するメリットを紹介します。

気分を上げて仕事をすることができる

嫌々仕事をしても、楽しく仕事をしても、同じ1日を過ごします。

ならば、1日楽しく仕事ができるのに越したことはないはずです。

人は、着ている服や身に付けている小物によって、気分を左右されることがあります。

みすぼらしい恰好をして街中を歩くより、お気に入りの服やバッグを持って出かけた方が、ワクワク、良い気分になれるのではないでしょうか。

同じように、制服がかわいいことで、毎日の仕事を、気分を上げて取り組むことができます。

その結果、顧客や周囲の人に対して笑顔で接することができたり、気持ちに余裕が生まれたりして、良い仕事につながることは十分考えられます。

もっとも、服や小物に精神面を左右されやすいかどうかは、個人差があります。

これまでの経験上、ご自身が、服や小物によって精神面を左右されやすい人物かどうかは、分析する必要があるでしょう。

貴重な朝時間を有効活用できる

お洒落は好きだけど毎朝の忙しい時間に服を選ぶのは正直大変、でもダサい制服の会社だとテンションが上がらない。

こんなふうに思ったことはないでしょうか。

かわいい制服を毎日着ることができれば、出社前の服選びに悩む必要はなく、朝の時間を有効活用できます。

捻出できた時間の分、仕事で必要なスキルを磨くこともできるでしょう。

ダサい制服を着ることでテンションが下がることもありません。

お洒落好きこそ制服が良いことも

お洒落が好きだから私服の会社が良い。

これも理解できます。

ただ、私服といっても、会社にはオフィスコードがあることが多いため、自分の好きなお洒落を楽しめないケースもあります。

特に、カジュアルや派手なファッションを好む人は、一般企業のオフィスコードがつまらなく感じるものです。

会社の雰囲気を無視した私服選びは、ビジネスマナーがなっていない人、外部から見た会社の印象を考えていない人、といったイメージがついてしまいます。

お洒落が好きな人は、むしろ制服の方が、会社用の服、プライベート用の服と分けて購入する必要がないため、プライベート用のみの好きな服を選ぶことができます。

着ているだけでかわいく見える

制服には不思議な効果があり、制服がかわいいとそれだけで着ている本人までかわいく見えてしまいます。

仕事でかわいく見せる必要はないという意見もありますが、人である以上、他人からどう見られているかを意識することは大切なことでもあります。

接客業であればなおさらです。

「今日はかわいい人に接客してもらって良かった。またあの店舗を使おう。」とでも思ってもらえれば、それは客の気分を上げ、リピーターを獲得することにもなります。

すべての人がかわいさを求めて接客を受けるわけではありませんが、求める人がいる以上、かわいく見せる価値はあるということです。

制服がかわいい仕事へ転職するデメリット

制服がかわいい仕事へ転職することには、一定のデメリットもあります。

他に好きな服があっても着られない

頻繁に制服が変わるような会社でもない限り、毎日同じ制服を着ていると飽きることがあります。

会社は中学、高校のように3年間我慢すれば良いというものではなく、10年以上同じデザインの制服を着ることもあります。

私服姿で働く人を見ては、うらやましい気持ちになることもあるでしょう。

どうしても飽きてしまう性格の人は、私服の会社を選び、気分によって服装を変えられる環境の方が良いかもしれません。

プロポーションを維持する必要がある

制服は会社からの貸与物なので、プロポーションを維持する必要があります。

自分で好きなサイズの服をいつでも購入できるわけではありません。

もちろん、貸与時のサイズと変わってしまった場合は申し出ることで新しい制服を貸し出してくれますが、頻繁に変わるようでは、発注の手間が生じ、迷惑をかけてしまいます。

理想の体型より太ってしまった場合は、女性心として恥ずかしさもありますよね。

反面、太れないという意識が働くことになるため、暴飲暴食をしない、運動をするなど、強制的にプロポーションを維持することにつながります。

必然的に健康的な生活につながるため、この点を考えればメリットと言えます。

年齢が上がると似合わなくなる

あまりにかわいらしいデザインの制服だと、自身の年齢によって似合わなくなることがあります。

どの年齢でも、好きなテイストの服を着ること自体は問題ないのですが、自分自身が嫌になることは考えられます。

幅広い年代に似合う制服の会社を選ぶか、出世して制服を着なくて済む立場になるまで努力するか、選択肢はいろいろとあります。

制服がかわいいと評判の職種

制服がかわいい仕事に転職したい人に向けて、制服がかわいいと言われる職種、転職事情を紹介します。

キャビンアテンダント、グランドスタッフ

航空業界は特に制服が注目されやすく、お洒落さと品を兼ね備えたデザインは、女性から憧れられることが多くあります。

代表的な職種はCAやGSで、制服のデザインは世界的なデザイナーが手掛けることが多くあります。

国内エアラインでは、ANA、JALなどが人気で、制服が一新されるだけで話題になります。

CAやGSは制服だけでなく、語学力と高い接客技術が求められる仕事でもあるため、一度は就いてみたいと考える人は多いのではないでしょうか。

非常に倍率が高く、年齢や身体条件、TOEICのスコアなど、応募条件が厳しいことでも知られています。

狭き門のため、チャレンジするならできるだけ早い段階で動き出す必要があります。

ホテルスタッフ

ホテルで働くスタッフの制服は、かわいいというより、かっこいいイメージに近いかもしれませんが、きりりとして頼りがいのありそうな雰囲気が魅力です。

制服が素敵なホテルは多くあり、たとえば、クラシカルな雰囲気の制服を採用している東京ステーションホテル、鎌倉シャツと提携した丸の内ホテル、海外だとバカラホテルの制服が非常にお洒落だと話題になりました。

日本への旅行客が増加傾向にある中、日本ならではのおもてなし精神をもち、接客技術の高いスタッフは需要が見込まれます。

語学力が必要ですが、転職組も多い業界なので、社会人になってからでも十分チャンスがあると言えるでしょう。

大企業や百貨店の受付

いわゆる受付嬢は、企業のカラーにあった制服を着用し、容姿端麗でまさに企業の顔とも言える存在です。

主には大企業や百貨店などの受付で働きます。

制服の種類は企業ごとに異なりますが、ブレザーにひざ丈のスカート、スカーフなどが定番です。

受付嬢の雇用形態は派遣や契約社員などが多く、雇用の安定性は高くありません。

百貨店の場合は、百貨店業界自体が危機的状況でもあるため、将来的に働く場所がなくなるリスクも考えられます。

数年単位で受付を経験してみたい、接客スキルを磨きたいといった理由であれば、転職先として考えてみても良いのではないでしょうか。

バスガイド

バスガイドの制服は観光会社によりカラーが異なりますが、帽子にブレザー、ひざ丈スカートの組み合わせが一般的です。

白い手袋をしていることもあり、上品な印象です。

多数の観光客の中でもよく目立つように、鮮やかな色の制服やスカーフを採用しているケースもあるのが特徴です。

たとえば、はとバスや京成バス、フジエクスプレスなどの制服がかわいいと評判のようです。

バスガイドになるためには特別な資格は不要で、研修もあることから、未経験からでもスタートできます。

ただし、何かしらの接客経験が求められることが多く、未経験からの転職は20代が目安となるでしょう。

とにかく覚えることが多く、酔客やマナーを守らない客もいますので、大変な面もあります。

給与相場も決して高いとは言えませんので、好きでなければ続けられない仕事です。

看護師、歯科衛生士

「白衣の天使」と呼ばれる看護師も、制服がかわいい職種として挙がることがあります。

白やピンクのワンピースに、ナースキャップ姿をイメージされる人も多いのではないでしょうか。

しかし、昨今の医療業界は、制服も大きく変化しています。

ミニ丈のワンピースにナースキャップ姿の看護師は、テレビや漫画の世界の話で、もはや現実とはかけ離れています。

現在の看護師は、動きやすさを重視したパンツスタイルが主流で、衛生面の問題からナースキャップも廃止の方向にあります。

看護師の制服は、かわいいからかっこいいに変化していると言えるでしょう。

パンツスタイルが増えたのは歯科衛生士も同様ですが、個人開業の歯科が多いことから、看護師よりは多様なタイプの制服に出会える可能性があります。

パン屋、ケーキ屋、カフェ

パン屋やケーキ屋、カフェなどの飲食店も、お店の雰囲気にあった素敵な制服を採用していることが多くあります。

かわいらしい感じ、マニッシュな感じなど、お店ごとに特色が異なりますので、好みのテイストのお店を選べば日々の仕事が楽しくなるでしょう。

大手やチェーン展開しているお店ばかりではないため、自分にあった制服を探す楽しみもあります。

ただ、正社員になるにはパティシエ、調理師などの資格が求められることが多く、ホールスタッフの場合はパートやアルバイトが主流です。

給与までよく考慮して、生計を立てられる環境かどうかを確かめる必要があるでしょう。

制服以外にも重要な点は多数ある

かわいい制服の会社に転職したいのは、悪いことではないと述べましたが、違う角度から言えば、制服ありきで転職することはリスクも伴います。

つまり、制服以外の点(仕事内容、給与、職場環境など)も考慮したうえで、制服がかわいいメリットもつけ加えるべきなのです。

いくら制服がかわいくてテンションを高く仕事ができても、仕事内容そのものが合わなかったり、生活できないほどの給与であったりすれば、長く働くことはできません。

制服のかわいさはあくまでも転職先を選ぶ際の条件のひとつとして、他の要素とあわせて考えてみることが大切です。

特に、アルバイトのような短期的な就労ではなく、正社員として長く働くという点を考えると、非常に重要なポイントになります。

最後に

いかがでしたか?今回は、制服がかわいい仕事への転職について紹介しました。

制服のかわいさから入社し、その仕事が好きになることはあります。

転職先を選ぶひとつの基準として、制服を確認してみることも、良いのではないでしょうか。

お洒落が好き、制服に憧れがあるという人はぜひ参考にしてみてください。