同窓会や仲間内での集まりの際に、普段であれば避けてしまう話題であってもお酒が入ることなどで勢いがでてしまい、つい知ってしまうことがあります。
それは、同級生の年収です。
学生時代であれば見た目やスポーツができることなどがコンプレックスの要素になりがちですが、社会人なって40歳近くにもなるとそんなことはどうでも良くなってきます。
自分の存在価値や誇りは「どれだけ稼いでいるか」という人も密かに多いです。
そのため、ふと知ってしまった相手の年収が自分より高いと知ったときに、年収をアップさせる方法について考えるという人が意外に多いのです。
では、同級生の年収が自分より高いと知ってどうしようもなくショックを受けたときの適切な方法には、どんなものが考えられるのでしょうか?
今回は、同級生に年収で逆転するための方法についてご紹介していきます。
目次
同じスペックのはずなのにとショックを受けるケースは多い
学校も同じで部活動なども同じ、いつも一緒に行動していた友達の年収を何かのタイミングで耳にしてショックを受けることはありませんか?
それが学生時代から優秀で医者や弁護士のような高収入の仕事に就いたのであれば納得もいくものも、学歴に差はなく、特に相手が成績もぱっとせず目立った存在ではなかった友人が高い収入を得ていると聞くとショックを受けるという人は多いです。
自分の年齢が30代後半ともなると、どこでそんな差がついたのか深く考えこんでしまい、今の仕事を選んだ自分が本当に正しかったのか悩んで年収を上げる方法について考えていくきっかけになるようです。
収入の話は年齢が上がるほどナイーブな問題に
若い頃であれば、収入に多少差があってもさほど気にならないこともあります。
夢を叶えるための資金を貯めている途中であったり、これからまだまだ年収の高い仕事に就くことも十分可能なのだという余裕があるのかもしれません。
学歴に差がない同級生であれば初任給ベースでは同レベルの場合も多いでしょう。
しかし、40歳近くにもなると夢はそろそろ諦めて安定した生活をしたいという人が多くなります。
また、結婚して子供がいて、そろそろ大学受験に向けて教育費の問題も真剣に考える必要がでてくるなど、かなり現実的な問題に直面してくることもあります。
さらに40歳前後ともなれば課長クラスになっている人も増え、収入面でもはっきりとした差が出てくる年代と言えるでしょう。
年齢が上がれば上がるほど、収入の話は仲間内でもナイーブな問題になってくるのです。
同じスペックでも選んだ会社によって大きな差がでる
医者や弁護士などのように学力や勉強するための忍耐力のようなものが必要な職業であれば別ですが、一般企業では学歴がさほど関係ないことがあります。
高卒と大卒で初任給に差があることは多いですが、高卒でうまく大企業に就職した場合と大卒で就職難に陥りフリーターを経ている場合ではまた違います。
そもそも、学歴が同じ同級生であれば高卒か大卒かは問題になりません。
選んだ会社や経営者の考え方、景気の影響を受けやすいかどうかなど様々な要素が絡むことによって同じスペックでも収入に大きな違いがでてしまうのです。
個人として見ると能力の高さにさほど違いがなく、仕事内容にも大きな違いはなくても、選んだ会社などによって大きな年収の差が出てしまうのは不思議なことのようですが、当たり前にあることなのです。
今から年収を上げるには起業か投資か転職か
40歳前後になって同級生に年収で差をつけられてしまった場合には一体どうしたら良いのでしょうか?
方法としては今の会社で昇格して管理職になり収入を大幅に上げることがまっとうな考え方かもしれません。
しかし、昇格して管理職になってもむしろ残業代がなくなったり、管理職手当がついたとしても数万円程度と、必ずしも年収アップにつながるとは限りません。
加えて仕事の責任は重たくなり帰りも遅くなるなど、デメリットもあります。
その他では勉強して収入の高い専門職になる、起業する、投資などで仕事以外の収入を得る方法がありますが、簡単にできることであれば誰もが成功して高い収入を得ているはずです。
高い収入を得るための勉強ともなれば簡単な資格取得とは違って、一度会社員を辞めて勉強に専念するぐらいの覚悟が必要です。
起業や投資にチャレンジするのはアリですが、リスクが伴うことでもありますから、家族を説得する、元となる資金を集めるなどやるべきことは山積みですぐにできるというものでもありません。
そうなると、最も現実的で早めに年収を上げる可能性があるのは転職して会社を変えることなのです。
40歳近くになってからの転職は十分可能
40歳前後の転職はほとんど無理とか難しいなどと言われることがありますが、しっかりとスキルや経験が活かせる転職先を選べば決してそんなことはありません。
未経験の業界や職種にチャレンジするのであれば、年収をアップさせるまでに相当な努力と時間がかかってしまいますが、20代や30代にはないスキルや経験を活かした転職であれば十分に可能なのです。
特に40歳以降ともなれば、リーダーとしてチームをまとめた経験や後輩の指導にあたったという経験があれば管理職候補としての期待ができます。
年収で一発逆転するための転職活動は転職エージェントを利用すべき
転職活動の方法はいろいろありますが、年収を上げるための転職活動の方法としては転職エージェントをおすすめします。
これまでの経験やスキルが活かせるけれど給料が良い条件の良いという企業は、募集があるとすぐに応募者が集まり枠が埋まってしまいます。
ハローワークや求人誌などでこまめにチェックしていても、いつ見つけられるかわからず非効率です。
その点転職エージェントであれば、あらかじめ希望の条件や自身のスキルなどを登録しておくことで、転職支援のプロが適切な求人を紹介してくれます。
転職エージェントにも様々なタイプがありますが、年収が高い求人のみを扱っているスカウト型のエージェントもありますし、業界に特化したタイプのものもあります。
自身の仕事やスキルなどに合わせて適切なエージェントを利用することでより転職活動がスムーズになります。
最後に
いかがでしたか?今回は、同級生の年収が自分よりも高いと知ってショックを受けたときに、年収で逆転するための方法についてご紹介してきました。
年齢が上がると段々気になる人の収入、それが同級生ともなればもっと気になるという方は多いかもしれませんね。
今からでも同級生たちに年収で逆転することは十分可能です。
現実的な方法としては転職が最も近道ですので適切な転職方法で、年収アップを叶えていきましょう。
ぜひ参考にしてみてください。