理不尽はあれど、仕事は前向きに

[東京都 31歳 女性 転職回数2回]

私が今までに勤めた仕事は、歯科関係のお仕事です。

それぞれ職種は違うため、悩みは違いますが辞めようと決めてからの行動やそれに至るまでの経緯を書きたいと思います。

歯科関係のお仕事は、もちろんその職場にトップがおり、そのトップが全てを担っております。大手企業と違うところは、主任や係長がいるわけではなくいきなりトップなので、理不尽すぎる内容があります。

いきなりトップということで、大手企業に比べると訴える場所があまりにも少ないということに転職を考えさせられました。

転職を考えた理由

歯科はトップが仕事をし、私たちはそれに従い行動をするため、これはどうなんだろうと思うことも、ほぼ100%飲み込まなくてはいけない状態です。

例えば主任や係長が理不尽なことをした場合、さらにその上の理事や社長に伝え改善してもらう余地はあるのかもしれません。

しかし、それができない以上オブラートに包んで入ってみるものの、トップがこうだと言った以上は、こなさなければなりません。

私は仕事をする上で自分の中の気持ちと、トップの気持ちの温度差についていくことが、段々と苦痛に感じてきてしまいました。

転職を考えた時に行動したこと

いろいろなことで、長く仕事を続けていれば人ともぶつかり考え方や方向性の違いで悩むものです。

その当時、私には歯科関係の仕事で下に後輩がおりました。トップのやり方に疑問を感じていた子ももちろんいます。私もその1人でした。

後輩がトップに助言することが難しかったのと、ストレートにぶつけてもうまくいくはずはないため、何かこちらで違和感を察知した場合、例えばお客様が高い商品を購入される場合、それがそのお客様の要望に応えられるべきものなのか考えました。

その一瞬を見ればたしかに良いかもしれませんが、長い目で見た時にその買い物は値段の割にあまりにも短命なのではないかと思うのです。

私達がお客様に直接購入内容の変更案を申し上げることは不可能だったため、トップに長期的な目でみたことを考え、他にもこのような商品の提案をしてみては?と伝えはしましたが、力不足により不可能でした。

まとめ

どのお仕事も自分で経営なり起業しない限り、トップや上司やお局がいるのは当たり前のことです。

うまく立ち回れる人もいるかもしれませんが、ごく少数ではなきでしょうか。

多くの方は時には理不尽なことを言われそのことに泣き、時には苛立ちから奥歯がかけるんではないかというほど、強く噛みしめることもあると思います。

しかし、そこで逃げるのか、それをバネにひとまわりもふたまわりも自分自身のために成長するのかは、その人次第です。

一時の苦痛から、大きな成果につながることもたくさんあります。

その成果が職場の継続からの昇進。または、前職で培った精神的強さをバネに転職先での活躍。様々あると思います。

自分の殻に閉じこもらず、1つ2つと容易ではありませんが殻を破り、あのときこれで良かったんだと思える道を選んでほしいと思います。

どんな道を歩いたとしても、遠回りになることはあれど無意味なことは、何1つないと私は思っています。