今の会社を辞めるための最後のサイン。
これを見逃すと大きな後悔をすることになってしまいます。
今回は、転職に向けての最後のサインがどんなものなのか、そのサインを逃してしまうとどんな結末が待っているのかについてお話していきます。
目次
こんな場合には転職サインかも。しっかり見極めて転職に向けて動きだそう
仕事にやりがいを感じられない、職場の人間関係もうまくいかない、何となく転職を考えてはいたものの、最後の一押しがなくて転職に踏み切れないという人は多いと思います。
しかし、転職に向けての最後のサインを逃してしまうと後悔することになりますから、しっかり見極めることが大切です。
ここでは、その最後のサインがどんなものかお伝えしていきます。
収入が大幅にダウンして戻る見込みがたたない
会社の業績悪化などで給料が大幅にカットされたり、ボーナスがなくなってしまうことがあります。
これは、会社としてはかなり危機的状況で、人件費を削るという最終段階にきていることが考えられます。
会社として方針転換をしたり、新しいビジネスに取り組むなどの大きな動きは見られますか?
そのような動きが会社に感じられないようであれば、もうその会社は沈むのを待っているだけかもしれません。
朝が毎日辛くて仕事が憂鬱
ブルーマンデー症候群どころか、毎日会社に行くのが辛い、毎日次の日の仕事のことを考えて憂鬱になりながら眠りについている…。その状態はかなりまずいです。
原因が仕事にあるのであれば、うつ病寸前かもしれません。
体や心が発している大きなサインです。見逃してしまうと後悔することになりますよ。
長時間労働が慢性化し体調が常に悪い状態である
長時間労働や深夜残業が慢性化していると、常にどこかしらに体調不良を抱えている状態になってしまいます。
特に理由が見当たらないのに常に体がだるい、頭痛がするなどの症状がある場合には、長時間労働が原因かもしれません。
会社側が改心して残業削減に取り組んでくれるのを待つ間に、あなたの体がズタボロになってしまいます。
残業の少ない部署への異動を申し出るか、転職するか、その時が来ているのではないでしょうか?
経営者の考え方と合わない
仕事にやりがいを持って取り組んでいるという人にとって、仕事の目的ややり方は非常に大切なことです。
特に小さな会社であれば、経営者の考えの元、社員が一丸となって目的に向かって突き進むことで大きな成長や業績につながるものです。
しかし、経営者と考え方がどんどん合わなくなっているという場合には注意が必要です。
経営者に煙たがられる存在になってしまうだけでなく、自分が一体何のために仕事をしているのか、方向性を見失って仕事への意欲が損なわれてしまいます。
ふと数年前の自分と比べてみて全く成長していないと気づいた
どんな仕事であっても、自分自身が成長できていると感じることは、大きなやりがいになるものです。
また、取り巻く人間関係や付き合い方を変えることによって、対人スキルが磨かれ、人として成長できるということがあるものです。
しかし、数年前の自分と比べてみて全く環境も変化せず、仕事の出来や人間性、仕事に対する想いに何の変化も感じられないという場合には注意が必要です。
全く成長していないのは、自分の仕事にやりがいを感じていない証拠ですし、会社としても職員を成長させる環境にないということです。
ずっとそこにいて、ただ収入を得るためだけに働きますか?
転職のサインを逃すとどうなる?
潮時サインを見逃してしまうと、転職のチャンスが失われてしまい、悲惨な未来が待っています。
転職のチャンスが失われることでどんな危険性が考えられるのでしょうか?
転職市場での自分の価値が下がってしまう
転職のサインを見逃すことで転職をずるずると先送りし、気づいたときには転職市場での自分の価値がほとんどない状態になっていることがあります。
収入が大幅に下がったときが会社の危機的状況を物語っていたのに、転職する勇気を持てずに来てしまった場合などがそうです。
いざ会社が倒産したときには、年齢だけがいっていて特にメリットのない、使えない中年労働者がそこにいると判断されることになります。
人生の大半を過ごす職場なのに何の成長もしないで終わってしまう
職場は人生の中でも大きな割合を占める場所です。
それを単に収入を得るためだけに通い続けるというのはどうしても無理があります。
何かしらのやりがいを感じたり、仕事に対する想いがあってこそ、長く続けることができるのです。
定年まで何の成長を感じることもなく、ただそこにいただけでは、人生がむなしく感じられるのではないでしょうか?
我慢がたたりストレスでうつ病になってしまう
毎日仕事に行くのが辛くて憂鬱なのに、我慢し続けて働いてしまうと最悪の未来が待っています。
些細な出来事がきっかけで精神が不安定になり、会社で急に泣き出してしまったり、人に八つ当たりをするようになる、大きな不安感で夜も眠れなくなってしまいます。
そうなると最終的にはうつ病などと診断され、仕事を休まざるを得ない状態になってしまいます。
一旦うつ病になってしまうと、職場復帰までには時間がかかりますし、その間の収入面でも不安を抱えることになります。
仕事が辛くて抜け出せない闇を感じたら、早めに転職を考えましょう。
働くこと自体が難しくなってしまいます。
もう潮時かも…そう思ったら転職エージェントに登録しよう
もう会社を辞めて転職する時期が来たと感じたら、まずは転職エージェントに登録するところから始めましょう。
転職をするにしても、退職してから探し出すのでは経済的に不安が残りますから、今の仕事をしながら転職先を決めるのが一番安全です。
転職エージェントは、ハローワークなどに出向かなくても仕事後に求人を探すことができます。
さらに、応募者に変わって面接の日程調整なども行ってくれるため、今の仕事に在籍しながら転職活動を行いたい場合に非常に役立ちます。
登録は無料なので、ぜひ活用してみてください。
最後に
いかがでしたか?今回は、今の会社を辞めて転職をするための最後のサインと、それを逃してしまうことの危険性についてお話してきました。
潮時サインが見つかったという方は、それが転職をする最後のチャンスかもしれません。
逃して後悔しないためにも、ぜひ一歩を踏み出してください。