面接でどんな質問に対してもスラスラと答えられれば良いのですが、答えに詰まる質問もあります。

そんなとき、頭が真っ白になってしまって何もできない…それでは面接としては成功したとは言えません。

まずは想定できる質問の答えは用意しておくことが大切ですが、想定外の質問に対してはどうすれば良いのでしょうか?

それには、質問のパターンを理解しておくことと、詰まったときの心構えを知っておく必要があります。

詰まりやすい質問は3パターン。それぞれどう対処すべき?

詰まりやすい質問は、「想定される困った質問」と「想定外の困った質問」があります。

前者は事前準備で対応できますが、後者は対応が難しいと言えます。

しかし、後者の質問には3つのパターンが考えられ、それぞれ対処方法が異なります。

このパターンを知っておくことで、想定外の質問がきたとき必要以上に焦ることが減るはずです。

それぞれのパターンと対処方法について見ていきます。

明らかな正解があってわからない場合は正直に伝える

面接で答えに詰まる質問として、明らかな正解がある場合があります。

例えば会社の特徴や事業内容など。

これらは応募前に企業研究をしておくのは必須ですが、それらについて聞かれてわからない場合はごまかしようがありません。

嘘をついてもバレるだけですし、余計に突っ込まれて自分が困ることになります。

不勉強で把握していないということを正直に伝え、面接が終わったらすぐに確認しますと、不勉強をカバーする意志を伝えましょう。

そして気持ちを切り替え、次からの質問に賭ける方が無難です。

また、「今朝のニュースや新聞ではどんなことが伝えられていましたか?」などの質問も同様です。

これも今朝ニュースや新聞を読んでいなければ答えられませんし、調べればわかってしまうため、嘘がつけない質問です。

今朝はニュースを見たり新聞を読んだりしていないことを正直に伝え、これからはその習慣を持ちたいと意志をアピールしましょう。

この場合、「今朝ではないのですが…。」という切り口で最近気になったニュースなどを伝えられると挽回できます。

ニュースの内容と気になった理由を伝えましょう。

ちなみに、このような質問は面接ではときどき聞かれる内容です。

普段はニュースや新聞を見ないという人でも、せめて転職活動中ぐらいは目を通すようにしておくことをおすすめします。

もちろん、普段から見るようにしておくのが一番です。

答えはあるけど正解を求められていない場合は考える努力をする

答えに詰まる質問の中には、一応の正解はあるけれど、正解でなくても良いという質問もあります。

例えば、ある面接で面接官はこんな質問をしました。

「ファーストフード店で最も利益率が高い商品は何だと思いますか?」

面接官が言った正解は飲み物だったのですが、ここでは、必ずしも飲み物と答えることを求めていませんでした。

調理の手間や原価、設定金額や提供のしやすさなど、総合的に考えて飲み物という答えを導き出す、その「考え方の過程」があるのか、「頭で考えることをする人なのかどうか」を見ていたと言います。

ですから、仮に「ポテトだと思います。冷凍状態で店舗に届くため、揚げるだけという調理の手間の少なさから利益率が高いと予想したからです。」と言ったとしても、それはそれで良いのです。

ここで大切なのは、論理的に組み立てて答えを導くという習慣があるのかということで、正解でなければいけないということはないのです。

ここで「聞いたことがないのでわかりません。」と伝えるようでは、頭で考える習慣がないと思われてしまうことになります。

明らかな正解がある場合の質問と区別が難しいかもしれませんが、考えて予想ができることであれば、こうですか?と伝えてみるようにすると好印象です。

考え方や意見などを求められているのであれば何としても言葉にする

最近の業界内での傾向や新事業などについて、「あなたはどう思いますか?」という質問を受けた場合は「わかりません。」ではかなりのマイナスポイントになります。

考え方や意見なので千差万別ありますから、わからないでは考えることを放棄したことになります。

しっかりと考えた上で何としても言葉にする意志を持ちましょう。

ただ、この質問は内容によっては言葉に詰まりやすく難しいこともあります。

どう対処したら良いのでしょうか?

この場合、答えを準備しておくことはできませんが、普段から鍛えておくことはできます。

ニュースや新聞を見たり、会社で何か問題が起きたとき、「自分ならどう考えるか。」と自分なりの意見を持っておく癖をつけましょう。

考え方は、何が正解なのか誰にもわかりません。

人から見た正解を探るのではなく、自分の軸で意見を述べることができる人は、優良な企業でこそ求められるのです。

答えに詰まったときに助けてくれる心構え

想定外の質問で答えに詰まってしまったときは、焦って答えを導こうとするのではなく、「まずはこうすべき。」という心構えがあります。

焦ったら負け。落ち着いてその場で考えればいい

想定外の質問は焦りますが、それは「想定外の質問が来ない」と高をくくっていることの表れとも言えます。

準備万端にしておいた人ほど、想定外の質問で頭が真っ白になってしまうものです。

頭が真っ白状態になってしまうと、自分でなかなか修正するのは難しくなってしまいます。

面接の質問は、ある程度想定できるものも多いですが、想定外の質問は必ずある、そしてそのときは「その場で考えればいい。」それぐらいの心構えを持っておきましょう。

また、普段から頭を使って考える癖をつけておくと、面接の場でも落ち着いて考えることができるでしょう。

質問の意味が分からないなら聞き返して大丈夫

面接官の質問の意味がいまいちわからない、その場合に何となくの予想で解釈し、的外れなことを言うと「この人は理解力がないのかな?」と思われてしまいます。

自分なりの言葉で置き換えて「それはこういうことでしょうか?」と聞き返すのは問題ありません。

面接官は多くの面接を行ってきており、応募者が面接で答えに詰まる場面など見慣れています。

詰まること自体が悪いのではなく、詰まったときにどう対処できるのかが大切なのです。

質問を聞き返したり、「少し考えさせてください。」と伝えるなど、自分のペースに持っていけるようにすると逆に好印象です。

答えに詰まったときの対処法を用意しておくと安心

想定外の質問を事前に予想することはできませんが、詰まったときにどうすべきかは考えておくことが可能です。

職歴などを整理しておくとともに、詰まったときの対処法を自分なりに用意しておくと良いでしょう。

どんな対処法があるのかわからないという場合は、転職エージェントにアドバイスをもらうことをおすすめします。

転職支援のプロですから、実際の面接に役に立つ対処法を教えてくれるはずです。

最後に

いかがでしたか?今回は、答えに詰まる質問のパターンと対処法、心構えについてご紹介しました。

パターンと対処法を知っておき、しっかりと心構えをしておくことで、想定外の困った質問にはある程度対処できるようになります。

ぜひ今後の転職活動の参考にしてみてください。

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