飲食店のホールスタッフの仕事は体力的に大変な仕事です。

客からのクレーム対応など精神的に負荷がかかる場面も大きいため、辞めたいと感じている人も多いです。

大変な仕事の割に給料は少なく店長クラスになったとしても、決してその給料は高いとは言えないでしょう。

今のうちに年収アップが見込めて長く働き続けることができることができる仕事に転職を考えてみることも必要ではないでしょうか。

そこで今回は、飲食店のホールスタッフからの転職を勧める理由とどんな転職先があるかについてお話していきます。

飲食店のホールスタッフから転職を勧める理由とは?

飲食店からの転職を勧める理由としてはどのようなことが考えられるのでしょうか。現状よりも将来性にその理由があります。

肉体的にハードだから年齢を重ねるごとに大変に

飲食店のホールスタッフは基本的に立ち仕事です。忙しいお店であれば1日中歩き回ったり、特にランチやディナーの時間帯には目の回るような忙しさを経験することでしょう。

毎日続ける仕事としては肉体的にハードな一面もあるため、年齢を重ねてくると足腰に負荷がかかったり大変さが増してきます。もちろんそれに耐えられる体力やや仕事が好きで長く続けたいという希望があるのであれば頑張るべきです。

しかし、他の仕事にも興味があるようであれば転職市場から価値がつきやすい早いうちに転職するのが望ましいです。

飲食店のホールスタッフに将来性はない?

IT化が進み、現在の私たちの仕事の多くはロボットなどの機械に雇用を奪われる可能性があると言われています。

最近はホテルのフロントや接客スタッフにもロボットを取り入れる試みが行われているところもあり、飲食店のホールスタッフにおいても将来的に見るとロボットに仕事を取られる可能性がないとは言えません。

ただ、やはり接客は人が心を込めて行うことに価値を見出すという考えも捨てきれず、ホールスタッフとして長く働き続けるにはそのお店独自の専門性を高めたり接客スキルを極める必要があるのではないでしょうか。

飲食店のホールスタッフの仕事に大きなやりがいや目標を持って働いているのであれば極めることも可能ですが、それほど価値ややりがいを見いだせないという場合には早めに転職を考えてみることも必要です。

店長になると残業代がつかないことも

今は大変だけれどホールスタッフとして一生懸命働き、いずれは店長になりたいと希望を持っている人もいるかもしれません。しかし、店長になると場合によっては残業代を支払われず逆に収入が減ってしまう可能性もあります。

マクドナルドによる名ばかり店長問題によって、飲食店の店長の立場が問題視されるようになりましたが、いまだに多くの飲食店の店長は残業代をもらうことなく長時間労働を余儀なくされているという実態があります。

訴えれば認められる可能性は大きいですが、労力と時間、お金がかかりますし、働き続けるという面でもデメリットは大きいです。

※マクドナルドの名ばかり店長問題とは、労働基準法上の残業代を払わなくて良いとされる「管理監督者」に、未払い残業代と慰謝料の請求を求めた店長が該当しないと判断された裁判のことです。

飲食店のホールスタッフから転職する際のアピールポイントは

飲食店のホールスタッフを辞めて転職をする際には転職活動中にどのような点をアピールしていけば良いのでそうか。

接客スキルや感じの良さ

飲食店ではないけれど同じ接客業へ転職を考えるのであれば、飲食店のホールスタッフ経験は大きな武器になります。どんな業界であっても基本となる接客スキルは共通しています。

また、飲食店のホールスタッフの経験の中で鍛えられる、笑顔や人当たりの良さは大きなアピールポイントになります。面接でも明るくははきとした受け答えで、飲食店での経験が次へ活かせそうだと面接官に印象づけましょう。

臨機応変に対応する判断力

忙しい飲食店の場合は特にスピーディーな動きや効率、客からの要望に臨機応変に対処できる判断力が鍛えられます。

これらは接客業でなくてもあらゆる仕事において必要な要素であり、アピールできるポイントでもあります。

ただ接客業以外の職種に結びつけるには、次の転職先でこれらの要素をどのように活かすことができるのかを、面接官がイメージしやすいように具体的エピソードを交えながら話す工夫が必要です。

転職先として考えられる場所は?

飲食店のホールスタッフからの転職先として考えられるのはどんな場所があるのでしょうか。飲食店での経験は様々な場所で役立てることができますから、他の仕事はできないと思わずチャレンジしてみることが大切です。

感じの良さは事務系や営業でも必要とされる

接客業以外でも、転職できる可能性は大いにあります。例えば一見飲食店の経験が結びつかないような一般事務の仕事があります。事務系ではパソコンのスキルや書類作成能力が必要ではありますが、それよりも周囲とうまくやっていけるような感じの良い人が面接官の目にとまることがあります。

それはやはり企業側にとっては高いスキル以上に大切なのは「一緒に働きたいと思える人かどうか」ということがあるからです。

また、営業職なども同様です。営業スキルなどは身につける必要はありますが、持ち前の明るさや人当たりの良さがあると、クライアントから好まれることもあります。企業側もそれを期待して採用される確率も上がるでしょう。

全く別の職種に転職するには勇気がいることかもしれませんが、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

人を喜ばせるのが好きなら介護や福祉関係の仕事もあり

接客業のやりがいの一つに人の喜ぶ顔を見れる喜びがあります。これに社会貢献性を加えたのが介護や福祉です。

大変な仕事ではありますが将来的な需要も大きく、介護や福祉関係の仕事の待遇が社会的に問題視されていることから、将来的には待遇面もアップする可能性はあります。

また、介護や福祉の世界で身につけたスキルは職場だけでなく自分の家族に活かせることもあるでしょう。高齢化社会の日本では見逃せない業界の仕事ではないでしょうか。

どんな仕事があるのか分からないなら

飲食店や接客業以外の仕事をしてみたいけれどどんな仕事が自分に向いているのか分からないという方は転職エージェントに登録してみてはいかがでしょうか。登録することで転職活動のプロであるコンサルタントからアドバイスを受けることができます。

また、転職フェアなどのイベントも多く開催していますから、興味のあるイベントに足を運んでみることで今まで思いもよらなかったような仕事との出会いがあるかもしれません。登録は無料ですから活用してみてください。

最後に

いかがでしたか?今回は、飲食店のホールスタッフから転職を勧める理由と転職先などについてお話してきました。

飲食店のホールスタッフは、接客を極めるのは大変ですがやりがいのある仕事です。ただし将来性や年収などの将来性を考えると今のうちに転職を考えてみることも必要かもしれません。仕事が大変で悩みを抱えているというかたはぜひ参考にしてみてください。