最近、部下から無視をされたり、嫌がらせを受けていたり、精神的に追い詰められて悩んでいませんか?
部下の態度が明らかに上司に対する態度ではないと感じていたら、それは「逆パワハラ」を受けています。
近年パワハラばかりが取り上げられていますが、表面には出てきにくいだけで、実は逆パワハラで悩んでいる人は大勢います。
適切な対応を取ることで、逆パワハラの悩みを解消することができます。
部下の逆パワハラにストレスを抱えているなら、黙って我慢しているだけでは解決しません。
ここで紹介する対処法を取り入れて、あなたも部下との関係を最適なものにしていきましょう!
目次
逆パワハラとは
まずは逆パワハラとはどういうものか整理してみましょう。
強い立場を利用して不利益を与えたり、無理・難題を押し付けることなどがパワハラです。
その逆で、上司が部下からの無視や嫌がらせなどに悩みを抱えている状態。これを「逆パワハラ」と言います。
権限を行使して暴言を吐くようなパワハラ上司もダメですが、部下が立場をわきまえず横柄な態度を取ったり、上司の命令に従わない状態をいいます。
表面には出てきにくい問題ですが、部下からの嫌がらせで労災認定されたケースもあり、潜在的にはかなりの数あると見られています。
SNSなどで上司の文句を拡散する若者が増加中
近年はSNSの急速な普及により、会社の不満や上司の悪口をSNSを利用して拡散する若者が増加中です。
実名や所在が明らかに分かるような書き込みもあり、ひどい場合には名誉棄損で訴えられる危険性もあります。
SNSの書き込みについて、ニュースでも度々取り上げられていますが、それでも減らないことを考えると、申告な問題です。
部下からの嫌がらせが表にでてこない理由
部下からの無視や嫌がらせは、パワハラほど問題視されることはありません。
それは、やはり上司の方がまだまだ強い立場にあることが多いということが理由の一つです。
しかし、それ以外にも表にでてこない理由があります。
それは何なのでしょうか?
管理能力を疑われることになると思ってしまうから
部下からの逆パワハラに悩むのは、中間管理職に多いと言われています。
中間管理職はその名の通り、上からも圧力をかけられ、部下からもきつく当たられることがあり、会社ではいつも板挟み状態にあります。
パワハラの場合は先輩や別の上司に相談するという方法や、会社のコンプライアンス部門に駆け込むという方法があります。
しかし、部下からの逆パワハラの場合は、それができないというのが大きなデメリットです。
上司として部下をコントロールできないことで評価を悪くしたり、出世に影響するのではないかと考えて、誰にも言えず一人で悩むという中間管理職が多いのです。
プライドがあるため
管理職にまで上り詰めた人ですから、仕事に対して誇りを持っており、自分自身にもプライドがあります。
それにも関わらず、自分より年齢も社歴も下の部下に無視される、暴言をはかれるなど、プライドが邪魔をして人に相談することができません。
そんな自分を責めることはあっても、自身への情けなさや恥ずかしさから表に出せず問題として上がってこないのではないでしょうか?
トラブルを避けたがる
中間管理職は部下とのトラブルを避ける傾向にあります。
部下を管理しなければいけない立場のため、部下とのトラブルは、自分の評価にも影響してしまうからです。
自分が我慢することで職場がうまく回るならと、余計なトラブルになりそうな事には見てみぬふりをしてしまいます。
労働基準法やパワハラを盾にする
労働基準法は、その名のとおり労働者を守るための法律です。
しかし、メディアなどで取り上げられることも増え、労働者側の知識がついたことから、それを盾にしてすぐに「労基法違反だ!」と騒ぎ立てる人を目にするようになりました。
そのような人は法律に詳しいと自負しているかもしれませんが、実際には浅い知識であることも多く、会社や上司だけでなく職場の同僚たちもうんざりしています。
また、パワハラという言葉が浸透したのをいいことに、ちょっと注意をするだけで「パワハラだ!」と大騒ぎしてしまうので、
上司が部下に注意しにくい環境になってしまています。
部下からの嫌がらせにはどう対処するべき?
それでは、このような部下からの無視や嫌がらせなどの「逆パワハラ」にはどのように対処していくのが良いのでしょうか?
その方法についてご紹介していきます。
毅然とした態度で接する
どんなに人柄が良く優しい人で人を怒れない、または部下に嫌われるのが怖くて怒れないとしても、部下の教育は上司の重要な仕事です。
部下の態度の悪さには毅然とした態度で返しましょう。
下手に気の弱いところを見せたり、気を遣いすぎる様子は返って相手を思い上がらせ、無視や嫌がらせなどのあり得ない行動へと移っていきます。
もちろん、パワハラと呼ばれるような暴力的な言動には注意が必要ですが、毅然とした態度を見せることで部下も調子に乗らないようになります。
何が不満なのかを明らかにする
最初から横柄な態度で臨んでくるようであれば、部下本人の資質が問われる問題のため、人事課などに訴えを起こすことも必要です。
ただし、以前はそんな態度ではなかったのに急に態度が悪化したという場合には、何か不満に感じている要素があるはずです。
まずは何が不満なのかを明らかにすることをしてみましょう。
私が知っているケースでは、ベテラン女性社員が「新入社員の若い女性に対して周囲がちやほやして自分と明らかに差をつけている」と思い込んでしまい、そのイライラを上司にぶつけ、無視をするようになったという事例がありました。
部下の態度が急変した場合には原因があるはずです。それを明確にして対処することで解決できる問題もあります。
部下と一度よく話し合ってみることで解決の糸口になるでしょう。
法律への理解を深める
パワハラや労基法を盾に横柄な態度を取る部下は、一般的な法律に関してはある程度把握しています。
しかし、弁護士などのような法律の専門家ではないため、理解していない部分も多いです。
法律のことを出されるとつい萎縮してしまうという方は、そのことを念頭に置いて自分自身も法律に関しての知識を深めるべきです。
上司として人を管理する立場にある人間であれば、労働法などの知識は持っておいて損はなく、それが自分自身を助けてくれることにもなります。
逆パワハラを受けている証拠を残す
一番大切なのは、逆パワハラ受けているという証拠を残すことです。
証拠を残すため、ボイスレコーダーを用意するのもいいでしょう。メモに残しておくもの効果的です。
日時や名前、どんな言葉を言われたのか、どんな態度を取られたのか、とにかく細かく記録しておきましょう。
証拠を残しておくことで、上司や会社に訴えるときに有利になります。
相談窓口は、社内だけでなく外部にも沢山あります。会社に相談しても取り合ってくれなかったり、解決できそうにない時は、労働基準監督署や、弁護士に相談してみてください。
どんな対策をとっても部下の逆パワハラが収まらない時は
考えられることをすべてやったら、上司としての権限を正当に行使し、部下の異動などを命じるのも考えましょう。
しかし、我慢を続けてきた人にとっては、そこまでの正常な判断ができない状態に陥ってしまうことも考えられます。
実際に部下からの嫌がらせで、うつ病になってしまったというケースもあるぐらいです。
我慢して自身の心と体の健康を害してしまい、仕事をすることが困難になる前に、色々な選択肢を考えておくことも大切です。
部署移動や、思い切って転職を考えてもいいでしょう。
いつでも行動できるように、事前に準備しておきましょう。
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