残業が続いて正直体がきつい、そう感じている方は多くいます。

心身ともに疲れが溜まり病気になってしまうことも考えられます。

本当は定時で帰りたいんだけど、どうしても仕事が溜まって残業になってしまうという方は、今の状況を変えるために何ができるのかを考えていきましょう。

残業は、自分次第で減らすことが可能です!

そこで今回は、残業が多すぎて悩んでいるかたへ、残業を減らすためにすぐにできる6つの方法をご紹介します。

残業を減らす6つの改善策

効率を上げることで残業は減らせる

効率を常に考えながら仕事をするだけで残業の1~2時間分ぐらい減らすことは十分可能です。

毎日21時に帰っていたのが、19~20時になるだけでも随分違うと思いませんか?

例えば仕事の順番ですが、思いついた順番から何となく仕事を始めていないか振り返ってみましょう。

午前中の頭がすっきりしているうちに、企画ものや考えを練らないといけないことなど頭を使う仕事をすると、脳が冴えているので短時間で考えがまとまります。

逆に昼食後は眠くなりがちなので、頭を使う仕事はあまり向いていません。

体や手を動かす、作業的な仕事があれば午後に回す方が良いでしょう。

午後にどうしても頭を使う必要がある場合は、昼食は食べすぎず控えめにするなどの工夫も効果があります。

朝早く出社する

人より少し早く出社して、誰もいないうちに集中したい仕事を終わらせるという方法もあります。

残業したくないのに、朝早くなんてもっとイヤ!と思うかもしれませんが、朝の1時間は日中の2~3時間にも相当すると言われています。

また、電話対応や職場の人に話しかけられることもないので、効率よく仕事を進められます。

残業代はでないかもしれませんが、朝の通勤ラッシュのストレスからも解放され、体調管理もしやすくなるのでメリットは非常に大きいです。

自分で抱え込まないで人を頼る、使うことを覚える

覚えた仕事を人に渡したがらない、自分一人でなんでも抱え込んでやりたがる人がいますが、それは仕事ができるとは言えません。

そのために残業をしているのであればそれは自分自身に責任があります。

後輩を育てるつもりでやらせてみることも必要です。

誰か得意な人に頼む、質問できる人には聞いてみるなど、人を頼ったり使ったりすることも大切なことです。

後輩が育てば会社としてのメリットも大きく、人を頼ることでチームワークが生まれます。

自分が困ったときに頼る代わりに、誰かが困っていたら手を差し伸べるような心がけをしているとコミュニケーションも上手に取れ、周りと協力しながらより良い結果が出せるようになります。

自分一人のことよりも会社全体がどうなるべきかを考えられるのが本当に仕事ができる人ではないでしょうか。

仕事にすぐ取り掛かれるよう、明日のやるべきことは書いておく

仕事を終えて帰る前に是非やってほしいのは、明日のためのTO DOリストを作成しておくことです。

リストと言っても細かく書く必要はありません。大まかな仕事の内容と優先順位を書いておくだけで良いのです。

朝出社してまだ頭が動き出していないうちにその日にやるべきことを考えるより、一日仕事をして頭が仕事モードのうちに整理をしておく方が仕事の内容や構成を把握できているからです。

こうすることで、次の日出社してから仕事に取り掛かるまでの数十分が削減され、その日の仕事へのスムーズな流れができます。

仕事スペースを整理しておく

自分の仕事スペースをきれいにしておくことは、スムーズな仕事をする上でとても重要です。

なにがどこにあるか分からない状態では、仕事の効率が著しく低下します。

自分がわかりやすいよう整理しておくことで、時間の無駄が省け、効率の良い仕事が出来るでしょう。

駆け込み出社はしない

先ほど、朝に人より早く出社することで時間が有効的に使えるとお話しましたが、最低限ぎりぎりに出社するのはやめましょう。

遅刻寸前で出社すると、気持ちが落ち着かず仕事にスムーズに取り掛かることができませんし、ミスも多くなります。

また、走ったりすることで体が疲れたり汗をかいて不快に感じることによって仕事の効率が下がります。

人よりかなり前に出社することは難しくても、人より少し早く出社することを心がけるだけでも日中の仕事内容に大きな差がでます。

遅刻ギリギリで出社した隣の席の人が始業開始後にメールのチェックから始めている間、すでにメールチェックなどは済ませて自分の仕事に取り掛かれているのですから。

残業が当たり前になっている人が忘れてはいけないこと

社内の雰囲気が帰りづらかったり、周囲も当たり前のように残業をしているような風潮がある職場ですと、残業をすることが当たり前のように感じてしまうことがあります。

しかし、本来勤め人は定時になったら帰ってよいのが普通だということを忘れてはいけません。

残業はあくまでも、どうしても仕事が残ってしまってその日にやらなければいけない時にやむを得ずするものです。

残業しなくても、時間内に精一杯仕事に貢献しようと真面目に集中して取り組むことが大切です。

残業すればいいやと思って日中を過ごすより、残業は絶対にしないと決めて取り組む仕事の方が、中身が濃く良い仕事ができます。

また、残業が慢性化すると体調不良になりやすく、医療費がかかるようになります。

残業代という収入はあっても、同時に支出も増えているのです。

努力しても残業を減らすことができないなら

今回ご紹介したことを全部やっても、残業を少しも減らすことができない場合、そもそも会社の人員配置や仕事量に無理がある可能性があります。

その調整ができないのは会社や上司の能力に問題があるのではないでしょうか。

また、一人当たりの仕事量を増やすことで新たな人を雇う人件費を削減したいという意図も感じられます。

ブラック企業の可能性もあります。

上司から、残業しないのが悪、仕事ができないやつと言われる、など全く評価されないどころかひどい文句を言われるという場合は、パワハラ上司かもしれません。

まずは自分の仕事ぶりを客観的に判断してくれる信頼できる先輩やリーダーなどに聞いてみましょう。

周囲からは自分の仕事ぶりが評価されているにも関わらず正当な評価を受けられていないのであれば、上司や会社自体の古い体質の問題かもしれません。

将来性が見込めないこともありますから転職を考えてみることも必要です。

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努力しても改善しない場合は転職も視野に

今回は、残業を減らすために努力すべきことについてお話してきました。

毎日残業があって辛い状況にあるかもしれませんが、まずは改善できるように努力しましょう。それでもだめなら、自分の将来のためにも前向きに転職を考えてみてください。