どんなときも微笑んでいたり、話しかけると感じよく対応してくれる。
そんな「いつも笑顔で機嫌がいい人」はいませんか?
イライラしたり、落ち込んだりしやすい性格の自分と比べて
「嫌なことがないのかな。」「きっと恵まれた環境に違いない。」
とうらやましく感じることもあるでしょう。
いつも機嫌がいいあの人にだって、嫌なことや辛いことは皆と同じようにあります。
違うのは、自分がどう生きたいのかを知り、機嫌よくいるための工夫をしているという点。
そういう人は仕事も転職も成功しやすく、人生が右肩上がりで良くなっていきます。
とはいえ、ストレスフルな毎日の中で機嫌よく保つのはなかなかに難しいこと。
一体どうすれば、機嫌よくいられるのでしょうか。
そこで今回は、そんな「機嫌がいい人」になるための秘密を探っていきます。
目次
笑顔で機嫌がいいと仕事や転職がうまくいく理由
まずは、なぜ機嫌がいい人になるべきかという点について。
特に仕事や転職におけるメリットはどんなことがあるのでしょうか。
冷静な対応ができる
イライラ、メソメソしているときのメンタル状態は、いわば「いっぱいいっぱい」。
心に余裕がないため、仕事上のトラブルや職場内での人間関係に対応できなくなります。
いつも機嫌よく笑顔な人は、精神状態にゆとりがあるため冷静に対処できるでしょう。
結果的に仕事上の評価を得やすく、転職時にも対応力をアピールすることができます。
周囲から好かれて仕事がやりやすい
いつも機嫌が悪い人は、稚拙でとっつきにくい印象を与え、周囲から嫌われます。
自分に原因があるのに、周りの人間が悪いと思ってしまうのもこのタイプ。
機嫌がいい人は、メンタルが安定していて社会人らしい印象。
周囲からも好かれるため仕事の依頼も受けてもらいやすく、とにかく仕事がスムーズにいくのです。
もちろん、転職面接でも面接官に好印象を与えることができます。
いつも機嫌よく過ごしていると、大事な場面でも人柄の良さがにじみでるのです。
自分の精神面が安定してストレスを感じにくい
機嫌よくいることは、自分自身にとって何よりのいい影響が。
周囲の何気ない言動でいちいち腹を立てることがないため、ストレスを感じにくくなります。
許容範囲が広がり、どんなタイプの人ともうまくやってもいけるでしょう。
転職でも柔軟性は重要視されるため、許容できる懐の広さがあると有利になります。
職場の雰囲気がよくなるため自分も働きやすい
職場の雰囲気の良し悪しは、そこで働く人たちの心がけ1つで大きく変わります。
社員全員がいつも笑顔でいれば、雰囲気は抜群によくなるでしょう。
自分にとっても働きやすい職場になるため、雰囲気の悪さを理由に仕事を辞めたいと感じることがありません。
いつも笑顔で機嫌がいい人の秘密
ここからは、いつも笑顔で機嫌がいい人の秘密をお伝えします。
1つずつでいいので真似するようにすると、心穏やかに機嫌よく毎日を過ごすことができるようになるはずです。
どんな秘密があるのか見ていきましょう。
人を自分の基準で裁かないと決めること
すぐに機嫌が悪くなる人の特徴として、「人を自分の基準で裁く」というものがあります。
大抵その基準は高く、自分にも他人にも厳しいのです。
人の悪口をよく言ってしまうタイプも、自分の基準で他人を裁いているのです。
仕事でもプライベートでも、人との関わり合いは避けて通れないもの。
その中で機嫌よくいるには、人を自分の基準で裁かないと決めることが大切です。
自分にとっての当たり前は人にとっての当たり前ではないと理解しましょう。
どうしても人を裁いてしまうクセがある人は、人の悪い面ではなく、良い面を見るようにするといいですよ。
自分なりのストレス発散方法を知っている
たまに起きる嫌なことや大変なことは、機嫌がいい人でも例外ではありません。
しかし、ストレスを上手に発散できるのが機嫌がよくいられる秘密。
もともと嫌なことを嫌なことだと受け止めないうえに、納得できないことがあっても発散できるから、いつも機嫌よくいられるのです。
機嫌が悪い人は、何でも我慢したり、真面目に受け止め過ぎてしまいます。
その為、ストレスが溜まり、さらに機嫌が悪くなっていくでしょう。
笑顔を作ることを意識的におこなっている
辛いときに心からの笑顔でいることなどできませんが、表情だけでも笑顔にすることは可能。
一番簡単なのは口角を上げることです。
口角が上がると表情が緩み、気持ちもほぐれてきます。
心が表情を作るだけでなく、表情が心を作ることもあるのです。
最初のうちはウソの笑顔だったとしても、自然と心からの笑顔になってくる。
機嫌よく保てる人は、そんなことがあると知っているのです。
楽しいことをよく考える
誰でも楽しいと機嫌がよくなりますが、意識的に楽しいことを考えているのも、いつも機嫌がいい人の特徴です。
楽しいことなんてないという考えは捨てましょう。
どんな小さなことでもいいのです。
たとえば、仕事後にビールを飲むこと、好きな動物と触れ合うこと、お笑い番組を見ることなど。
自分が少しでも好きで楽しいと思えることで頭をいっぱいにすると、機嫌よくいられます。
どうしても嫌なことばかり考えてしまう人は
「嫌なことを考えないようにする」ではなく、「楽しいことを考えるようにする」
という意識をもってみましょう。
丁寧に生活し時間にも余裕がある
常に先回りして余裕をもつことで、精神的なゆとりが生まれます。
たとえば、寝坊してギリギリに出社すれば、慌てるから仕事もうまくいかないし、周囲から白い目で見られて後ろめたい気持ちになることもあるでしょう。
時間はいつも早めを心がけることも、機嫌よく過ごすために重要なことです。
また、女性なら肌や髪の状態一つで機嫌が左右されることがあるかもしれません。
食生活に気を使い、適度な運動もする、そんな生活を丁寧に送っていると肌や髪も応えてくれます。
朝に鏡を見るたびに少しずつテンションが上がるようになり、ますます上機嫌になっていくのです。
いつも笑顔で機嫌がいいと転職にも自然と前向きになる
機嫌よく過ごしていると、そもそも現状に不満を感じにくくなります。
転職を考えるときも、やりたい仕事があるとか、キャリアアップをしたいといった前向きな理由になるため、転職が成功しやすくなります。
こういうタイプの人は企業からも好印象を持たれやすいため、質の高い求人にチャレンジすべき。
転職エージェントからもいい求人を紹介してもらえるチャンスがあるので、転職に積極的になってもいいでしょう。