転職活動をしていると上手くいく人と上手くいかない人がいます。
年齢も同じ、職歴や資格取得状況もそれほど違いがない場合であっても次々に内定をもらうような人と、いつになっても内定をもらえないような人に分かれてしまいます。
それは一体なぜなのでしょうか?
そこには根本的な違いがあります。そこで今回は、転職活動を成功させるために、上手くいく人といかない人の差についてお話していきたいと思います。
目次
どのような気持ちで転職活動に臨んでいるか
転職活動が上手くいきやすい人は「もっとステップアップしたい」「自分の能力を発揮したい」などの前向きな気持ちを持っているという特徴があります。
もちろん今の会社に不満が全くないという人は少ないかもしれませんが、それでもその不満から脱出したいという想いよりも「次こんな風になりたい」という未来を思い描く要素の方が強いです。
反対に、転職活動がなかなか上手くいかない人は、とにかく今の会社への不満が大きい…というより不満しかない状態で転職活動を行っています。
そのため次の会社で何をしたいとか、どのような仕事をしたいとか未来への展望がない場合が多いです。
そうすると、求人を探す際にも条件ばかりが気になったり、面接時にも転職先でやりたいことを上手くアピールできなかったりします。そのような人を採用したいと思う会社は少ないというわけです。
転職をしようと思うきっかけが今の会社への不満であっても構わないのです。ただ、それをバネにして「自分はこうなりたいんだ!」と未来へ進みだすことで、転職活動が上手くようになるはずです。
明るい雰囲気があるかどうか
やはり明るい雰囲気を持っている人の方が企業側も「一緒に働きたい」と思ってくれます。転職活動が上手くいきやすい人は総じて明るい雰囲気を持っています。
逆に暗い印象の方は、よほどの実績やアピールポイントがない限り、それだけで相手にマイナスの印象を与えてしまうということになります。
物静かな人が悪いというわけでは決してありません。ただ面接官にとってあなたは「始めて会うからどんな人かわからない」のです。その不安を解消してあげるためにも明るい要素は安心材料になります。
元々物静かな人は、ほんの少し明るさを意識するだけで「暗い」ではなく「落ち着いたしっかりした人」に変わることでしょう。採用面接や電話連絡などのやり取りの際は「少しテンションを上げていこう」と心掛けるとよいでしょう。
過去の実績や資格にこだわりすぎない柔軟性があるかどうか
自分の実績や資格は確実にアピールポイントになりますから、履歴書に書いたり採用面接で話をすることは必要です。ただし、それにこだわりすぎると上手くいかないことが多いです。
中には実績をアピールするばかりで転職先での展望が見えないような人がいます。実績は大切ですが、それをどのように次の会社で生かせるかの方がもっと大切です。
実績への誇りが強すぎる人は、実績をアピールすることで単に自分を大きく見せたいという気持ちがないか振り返ってみることが大切です。
実績はあくまでも転職先で活躍するための布石。採用面接でも「こういう実績があるから、次はこんなことをやりたい、こんなことに生かしたい」ということを主張しましょう。
また、転職するにあたって実績や資格は役に立つことがありますが、だからと言ってその実績や資格とは全く関係のない仕事をする可能性だってあります。
例えば資格であれば、「この資格があるからこの仕事がしたい!」と限定されてしまうよりは、「この資格は持ってるからこの仕事もできますが、他のことも頑張って覚えたいですよ。」という意志が見える人の方が良いです。
準備がしっかりできているかできていないか
転職活動にはやはり準備が必要です。
きちんと自己分析をして履歴書や職務経歴書が書いてあるかどうか、転職希望の企業のことを調べてあるかどうか、採用面接にありがちな質問への対応は心得ているかどうかなど…準備すべきことは多くあります。
転職活動が上手くいく人は準備をきっちり行って万全の態勢で臨んでいるのに対し上手くいかない人は何となく求人を探して何となく良さそうだから応募するなんてことがあります。
そのような人は、万が一採用されたとしても長続きせずまた転職活動をすることにもなりかねません。きちんと準備すべきことはしてから転職活動に臨みましょう。
どんな準備をすれば良いのか分からないという方は転職エージェントに登録していると良いと思います。担当のキャリアコンサルタントが相談に乗ってくれますし、転職活動に必要なことはほぼ全てアドバイスしてくれます。
親身に相談に乗ってくれる転職エージェントとは?
転職エージェントは多数存在しますが、中でも担当のキャリアコンサルタントが近い距離で相談に乗ってくれるおススメの2社をご紹介します。
マイナビエージェント
職務経歴書や履歴書の添削や面接対応などのカウンセリングに力を入れています。親身になって相談に乗ってくれるので、転職活動への不安が大きい人の心強い味方となってくれると思います。
DODA
担当のキャリアコンサルタントに外れがないと評判の転職エージェントです。熱心なサポートが受けられますので、転職活動中でどのような準備をすれば良いか分からないという方は色々質問してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?転職が上手くいく人と上手くいかない人には大きな差があります。
もし転職活動が上手くいかずに悩んでいるという方は、転職活動が上手くいく人の特徴をよく理解して参考にされるとよいかもしれませんね。