夫が転職したいと言い出したらどうしたいか?という問いに対して、多くの女性たちが
「話し合いの場を設けて理由や今後のことを聞いてみる」や「夫の意志なので応援する」と答える傾向にあります。
しかし実際には転職を切り出したら妻に即反対されたという男性も多く、女性が想像している自分の行動と、実際に行っている行動とには差があります。
中には、引き留めたいがあまりに離婚をちらつかせる女性も多いです。
それは、女性は感情的になりやすく
「頭ではまずは旦那の話を聞くべきだと分かっているけど、経済的な不安などが先によぎって実際には転職を引き留めてしまう」
からでしょう。
ということは、妻に転職を反対されたとしても一時的な感情で言っていることも多いということです。
今後の旦那の言動次第で説得することも可能で話す余地はある、ということでもあります。
せっかく自分で転職したいと考えているのに、妻に反対されて動揺してしまうという場合には、このことをぜひ覚えておいてください。
もちろん相手の反対する理由にもよりますが、妻の説得は不可能なことではないのです。
今回は、転職したら離婚すると言い出した妻の説得については、どのように行っていけば良いのかについてご紹介していきます。
目次
妻は誰よりも説得すべき存在
妻は親よりも誰よりも、転職について説得するべき存在です。
今後転職をするにしても、転職先で活躍するには妻の理解や支えなしでは難しいからです。
たまにしか会わない親と違って、妻は今の生活を送るために必要不可欠です。
妻の意見を無視して、自分の考えだけを押し通そうということだけは避けてください。
そのような強引な行動がいずれ二人の間の溝を生み、口先だけではなく本当に離婚されてしまうということになりかねません。
なぜ離婚してまで転職を止めたいのかまず聞くことから
自分が転職したい理由は後で説明するとして、まずは妻の意見を聴くところから始めましょう。
妻がなぜ転職を止めたいのか、どんなことに不安を感じているのか、妻の話を真剣にじっくりと聴くことが大切です。
妻が話をする都度否定したり、「君は全然わかっていない」という態度を取るなど、こちらも感情的にならないようにしましょう。
一旦妻の話を全部聴き、それからこちらの意見を伝えることが必要です。
妻の方も自分が先に話を聴いてもらえるということに旦那の誠意を感じやすいです。
また、自分が転職を止めたい理由を口にすることで「なぜ離婚をちらつかせてまで転職を止めたいのか」という自分の気持ちが整理できます。
「単に世間体が良い会社に旦那がいることが心地よかっただけ」
など、よくよく考えてみれば転職を止めるほどの理由ではなかったということに、この段階で気づいてくれることもあります。
なぜ転職したいのかの理由を丁寧に説明する
妻の話を聴いたら、自分自身がなぜ転職したいのかの理由を丁寧に説明していきます。
このときに、妻にも「まずは聴いてほしい。」と頭ごなしに否定しないように伝えておきましょう。
やりたいことがあって転職する場合には、その仕事に対する情熱をしっかりと伝えます。
今の仕事に不満がある場合には、その不満がどれほど自分にとって辛いことなのか、どんな努力をしたけれど解決できなかったのかについて話をしていきましょう。
このときなんとなく仕事がつまらないなどの漠然とした不満で、それに対してどうすべきかを考えてこなかった場合には、妻を説得するのは難しいと考えましょう。
その場合には、妻が許してくれたとしても、転職を成功させて転職先で活躍することも難しいです。
転職にはリスクが伴う以上、それだけ明確な理由が必要なのです。
理由に対しての解決方法を順番に提示していく
次に、妻の転職を反対する理由や不安に対しての解決方法、を一つ一つ順番に提示していきます。
このとき、妻の反対理由や不安を整理しながら、紙に書くなどして丁寧に提示していくとわかりやすいです。
例えば次の仕事が決まるまでの期間に経済的な不安を感じているのであれば、次が決まってから現職を辞めるようにしましょう。
また、忙しくなって妻の家事の負担が増えることや、寂しくなることへの不満であれば、家事だけは絶対にやめない、月に1回は外食を約束するなどプラスの要素を提示しましょう。
さらに、自分自身の意志を確立させるためにも、約束ごとを契約書のように書面に残してあげるのも効果的です。
このようにして妻の不安を解消し、安心させてあげるようにしましょう。
努力している姿勢を見せること
何の努力もなしに、口先だけで妻を説得しようと思っても妻は納得しません。
妻が経済的な不安を抱えているのに、転職前に新しい車を購入しようとしていたり、自分の好きな服をどんどん買ってしまうなど浪費癖がある。
また、現職でいつも遅刻ギリギリで出社したり、時間にルーズでだらしない姿を見ていると
「単に仕事が嫌だから転職し、次もすぐ辞めたくなってしまうのでは?」と妻はどうしても不安になります。
好きなものを我慢して節約し、転職後の収入ダウンに備えている、やりたい仕事のために資格の勉強などを頑張っている姿を見せましょう。
そんな姿勢を見ていれば妻も旦那を応援して支えようという気になります。
転職は転職エージェントを利用して
妻を説得させる方法として、転職エージェントというプロの支援の元に転職活動を行うことを伝えましょう。
妻は夫のことを信頼してはいるけれど、やはり心配で「変な転職先に引っかかったらどうしよう。」と思うものです。
優良な転職エージェントであれば、ハローワークや求人誌などに比べても掲載審査がしっかり行われていて、ブラック企業などにつかまる確率が下がります。
また、プロの目線で適切な求人を紹介してくれたり、応募書類や面接について具体的なアドバイスをしてくれます。
「転職支援のプロを利用して転職活動を行っていく」ということは、妻にとっても安心材料になります。
利用は無料でできますからぜひ活用してください。
妻の説得は慎重に
今回は、転職したら離婚すると妻に言われたときの切り抜け方についてご紹介しました。
自分自身に転職したい気持ちがあるように、妻には妻なりの反対する理由があります。
それをしっかりと受け止めた上でなければ、自分の気持ちを伝えて納得してもらうことは難しいです。
大切な家族であり支えになってくれる妻ですから、感情的にならずにしっかりと話し合いの元説得するようにしましょう。
ぜひ参考にしてみてください。