教育業界から健康食品業界に転職しました［転職の体験談］

［転職の体験談］
大阪府在住 33歳女性ミキさん　過去の転職回数2回

私は20代の時に転職をしました。その時の転職の体験談をお話ししたいと思います。

転職を考え始めたきっかけ

私は3年ほど学習塾ではたらいていました。その仕事を退職し転職をしようと思ったきっかけは2点です。

まず、勤務時間です。入社当初はもちろん夜がメインの仕事なのは把握していましたし、問題があったわけではありません。

しかし、私が年齢を重ねると同時に親も歳を重ねました。持病をもっていた母親との時間を考え、夜がメインの会社を退職し、時間の都合がつきやすい仕事に転職しようと思ったことです。

もう1点は、仕事内容です。もちろん、生徒である子どもたちや先生たちも大好きでした。自分が築きたかった家族のような教室を作れていたのではないかと思います。

しかし、勤続するにつれて上司から入会や生徒数の数値のことばかり言われ、私が目指していた仕事内容との矛盾を感じたことです。

人と人が関わる場所でしたし、保護者の方からお金をいただいて成り立つ仕事です。勤続するに当たり、生徒や保護者への思い入れも強くなります。

しかし、数字を増やすように上司に言われると、仕事の意味が分からなくなったり、本当に子どもたちにしてあげたいことができているのか不安になりました。

会社に認められるために、目標数値を達成するために努力しようともしましたが、何か自分の中に違和感を感じ始めました。

まずは転職エージェントに登録して、キャリアコンサルタントの方と一緒に、今までの自身の経験を活かせる職場を探しました。

そこで気になった会社が健康食品会社の従業員育成の仕事でした。面談にまで進んだ際は、母親のことも正直に伝えました。

「この会社を選んだ点は、勤務地･勤務時間･仕事内容」とも伝えました。後日、採用担当者の方に「あれほど転職理由を正直に言われる方はなかなかいない。」「その分、信頼できる人だと思った。」と言っていただけました。

転職して入社後は従業員の育成を任されました。入社したての自分が長年働かれている方の教育をすることにはとても不安がありましたし、従業員の方々が良く思わないのではないかとも考えました。

それでも、採用してもらえた意味を考え本来の会社のやり方を全うするのではなく、自身の経験を活かし「どうのように伝えるべきか」「こういったカリキュラムのほうが伝わるのではないか」など意見を伝え業務に励みました。

年齢層も幅広く、子どもを対象としていた教育業界とはまた違った経験ができますし、自身の成長にも役立っています。

また、福利厚生が充実している会社であることも魅了的な会社の一つです。

転職するきっかけやタイミングは悩みますが、転職エージェントに気軽に登録しておけば、自分にあった会社を見つけられるのではないでしょうか？

私が全く違う業界にスムーズに転職できたのも、転職エージェントのサポートがあったからだと思います。