誰よりも真面目に仕事をしているのに、会社や上司から正当な評価を受けることができないと悩みを抱えている人が多くいます。
本来であればそのような人が評価を受けるべきですが、一体ナゼなのでしょうか?
今回は、真面目に仕事をしていても評価されない人の特徴と、仕事で評価されないと感じたときの対処方法についてご紹介していきます。
目次
真面目に仕事をしても評価されないのはどんな人?
真面目に仕事をしても正当な評価を受けることができないのはどんな人なのでしょうか?
その特徴をご紹介していきます。
仕事はできるけど雰囲気を悪くするような人
仕事自体は何の問題もなくできるけれど、会社の文句を至るところで口にしていたり、人への指示が横柄だったり、職場の雰囲気を悪くさせがちな人は仕事で評価されないことがあります。
問題が表面化していないだけで、今後そのような人が発端でトラブルが発生したり、人材流出などにつながってしまう可能性もあります。
また、自分一人で仕事を抱え込んでしまったり、孤立した働き方をするような人も評価されにくい傾向にあります。
仕事ではコミュニケーションが大事とよく言われるように、周囲と協力しながら仕事をすすめることで生産性がアップし、よりよい結果をチームとして出すことができるからです。
仕事が自己満足で完結しており上司の意図にそぐわない仕事をする人
自分ではいくら真面目に仕事をしていて正しいと思っていても、その仕事のやり方や結果が上司の意図にそぐわない場合は評価を受けることはできません。
すべて自分のやり方でやりたいのであれば出世してトップになるか、起業すれば良いのであって、雇われの身である以上は上の意図に合う方法や成果を出すことが必要なのです。
上司の意図がどんなところにあるのかを考える癖をつけてみましょう。
正直分からないという場合は、上司のすぐ下のチームリーダーに聞いてみたり、上司から評価を受けている人のやり方を参考にしてみると良いでしょう。
「こういうやり方や報告の仕方がこの上司からは好まれる」ということを研究するのは、仕事上必要なことでもあります。
人の要求に応えるように自分を変えていくのも、自分が成長するための要素となるものです。
残業をたくさんすることが真面目さの証だと思っている人
残業が多い人ほど、真面目で一生懸命だと思われる風潮がまだありますが、国としては長時間労働の削減を目指しており、大手企業を中心としてその動きは年々高まっています。
今後この動きが中小企業にも浸透していく可能性は高く、長い時間働けば良いという考え方は段々なくなっていくでしょう。
上司たちとしても、残業時間よりも仕事効率や生産性を重視して人件費を抑えることを考えるため、残業時間が長い人を評価しなくなってきています。
むしろ、残業がなく定時内でしっかりと結果を出す人が評価されるというケースが増えてきています。
残業をたくさんすることが真面目さの証だといつまでも思っていると、真面目に仕事をしているのに正当な評価を受けることができないということになります。
真面目に仕事をしても評価されないと感じたらするべきこと
真面目に仕事をして成果もしっかりと挙げている、それでも評価されないと感じたら何をするべきなのでしょうか?
自分自身の仕事ぶりを客観的に振り返ってみる
まずは自分自身の仕事ぶりについて客観的に振り返ってみましょう。
周囲と協力しながら仕事をしているか、上司の意図に合う仕事をしているか、結果よりも長く働いてとにかく「頑張る」ことが自分の強みになっていないか冷静に分析していくのです。
自分ではわからないという場合には、信頼できるリーダーや先輩などに相談して、自分の仕事ぶりについて意見を求めてみても良いでしょう。
その際はフラットな気持ちで、指摘を受けたことをまずは実践してみようと素直に受け止めることが大切です。
下手なプライドや反抗心があるといつになっても自分を変えることはできません。
可能なら異動を打診してみる
自分から見ても、周囲の目から見ても、どうしようもない上司はいます。
自分のメリットになるような人だけを評価したり、単純な好き嫌いで判断するようなまるで子供のような上司です。
そのような上司は残念ながら変えることはできませんから、自分が働く場所を変えるしかありません。
まずは会社内で、正当な評価を受けられる部署に異動が可能かどうか考えてみましょう。
社内の他部署のことであれば、同期や知り合いがその部署にいれば、職場の雰囲気を事前に聞いたり、正当な評価をしてくれる上司かどうかを知ることができます。
転職に比べて情報収集がしやすいのがメリットです。
ただ、ここでの問題は、会社の評価制度自体が曖昧で、上司のさじ加減一つで評価できてしまうような環境の場合です。
異動先の上司が正当な評価をしてくれる人であっても、その上司が異動になってしまって正当な評価をしない上司に代わる可能性もあります。
可能性の問題なので考えても仕方がないかもしれませんが、そのリスクを覚悟した上で、そうなったときの次の対策を考えておくことが必要です。
正当な評価を受けられる会社に転職を考えてみる
異動が難しいという場合には、転職を考えてみることも必要です。
真面目に仕事をしていて成果もしっかりと挙げているにも関わらず正当な評価を受けることができないのであれば、会社の評価制度そのものが崩壊しています。
一個人である上司のさじ加減一つで正当な評価を受けることができないのは、そもそもおかしいのです。
評価制度が明確にあって、仕事の結果が評価されやすい会社を選んで転職しましょう。
これまで仕事の成果を挙げてきた人であれば、転職することで一気に年収が上がったり、昇格するチャンスに恵まれることがあります。
転職は転職エージェントを利用して
転職活動は転職エージェントを利用するとスムーズにいきます。
転職エージェントは転職支援のプロで、転職活動を全面的にバックアップしてくれます。
応募書類の添削や面接時のアドバイスを受けたり、面接の日程調整や給与交渉など幅広いサービスがあります。
ハローワークや求人誌などに比べても求人数が多く、希望の条件に合う求人が見つけやすいのもメリットです。
最初から最後まで無料で利用できますから、ぜひ活用してみてください。
最後に
いかがでしたか?今回は、真面目に仕事をしても評価されない人の特徴と、評価されないと感じたときにするべきことをご紹介しました。
真面目に仕事をすることはとても良いことですが、方向性がずれていると評価されないという残念なことになってしまいます。
まずは自分自身を振り返り、正当に評価される環境に身を置くことも考えていきましょう。