職場にいる憧れの上司や先輩。

いつかあんな風に「デキル」人になりたいと思っても、一体どうすればいいのか分からないですよね。

憧れの上司や先輩に近づいて仕事力をアップさせるには、上司や先輩の真似をするのがいい方法です。

今日からでも始められて手軽に取り組める方法で、高い効果も期待できるでしょう。

そこで今回は、憧れの上司や先輩の真似をすることのメリットと、真似すべきポイントを紹介します。

憧れの上司や先輩の真似をするメリットとは?

まずは、憧れの上司や先輩の真似をすることのメリットを解説します。

「人の真似なんて…。」と思っていた人も、メリットを理解すれば早速真似する気になるかもしれませんよ。

成長スピードが速くなる

どんなに優れたビジネスパーソンでも、最初は誰かの真似から入っています。

真似をする中で「デキル人はこう考えて動く」という思考と行動を身をもって体感できるため、自然と仕事力がアップしていきます。

誰の真似もせず、ゼロから試行錯誤していくと、10個の方法のうち1個くらいしか成功論を導き出せないことがあります。

しかし、仕事がデキル人の真似をすれば、すでに成功確率が高い方法で仕事ができるため、最短ルートでの成功に近づきます。

自分も憧れの人になったつもりで自信が持てる

女性がモデルの真似をしてヘルシーな食生活をすると、モデルに近づいたような気分になって美意識がアップし、女性らしいく健康的な生活習慣が身につくことがあります。

仕事でも同じことが言え、上司や先輩の真似をすることで憧れの人に近づいた気分になり、自分も仕事ができるような自信につながります。

「自分は仕事ができないダメな人間だ。」と落ち込んだり卑下することが減り、前向きな気持ちになったり、堂々とした立ち居振る舞いができるようになります。

上司や先輩から可愛がられる

上司や先輩の立場から見ると、自分の真似をする部下や後輩はどう見えるのでしょうか。

誰かの真似をすることは、その人に尊敬や憧れの念を抱いている分かりやすい証拠なので、少なくとも自分に好意があることが感じ取れます。

上司や先輩からすれば、自分を尊敬して慕う部下や後輩は可愛いもの。

自分に興味がない部下や後輩に比べ、ついつい目にかけて可愛がってしまうことになります。

上司や先輩と良好な関係を築くのは、仕事をスムーズにおこなうためにも、今後のキャリアを考えても必要なこと。

上司や先輩の真似をすることは、結局は自分にとっての大きなメリットになるというわけです。

憧れの上司や先輩のどこを真似すればいい?

上司や先輩の真似をすると言っても、具体的にはどこをどんな風に真似すればいいのでしょうか。

ここからは、上司や先輩の真似をすべきポイントを紹介します。

服装

ビジネスにおける見た目は超重要項目。

商談や打ち合わせ、職場の人たちとの人間関係を含め、見た目に気を使っている人ほど成功しやすくなります。

服装はその人のセンスや考え方、「自分をどう見せたいか。」が色濃く反映されるポイントです。

見た目から入ってなりたい自分に近づけるのは、もっとも王道パターンとして成功確率も高いため、まずは真似したいポイントと言えるでしょう。

ビジネス小物

スーツや服はあからさま過ぎて真似するのが難しいという場合、ビジネス小物を真似するのも1つ。

手帳やペンケース、名刺入れなどもビジネスパーソンのこだわりが見えるポイントです。

特に男性の管理職クラスになると、革にこだわったビジネス小物を持つ人が多く、それを持っているだけで不思議と「この人はただ者ではない。」と思わせる威力があります。

食べ物

普段食べる物を真似することで、上司や先輩の健康への気遣いを見ることができ、健康状態を保ち高いパフォーマンスをあげる大切さを理解するようになります。

また、食にこだわりを持つことで、取引先との接待で活かせる、会話の引き出しを増やしてコミュニケーションに役立てるといったことが可能になります。

普段食べている物を聞く機会なんてないという方は、会社の飲み会で雑談するときに聞いてみる、一緒にランチに行かせてもらって注文するものをチェックしてみるといった方法があります。

行動

デキル人は1日のタイムマネジメントが上手。

憧れの上司や先輩の行動パターンを真似することで、仕事時間の効率がアップし、短時間で高い成果を出せる力が身につきます。

朝は何時に出社してランチは何分前に切り上げてくるのか、帰社時間はどのくらいを目安にしているのかといった点を、タイムスケジュールをなぞるようにしてチェックしみましょう。

プライベート、家族との関わり方

上司や先輩とある程度コミュニケーションが取れるようになったら、プライベートや家族の話をしてもらいましょう。

プライベートで何をしているのか、家族とどう向き合っているのかも、仕事と切り外せない点です。

感情を上手くコントロールし、辛いときに乗り越えられる人は、プライベートが充実していたり家族を大切にしていたりすることが多いですよ。

しぐさ

しぐさには、人の雰囲気や性格を表す要素が含まれています。

たとえば、いつも腕を組む人は怖そうに見えますし、貧乏ゆすりをする人は気が短くストレスフルなイメージを持たれます。

上司や先輩のしぐさで、男性らしくて知的に見える、女性らしく品があるといったしぐさが目に入ったら、ぜひ真似してみましょう。

憧れの人のしぐさを真似することで、自然となりたいイメージに近づけるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

憧れの上司や先輩の真似をすることは、すでにある姿のコピーで終わらせないのがポイントです。

最初は真似からスタートしても、そのうち「この場面で上司だったらどう動くか。」「先輩なら何を考えてアドバイスするか。」と、憧れの人の行動や考えをイメージするようになります。

イメージできるようになれば、すでに憧れの人の行動や考えが身につき、自分の中に落とし込めた証拠。

元々ある自分らしさと合わせれば、オリジナルの「デキル人」になるでしょう。