会社の飲み会が多くて断れないという悩みを抱えているサラリーマンやOLは実は多いです。
会社の飲み会はメリットもありますが、回数が多いとデメリットも多くなるからです。
今回は、会社の飲み会が多いことのデメリットと、職場の人間関係を保ちながら上手に断る方法をご紹介します。
目次
会社の飲み会が多いことのデメリットとは?
会社の飲み会にはコミュニケーションを取ることで仕事を円滑にすすめるなどのメリットが考えられます。
しかし、正直デメリットの方が多いと感じている人も多いです。
会社の飲み会が頻繁にあることのデメリットとしてはどんなことが考えられるのでしょうか?
お金が減る
仕事をしているのは何のため?と聞かれたら、生活のためだとお金を理由に挙げる人は多いでしょう。
仕事はやりがいこそが大事というのも間違ってはいませんが、お金は生きていくために必要なことですから、お金のために働くことも決して悪いことではありません。
汗水垂らし、ストレスに耐えながらお金のために働いているのに、飲み会が頻繁にあることでお金がどんどん出ていってしまうようでは本末転倒です。
1回飲み会があれば少なくとも5,000円~10,000円前後はかかってしまうでしょう。
頻繁に飲み会があることで頑張った残業代があっという間に消えてしまうという人も多いのではないでしょうか?
家族や恋人との時間が減る
飲み会はたまにであれば良いですが、頻繁にあると家族や恋人など、本来プライベートで一緒に過ごしたい人たちとの時間が減ることになります。
平日は仕事が忙しくて子供が寝た後に帰っているから、週末ぐらいは一緒に過ごしたいと感じる人でも飲み会があることですれ違ってしまいます。
また、金曜日に飲み会が入ると土曜日の朝に起きられず、休日に一緒に過ごす時間にまで影響を与えてしまいます。
一生懸命働いているのは家族や恋人のためという人にとって、本当に大切にしたい人との貴重な時間が削られるのは辛いことです。
勤務時間外でも職場の人相手に気を遣う必要がある
いくら飲み会と行っても、相手は職場の人ですから、当然気を遣う必要もありますし、やってはならない言動もあります。
勤務時間外で給料が発生しないにもかかわらず気を遣う必要があるのでは、サービス残業と似たようなものだと感じる人も少なくありません。
これが頻繁にあるとなると大きなデメリットになるのではないでしょうか?
愚痴を聞くだけの場の場合にはノイローゼになることもある
普段話す機会のない人と話ができたり、コミュニケーションを深めることによって仕事がスムーズにいくということがあります。
その意味では会社の飲み会も必要なのですが、頻度が多いとなると無意味な飲み会もでてきます。
単なる愚痴や悪口の発散場所であったり、酔っ払いすぎて記憶がない人たちの集まりで、職場に行っても覚えていないという場合には、コミュニケーションを取った意味がありません。
また、愚痴を聞くということは自分自身がストレスに感じやすいという行為です。
いつでも断らず愚痴の聞き役に回っていると、ノイローゼになることもありますから注意しましょう。
それほど愚痴や悪口には負のエネルギーがあるということです。
職場の人間関係を保ちながら会社の飲み会を断る方法
会社の飲み会が頻繁にあるから断りたいという場合でも、職場の人間関係を保つことは必須です。
では、良好な人間関係を保ちながら上手に断る方法はあるのでしょうか?
数回に1回は参加するようにする
職場の人間関係を良好に保ちながら会社の飲み会を断るには、毎回断るのは避けて何回かに1回は参加するようにすると決めてしまうと効果的です。
頻度が多くなければ金銭的にもプライベートの充実も保つことができますし、職場の人に対しても「行く気がある」というアピールにもなります。
周囲とのコミュニケーションを拒絶しているわけではないと思われることで、職場の人間関係は良好に保つことができます。
誘われたらスケジュール確認のフリが必須
会社の飲み会に誘われたら、即答で断るのはやめましょう。
絶対に行く気がない人間だと思われても厄介ですし、すぐに断ることで「では次の日は?」という風に予定を変えられてしまうこともあります。
社内の飲み会であれば、一人の不参加を理由に予定を変更できないぐらいに、飲み会の日程が固まってきた段階で断りを入れるのが良いでしょう。
また、即答せずスケジュール確認のフリは必須です。その姿勢を見せれば「スケジュールさえあれば行きたい」という風に捉えられます。
家族の予定や習い事など断りやすい理由を用意しておく
会社の飲み会を断るときは、相手が納得しやすい理由を用意しておくと効果的です。
例えば家庭の事情であれば踏み込んだことは聞きづらいですし、習い事があるなどと伝えておくことも良いでしょう。
奥の手としては、「ここ数年体調が優れなくて夜の外出は控えている」などと伝えるのも効き目があります。
ただし、その場合には、普段の仕事でも体調を気遣われてしまうという覚悟は必要です。
飲み会があまりにも多い職場が苦痛な場合社風が合わないのかも
会社の飲み会は楽しいと感じる人も苦痛だと感じる人もいます。
例えば体育会系の社風の職場などでは飲み会が多くなりがちですが、それが苦痛だとまで感じるのであれば社風があなたに合っていない可能性が考えられます。
飲み会が嫌だという場合には、そもそも職場自体が好きではないのかもと疑ってみる必要があります。
職場が合っていて仕事も楽しいと思っている人は、会社の飲み会を苦痛とまでは思わないはずです。
職場が合わないと感じたら転職を考えてみよう
職場の雰囲気や社風が合わないと感じたら転職を考えてみることも必要です。
社風というものは曖昧なものだと思うかもしれませんが、「何となく合わない」という違和感は実は非常に大切なことで、その違和感の積み重ねが大きなストレスになってしまうことがあります。
大きなストレスになってしまうと仕事そのものに影響がでてしまったり、体調不良やうつ病などの精神病になってしまうことも考えられます。
違和感を無視せず、居心地が良く働きやすいと感じられる職場への転職を考えてみましょう。
転職するなら転職エージェントを利用して
職場に違和感を感じて転職を考えるのであれば転職エージェントを利用しましょう。
転職支援のプロに相談することで、事前に「どんな社風の会社なのか」を探ってもらうことも可能です。
また、非公開求人を含む多数の求人がありますから、希望の条件に合った求人を見つけやすいというメリットもあります。
転職エージェントは無料で利用できますから活用してみてください。
最後に
いかがでしたか?今回は、会社の飲み会が多いことのデメリットと、頻繁にある飲み会を断る方法についてご紹介しました。
ある程度の付き合いは大事ですが、多すぎる飲み会は考えものです。
社風が合わないと感じたら転職も前向きに考えてみましょう。