[転職の体験談]
埼玉県 女性 36歳 転職の回数3回
私は短大卒業後にホテル業での予約受付業務を2年間していました。
主な業務は電話やメール、専用端末からの宿泊予約を登録し、金額の案内やサービスの手配などを行なっていました。
かなり大手のマンモスホテルだったので、4000室近くある部屋の予約を受け、料金も部屋によって様々なため、スピードと正確さを問われる仕事でした。
また、VIP顧客の予約受付の対応をしたり特別な手配を行う、客室やフロントなど他部所に引き継ぐ業務も行なっていました。
苦労の耐えなかった2年間
ホテルマンの多くは就業形態が夜勤だったり、多忙すぎだったりが原因で退職率は非常に高いものでした。
現に私の部署も平社員は当時3年目の人が6人と、新入社員として入社した私達7人だけでした。翌年、新たな新入社員6人が補充されたと同時に、先輩方は全員辞めて行きました。
私の部署は特に厳しい業務だったため、どんどん低年齢化し他の部署の人たちからバカにされる事も多く、やり切れない思いが募っていったため退職に至りました。
ここまで頑張れるなら、もっと自分自身が誇りに思える仕事をしたいと思うようになったのが大きな理由です。
そして、転職活動を始めました。
ハローワークを利用する
まずはハローワークに通いました。地元企業などに強いことや、ヤングハローワークだと、私たちのニーズに合った案件があったため、利用していました。
詳細に対する質問も、ある程度はハローワークの人が相談に乗ってくれるので、転職活動初心者としては有りがたかったです。
また、ネットや求人雑誌に載っていないような案件も持っていたりすると聞いたので、まめに通って確認していました。
時々、転職活動に役立つ講習会などもやっていたので、参考になりました。
ネットの求人を毎日チェックする
当時、ネット検索で大手だった「とらばーゆ」を利用し、気になる求人には片っ端から応募して行きました。
ひたすら毎日求人情報をチェックし、履歴書と職務経歴書を書いて出すを繰り返していました。
もともと英語を使える仕事をしたいと思いホテルマンになったのですが、結局ほとんど使う機会がなかったので、転職先は英語を活かせる職場にしたいと考えていました。
外資系アパレル業、英会話学校の運営スタッフなどに多く応募しました。
人材紹介会社に登録!
「リクルートエージェント」という、正社員向けの人材紹介会社に登録し、希望に合う案件を紹介してもらうことにしました。
申込後に自分のスキルチェックと簡単な面談があり、やりたい仕事などについて条件を伝えました。希望に合う案件があった場合は、エージェントから連絡が来る仕組みでした。
手軽さと、自分が思い込みで無視していたような求人も拾ってくれるため、角度を変えて転職活動できると思ったからです。
転職活動はタイミングが全て
転職活動は本当にタイミングです。タイミングが良いか悪いかによって、自分の希望に見合った仕事が見つかるかどうかにかかっています。
何となく悩んでいるうちに、他の人に決まったというパターンもあるため、迷うならまず問い合わせるか履歴書を送ればいいのです。
私は初めての転職活動で最初は要領を得ず、全て後手に回ってしまいなかなか内定をもらえませんでした。
また、3次面接まである企業もあり、内定可否の連絡をもらうまでに時間を要する事もありました。
結局、退職日までにうまく決められず、退職してから1カ月後になってしまったため、焦りと不安がすごかったです。