夜遅くまで残業をして、帰り道に危険な目に合ったという経験はありませんか?

実際にまだ危険な目に合っていないとしても、帰り道が怖い、常に不安を抱えているという人は少なくありません。

そのような不安を抱えたり、実際に危ない目に合ったら転職を考えましょう。

今回は、深夜残業で危ない目に合ったら転職すべき理由をご紹介していきます。

深夜残業からの帰り道に危険な目に合った人は意外と多い

深夜残業をして帰宅する際に危険な目に合ったという経験をした人は、決して少なくありません。

看護師などの夜勤がある仕事以外にも、事務系で残業が深夜にまで及び、帰り道に危険人物に襲われそうになったという人もいます。

また、深夜の危険は女性に限ったことではありません。

不良グループに絡まれたりして怖い思いをしたという男性もいるのです。

そもそも不安に思うこと自体があってはならないこと

実際に危ない目に合うことがなかったとしても、夜中に帰宅するということで不安を感じる人は大勢います。

そもそも、その不安があること自体があってはならないことなのです。

結果的に何もなければ良いのではなく、安心して帰宅することができる環境づくりを企業側はする義務があるのです。

不安を感じている職員が多いのに見てみぬフリをしている会社は、いつか取り返しのつかない事態に発展してしまう可能性もあります。

深夜まで残業っておかしいと知ろう

残業が慢性化している職場だと、残業が深夜にまで及ぶということについて諦めてしまったり、そういうものなのだと勘違いしてしまうことがあります。

これは労働者側の意識改革も必要なのですが、そもそも深夜まで残業するのは本来おかしいことです。

なぜなら残業が深夜まで及ぶほどの仕事量があるのであれば、人材が著しく不足している証拠ですし、会社の労務管理について問題があります。

深夜まで残業をすることは決して当たり前のことではなく、何らかの問題が発生している異常事態なのだと覚えておきましょう。

深夜残業が当たり前だと思っている人は考えを改め、深夜残業など当たり前にない、普通の会社への転職を考えてみましょう。

深夜残業がある会社は、職員の危険についてなど考えてはいないのです。

夜勤従事者であれば対策がしっかりとされていないと変

仕事内容によっては、深夜に外を歩く必要があるというケースもあります。

それは夜勤があったり、医師などの命に関わる仕事のために緊急呼び出しが必要とされる仕事などです。

しかし、本来夜勤業務が恒常的に発生する仕事に関しては、対策がしっかりと行われているのが普通です。

例えば、夜勤のある看護師であれば防犯ブザーの携帯を義務化したり、車通勤も可能にして病院の入り口すぐの駐車場を確保したりします。

場合によってはタクシーでの出社も可能にします。

夜勤従事者で夜勤帰りに危ない目に合ったという場合には、会社側の対策がしっかりとなされていないということです。

働く職員の身を守れない会社が果たして会社として将来性があるのかは疑問です。

これを機に今の職場の環境を見つめ直してみよう

深夜残業の帰り道に危険な目にあった、または不安を抱えているという方は、これを機に今の職場環境を見つめ直してみましょう。

夜勤がある職種であっても、対策がしっかりとなされていれば、危険な目にあったり不安を持つ必要もないはずです。

対策がなされていない職場では、大抵他の不安要素もあるはずです。

サービス残業が行われていたり、部下に仕事を押し付けるパワハラ上司がいたりと何か問題があることも十分考えられます。

自分の身は自分にしか守ることはできません。

危機感を持って今の職場で働き続けて本当に良いのかどうかを、自分自身に問いかけてみましょう。

まずは改善を訴えよう

深夜の帰宅時に危険な目に合った、いつも不安を感じているという場合には、まずは会社側に改善を求めるようにしましょう。

夜勤ありきの仕事であれば、前述したような防犯ブザーの携帯や通勤方法などに工夫がなされるはずです。

また、深夜残業を上司が把握していなかった場合にはこれを機に上司に労務管理をしっかりしてもらい、職場の長時間労働について職場全体で改善されるべきです。

改善されなければ転職しよう

改善を求めても何の措置もされないようであれば、その会社に留まるのはリスクが伴います。

深夜残業は夜道の危険だけでなく、疲労の蓄積による心身への影響も大きいですから、いずれ体に異変が起きる可能性があります。

しかし、会社組織を変えるのは一個人の力ではどうすることもできないという現実があります。

会社が変わる気がないのであれば、変わることができるのは自分だけです。

自ら働く場所を変えることによって、自分の安全を確保していくのです。

転職先を探すには夜勤の有無や対策を確認しておくことも大事

転職先を探す際には、事前にしっかりとリサーチすることが大切です。

夜勤の有無はもちろん、会社として夜勤従事者への対策を行っているのかは面接などで質問するようにしましょう。

また、夜勤がない仕事であっても残業の実態については確認すべきです。

求人票に記載されている残業時間は、会社全体の平均であったりして、自分が実際に働く部署の残業時間とはかけ離れていることがあるからです。

また、一年を通しての平均が記載されている場合も注意です。

繁忙期とそれ以外の時期の残業時間の差が激しく、繁忙期には毎日深夜まで残業をするという職場もあります。

転職は転職エージェントを利用して

残業時間や深夜残業などが実際にあるかどうかは、正直自分では聞きにくいということもあります。

「残業ができないという理由で内定をもらえないのではないか?」など不安に感じやすい要素でもあるからです。

そこでおすすめなのが、転職エージェントを利用して内情を確認するという方法です。

転職エージェントは企業の内情に詳しく、情報を持っていることも多いですし、企業の採用担当と連絡を密に取り合って実態を聞きだしてくれます。

その他にも、転職エージェントを利用することで転職活動に必要なノウハウを得ることができ、効率的な転職活動を行うことができます。

転職エージェントは無料で利用できますから、ぜひ活用してみてください。

最後に

いかがでしたか?今回は、深夜残業で危ない目に合ったら転職すべき理由をご紹介しました。

深夜残業帰りで危ない目に合うことはあってはならないことで、その場合には会社の危機管理能力について疑ってみる必要があります。

転職が必要だと判断した場合には、自分の身を守るためにも速やかに動き出すようにしましょう。