大企業から中小企業に転職する場合、どんな風に企業選びをしていけばよいのか分からないという人もいることでしょう。
中小企業の中にも優良企業は数多くありますが、情報や調べるツールが少ないため「入ってみなければ分からない」と天に運を任せる状態になってしまうことも少なくありません。
しかしそれではあまりにもリスクが高いというものです。
できる限りの情報を得てリスクを抑えた転職活動を心がけましょう。
目次
企業HPが充実している
応募前に必ず確認するという人も多い企業HPには有益な情報が隠されています。
一つ目安になるのが企業HPが充実しているのかという点です。
内容が充実していれば風通しの良い健全経営をしている可能性が上がりますし、企業HPを作成する人材や資金もあるということです。
家族でやっているような小さな企業であれば別ですが、従業員数が数百人の企業規模で「とりあえず作っただけ」というレベルの企業HPであれば少し注意が必要になります。
この時代であれば「もっと企業HPを充実させて社外的なアピールをしていこう」という社員からの声が普通に考えられますが、それを採り入れていない、または投資意識がないため企業HP作成のコストすら抑えようとしている可能性があります。
企業HPでは従業員の紹介などがされていることがありますので、そちらもよく確認するようにしましょう。
顔写真入りで紹介されていて、仕事のスケジュールや取り組みなども紹介されている方が良いでしょう。
社員の出入りが激しい企業だと頻繁に写真を変える必要があるため、写真なしか商材写真などを利用したりします。
また、誰にでも当てはまるような経歴を紹介している場合にはその信憑性も疑われます。
もちろん、HPなどを一切使わず口コミだけで成長している企業もありますし、企業HPだけですべてを知ることはできません。
数ある企業研究の一つとして、企業HPがある場合には細かい点まで確認する心構えが必要だということです。
一般社員から管理職へ。ポジション確認は必須
大企業から中小企業に転職する場合には募集のポジションに注意が必要です。
自身が人をまとめる立場として転職するのであれば、経験値が上がり大企業から中小企業へ転職する大きなメリットになります。
管理職募集か管理職候補としての転職をおすすめします。
一般社員から一般社員に転職する場合、自分が大企業で仕えていた上司と中小企業の上司とでは能力に違いがあるという点を、ある程度覚悟しておく必要があります。
大企業から中小企業への転職では、自分よりも無能で向上心もない上司に仕えることになるということは往々にしてあります。
大企業では管理職経験がないという人も多いかもしれませんが、後輩指導やチームをまとめた経験などマネジメントスキルがあるという点をアピールしていくことで、大企業での経験を武器として管理職候補に応募することは可能になります。
同族経営には注意が必要
同族経営にはブラック企業が多いという話を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
同族経営の中小企業で働く人の話を聞くと、役員がすべて同族で役員以外の意見が全く聞き入れられないなど、確かにそういう一面があると言えます。
ただしこれは、同族経営の会社が悪いというのではなく、悪い同族会社があるということなので、どんな経営方針なのかを見極める必要があるということです。
中小企業の場合は、大企業のように株主向け情報を公開していないということも多く、調べるツールが限られていますが、代わりに面接等で直接経営者の話を聞く機会もあるというメリットがあります。
面接の質問タイムを利用して経営者の考え方や性格的なことも聞いてみるようにしましょう。
また、社長が偉そうで他の役員がやけにへりくだった態度を取っているなど、面接での態度や雰囲気など、微妙な違和感を感じないかも冷静に判断する必要があります。
応募前の段階で知るのは難しいですが、一つは企業HPの役員紹介欄を見てみると役員の名字が皆同じ場合は同族経営です。
また、役員紹介が全くないというのもそれを隠している可能性がありますから少し注意が必要です。
内定決定までの段階が複数ある方が良い
大企業であれば1次、2次、3次面接さらには役員面接と採用に関して段階的にステップを踏むということが多いです。
条件がよく応募者も殺到しますから面接だけで即採用とはなりません。
一方中小企業では、書類審査と面接1回で合否が出るということも少なくなく、中には面接即日採用というところもあります。
これは応募者にとってみると内定までのハードルが低く応募しやすいというメリットのように感じますが、企業選びという視点で考えるとリスクが大きくなります。
このような採用スタイルを取っている企業だと、社員の質にばらつきがあり、転職してから「なんでこの会社の社員たちはこんなに仕事ができないんだ。」と苦労することがあります。
たまたま社長に性格を気に入られたから採用したものの、働いてみたら全く使えないという人もいます。
こういう人が能力がなくても社長に取り入って、大手を振って歩く無能な上司になったりします。
このように採用ステップの多さは、中小企業に入社したときに一緒に働く社員たちがどんな人かということにつながっていきますから見逃せないポイントです。
- 内定はもらいやすいけれど入社してから苦労する可能性がある中小企業
- 内定をもらうには努力が必要だけれど同じハードルを飛び越えてきた社員たちがいる中小企業
どちらを選ぶのが長い目で見て良いかということです。
給与・待遇は大企業と大きな違いがあるから注意が必要
大企業で働いていると、長期連休がある、賞与がもらえるということが一般的に当たり前のことのように錯覚することがあります。
しかし多くの中小企業では、長期連休も賞与もないということがあります。
給与・待遇面は募集要項をよく確認して「実際に自分が許容できる範囲か」ということを考えておきましょう。
年間休日は120日前後が一つの目安で、110日を切ると休みが少なくハードだと感じるかもしれません。
100日未満の年間休日になると、大企業とはかなり落差を感じて耐えられないという人も出てきますので注意してください。
賞与に関しては年間4ヶ月分が一つの基準になります。
賞与なしでも生活はできると思うかもしれませんが、生活できるということよりも従業員に賞与を支給できない資金力、業績であるということは忘れてはなりません。
転職エージェントを使うと幅広い情報を得ることができる
中小企業に転職する場合の企業選びは、情報源が限られてくるというデメリットがあります。
その場合は、転職エージェントを利用して転職活動をすると良いでしょう。
求人情報の充実はもちろん、業界事情に詳しく企業の採用担当ともパイプを持っています。
中小企業への転職についても幅広い情報提供を行ってくれ、企業選びに失敗するというリスクを抑えることが可能です。
転職エージェントの利用は無料ですから、ぜひ活用してみてください。
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