会社で最近、いい人ばかりが辞めていくなと感じたら、会社の危険信号なのかもしれません。

会社の体制に問題がある、将来性が見えないなど。

優秀な人ほど、先を見ているので、将来性のない会社からは、いち早く転職するでしょう。

結果的に、仕事のできない人ばかり残り、会社は更に悪化していきます。

いい人ほど辞めていく時は会社の危険信号と捉えていいでしょう。

今回はいい人ばかりが辞めていく時、考えておきたいことをご紹介します。

どんな人が辞める時会社は危険信号なのか

気の合う人ばかりが辞めていく時

職場で、気が合う人に限ってどんどん会社を辞めてしまう、そんな風に思ったことはありませんか?

それは、会社に対して同じような不満を持つ人が多いという証拠でもあります。

気の合う人は自分の投影でもあります。

立て続けに気の合う人が辞めているということは、自分が感じる会社への不満を現実問題として直視すべき時がきているのかもしれません。

仕事は友人を作る場所ではないので、、気の合う人ばかりが辞めているときは「寂しい」という感情より

「この会社はいよいよまずいのではないか?」

を疑ってみるべきです。

気の合う人というのは価値観が近いということ

会社で気の合う人というのは、仕事に対する価値観が近いということが大きな要素となります。

中には趣味の話がすごく合うなどもありますが、仕事に対する考え方が大きく離れていると、関係は深くはなりにくいものです。

仕事に対する価値観が近い人たちと一緒に仕事をすることのメリットとしては、

  • 仕事の悩みを相談しやすい
  • 業務改善などの意見交換がスムーズにできる
  • お互いに協力し合って仕事をすることができる
  • など多くのことが挙げられます。

    優秀な人ほど見切りをつけて転職していく

    優秀な人材ほど、会社の危険信号をいち早く察知し、いち早く辞めていくでしょう。

    将来性のない会社に残るより、転職してステップアップを目指すことを考えます。

    今ある会社は、優秀な人が居なくなり、会社の業績が下がっていって新しく優秀な人が来ない、若手も育ちにくいという負のスパイラルに突入していきます。

    優しい人ほど辞めていく

    優しい人は、頼まれたことを断れなかったり、上司の理不尽な要求にも答えてしまうため、都合のいいように使われてしまいます。

    その為、オーバーワークやストレスなどで、辞めていくことが多いのです。

    理不尽な人や横暴な人ばかり残り、職場の雰囲気は悪くなるでしょう。

    残っているのは諦めている人だけかもしれない

    いい人ばかりが辞めていると感じたら、今残っている人たちを見渡してみましょう。

    その人たちは、すでに会社への期待を捨て、会社をよくすることを諦めている人が多いかもしれません。

    社長がワンマンで社員の意見を聞かなかったり、サービス残業が多くてお金にならない。

    そんな不満があっても今の環境を変えないのは、数年で定年を迎える人や、転職できるような能力やスキルがない社員達ばかりということが考えられます。

    離職率が高い会社は問題あり


    自分と気の合う合わないに限らず、人がどんどん辞めていく会社はやはり問題があります。

    離職率が高い会社は大抵長時間労働やノルマなどがあって心身ともにハード、残業代がしっかりでないなどの待遇面での問題がある場合がほとんどです。

    人がどんどん辞めていくのに良い会社というものは存在しないのです。

    いい人ばかりが辞めていくと感じたら、会社の離職率が高いという事実をしっかりと受け止め、自分自身の今後についてじっくりと考えていくべきでしょう。

    向上心がある人なら同じ価値観を持つ仲間たちに囲まれて仕事をすべき

    向上心がある人は、同じく向上心を持つ仲間たちに囲まれて仕事をすることで刺激を受け、より高い目標を持って仕事をすることができます。

    自分だけが向上心を持って頑張っても、仲間たちがやる気がない社員ばかりでは、モチベーションはどんどん下がってしまいます。

    同じ価値観を持つ仲間と一緒に仕事をできる環境に身を置くことを考えましょう。

    環境を変えることで自分の成長に大きく影響を与えますし、周りにイライラしながらストレスを抱えて仕事をすることも減るはずです。

    同じ価値観を持つ仲間たちであれば、お互いに協力しながら仕事をすることができ、チームとしても機能しやすく、生産性を高めて会社の業績に貢献できるようになります。

    同じ価値観を持つ気の合う仲間たちと一緒に仕事をすることは、精神的にも仕事の成果を考えても良いサイクルを生みやすいのです。

    転職先は転職エージェントで探そう

    気の合う人たちと一緒に仕事ができるのは、運が左右するのではないかと考える人がいますが、転職先を探すときに、一緒に働く人たちがどんな考えを持っているのかを知ることは十分可能です。

    まずは職場の雰囲気はどうなのかを確認してみましょう。

    面接で聞くこともできますし、面接の際に職場の雰囲気を見ることもできます。

    可能であれば客として事前に職場を訪れてみるのも良いでしょう。

    周囲と協力し合ってコミュニケーションを取りながら仕事をしたいタイプの人であれば、社員同士が仕事中にコミュニケーションを取り、笑顔で仕事をしているかを確認しましょう。

    逆に黙々と仕事をやりたいタイプの人であれば、静かに淡々と業務をこなす人が集まる職場が向いています。

    また、転職エージェントを利用することで、転職先の内情や実際にどんな人が働いているのか、会社のHPなどでは確認できないような情報を得ることができます。

    転職エージェントは転職支援のプロで、企業の情報を多く持っていますし、企業の採用担当と密接に連絡を取り合う中で内情をうまく聞きだしてくれます。

    他にも、転職活動を全面的にバックアップしてくれますので、効率的な転職が叶います。

    転職エージェントは無料で利用できますからぜひ活用してみてください。

    いい人たちが辞めていくのは転職のサイン

    会社でいい人ばかりが辞めていくと感じたときに、考えておきたいことをご紹介しました。

    会社で誰かが辞めたということは、他人事ではありません。

    その人が感じた不満を自分も持っていないか、今の会社に見切りをつけた理由などを総合的に判断して、自分自身の身の振り方についても考えてみるべきです。

    特にいい人ばかりが辞めていく場合は、自分も転職をするタイミングが来ているかもしれません。

    人の退職をきっかけに真剣に考えてみましょう。