女性が多いため、周りは女性だらけの職場で働いている男性。
他の男性から見れば「それってハーレム状態でうらやましい」と、前向きに考える人もいるでしょう。
しかし残念ながら、実際はデメリットが多く悩んでいる男性の方も少なくありません。なぜなのでしょうか?
そこで今回は、女性の多い職場で男性が働くことのデメリットをご紹介していきます。
目次
女性は女性に気をつかうから男性には話しかけにくい
女性は女性に対して気をつかう生き物です。
テレビに出ている芸能人も、男性人気よりも女性人気を意識した女性の方が好感度が高い傾向にあります。
男性人気をねらった芸能人は男性からの人気はありますが、女性からは妬みや悪口の対象になってしまいます。
これは一般社会でも言えることで、女性は何とか周りの女性に気に入られようとし、仲間はずれにされないように頑張ります。
そのため、ぽつんといる男性社員と積極的に仲良くなったり、優しく話しかけたりすることは避けます。
その理由は、男性に媚びている女として、女性たちに嫌われたくないということです。
紅一点の女性が男性たちから優しくされるように、男性が女性たちから優しくされることは少ないと覚えておきましょう。
仕事でも、最低限の会話しかしない、自ら教えてくれることはなく、聞いたことしか答えてくれないということはよくあるのです。
これは会社でのコミュニケーションが、自分が女性の場合に比べて取りにくいということですから、仕事におけるデメリットになります。
男であることを理由に一人だけやらされる事が多い
女性の多い職場で男性が働くと、男性であることを理由に、女性が避ける仕事を受け持つことになります。
例えば重たいものを持ったり、男性客のクレームなどに対応することなど。
女性は、女性であることを理由に仕事を頼まれると「男女差別だ」という意見を持つことがあります。
しかし、自分たちは男性には男性であることを理由に仕事を頼んだりするものです。
病院などでも、普段は事務職の男性にきつく当たる看護師たちもいざ男性患者がクレームを言ってきたりすると、「男の人じゃないと対応できないから。」と言って急に性別を出してきます。
身体的な特徴として、男性の方が強いですから仕方がないことはありますが、明らかにこじつけと思える理由で大変な仕事を依頼されることもあります。
ちなみに、筆者は女性ですが、女性の目から見ても女性にはそういうところがあると感じています。
「自分は男だから、女性が苦手な仕事は進んでやろう。」という気概がある人であれば女性が多い職場に向いています。
しかし、女性の言動の理不尽さに理解を示すことができない人は、途端に居心地が悪くなってしまうことでしょう。
女性同士の面倒な人間関係に巻き込まれることがある
女性が複数人集まると、大抵派閥ができたり、好き嫌いが発生して悪口合戦になったりします。
仲間意識が強く感情的な人が多い女性は、ひとたび人間関係のトラブルが起きると、複雑で面倒な事態になることも多いのです。
そして、それは少数の男性にも飛び火します。
両方の派閥から意見を求められたり、一方の人の悪口を聞かされたりすることもあります。
私が知っているある企業の中間管理職の男性は、女性社員同士の人間関係のトラブルがあり、間に入って解決しようとしたところ、ストレスで拒食症になってしまいました。
もちろんこれは極端な例かもしれませんが、女性が多い職場には厄介な人間関係が起きる可能性があるということは知っておきたいことです。
そもそも男性と女性では教え方や怒るポイントが違う
男性と女性の考え方で大きく違う点に、男性は論理的思考、女性は感情的思考であるということがあります。
もちろん、すべての男女がそうではありませんし、真逆の人もいます。
ただ、一般的にはこのような男女が多いということが言えます。
女性が多い職場に男性が就職して戸惑うのに、教え方や怒るポイントがあります。
女性は思い出したものから教えるようにしたり、マニュアルに沿わない教え方をしたりと、教え方に根拠がないこともあります。
また、仕事でのミスに対しても感情的に怒ってきたりして、何が悪くて何を修正すべきかなどの指導がありません。
女性のこのような教え方や怒るポイントがよくわからず、男性は戸惑ったりストレスに感じたりするでしょう。
男性は意外と悪口の対象になりやすいから注意
悪口を言われるというのは、男女ともに嫌なことであるということは言うまでもありません。
しかし、女性が多い職場で男性が働くと、悪口の対象になりやすいと言えます。
なぜなら、前述したように女性は女性から嫌われたくないと思っていますから、よほどの場合でない限り女性の悪口を言うことに抵抗があります。
しかし男性は別です。
男性の悪口を言っても、女性の悪口を言うこととは性質が異なると判断されるため、男性の悪口は「言いやすい」です。
飲み会の席などで同僚の悪口は言いにくいけど、上司の悪口は言いやすいのと同じです。
自分たちとは種類が違うもの、という感覚があるから気軽に言えてしまいます。
また、女性の中にはどこか男性に対して嫌悪感を抱いている人がいるということもあります。
メディアなどで、女性が男性から虐げられてきた社会のイメージが、根強く残っているのかもしれません。
女性の多い職場で働くことが辛いと思ったら転職しよう
女性の多い職場で男性が一人活躍しているケースもあります。
それは、その男性が、女性の特性をよく理解し、仲良くする術を身につけているからです。
しかしそのために苦労したという男性も多いですし、最初は大変だったと言う人もいます。
そうなるまで努力するか、それとも早めに見切りをつけて男性社員も多い会社に転職をするのか、考えてみましょう。
現在かなりのストレスが溜まっているのであれば、我慢しすぎず転職をすることをおすすめします。
「女性の気持ちを理解するのは難しい」と感じている男性であれば、早めの転職が自分にとってメリットが大きいはずです。
何が自分にとって有益なことなのか、じっくり考えてみましょう。