転職しようと思っても、会社に転職活動を知られるわけにはいきませんよね。

転職がうまくいかなかったときに今の職場で働き続ける可能性もあるし、辞める予定だと分かった人に仕事を押し付けようとする人がでてこないとも限りません。

転職までに今の職場で波風を立てないためにも、会社にバレないように転職活動を行う必要があります。

そこで今回は、転職活動を会社に知られないために注意しておきたいことをお伝えしていきます。

転職活動中であることを誰にも言わないこと

もちろん家族は別ですが、職場の人には転職活動中であることを言ってはいけません。

例えどんなに信頼できる人であっても、どこから話が漏れるか分かりません。そんなつもりはなくてもその人の態度でバレてしまうこともあります。

それに、周りに内緒にしておくということを一緒にさせてしまっては、その人にも迷惑がかかるというものです。

転職活動中に出会った人に心を許しすぎないこと

合同説明会などのように求職者がたくさん集まる場所へ出向くことがあります。そんな場所で出会った人と意気投合するという場合があるかもしれません。

同じような境遇で転職活動をしているため、心強い仲間のように親近感を感じることがありますが、出会ったばかりの人には心を許しすぎないように注意しましょう。

自分が今いる会社や部署などの情報をうっかりしゃべってしまうと、偶然社内に知り合いがいて外部から転職活動中であることがバレてしまう恐れがあります。

転職活動の情報を共有する程度にとどめておき、個人的な情報は聞かれても適当に流しておくようにしましょう。

仕事中にこっそり面接を受けようとしない

外回りのついでや、何か嘘をついて外出し面接を受けるなど、今の仕事時間中に転職活動を行うのは基本的にはやめた方が良いです。

どこで誰に見られているか分からないということと、ついた嘘はつじつまを合わせるのが大変になりバレる可能性があり、何か怪しいと感じられてしまうことがあるからです。

また、「バレないように」とひやひやしているだけで平常心が保てず、面接で良い結果が出せなかったすることもあります。

面接は有休を使ってプライベートな時間に行くようにしましょう。

ただし、普段全く有休を取っていない人が連続して取ると怪しまれることもあるため、できれば早めに有休を取る癖をつけておくことも必要かもしれません。

お昼休憩中に転職サイトを見るのは慎重に

転職を考えて転職エージェントなどに登録した場合、情報収集をパソコンやスマホで行うことになると思います。

その転職サイトを、会社の自分の席のパソコンで見るのは極力控えましょう。

周りの人は、「人のことなんて気にしていない!」というふりをして意外と見ているものです。

スマホであっても、ぱっと目に入ってしまうこともありますから、サイトの確認は慎重に行いたいですね。

面接相手とのやりとりを会社のメールアドレスでやらない

そんなことする人いるの?と思うかもしれませんが、会社のメールアドレスを使って自分の面接相手とやりとりをする人がいます。

いつ何の監査が入ってパソコンを調べられるかわかりませんから、バレるリスクがありますし、そもそも会社のメールアドレスは私物ではありません。

業務以外で使うのは常識から考えても「ナシ」ですよね。きちんとプライベートなアドレスを使ってやりとりしましょう。

ちなみに転職に使うアドレスは、ニックネームや好きな言葉を使ったようなカジュアルなものは避けた方が良いです。

先方の採用担当者が気にする場合もあり、「一般常識がない人なのかな」と思われてしまうケースもあります。

単なる英数字の羅列のように、先方に見られても恥ずかしくないアドレスを一つ持っておくと良いですね。

連絡の取れる時間帯を伝えておく

転職活動が進んでいくうちに、先方や転職エージェントと電話でやり取りもするようになると思います。

その際、頻繁に携帯電話に連絡が入ることで会社の人に怪しまれるというケースもあります。

連絡の取れる時間帯や、留守番電話は必ず入れられる状態にしておいて、入っていたら後ほど折り返す旨などを事前にきちんと伝えておくようにしましょう。

バレずに転職活動するなら転職エージェントがおススメ

どうしても活動の時間帯が平日の昼間中心になるハローワークなどに比べると、転職エージェントはいつでもネットで求人を探したり、事前準備を行うことができます。

面接の調整や交渉などもキャリアコンサルタントが行ってくれるため、会社にバレずに転職活動をするなら転職エージェントには登録しておいた方が良いでしょう。

今の仕事をしながら転職活動を行うのは楽なことではないかもしれませんが、今の職場より良い環境で働くことができるように是非頑張っていただきたいと思います。

頑張って良かった!といつか思う日がきっと来るはずです。