自分が働く会社の方針が傲慢だと感じたことはありませんか?
従業員の気持ちを一切省みず、利益だけを追い求める姿勢を貫く傲慢会社に未来はありませんから、さっさと見切りをつけて転職に向けて動きだしましょう。
今回は、未来のない傲慢会社についてお話していきます。
目次
人を大切にできない会社に将来性はない
従業員のモチベーションや使い方次第で、会社の業績は大きく影響します。
これは、素晴らしい業績を挙げている多くの会社において証明されていることで、会社=従業員と言っても過言ではないぐらい大切なことなのです。
しかし、そんな従業員を大切にできずモノ扱いする傲慢な会社が存在します。
その会社は一時的に利益を得ることができても、世間からの評判を落としたり、訴訟などの法的なリスクを抱えることにもなり将来的には淘汰されていくことでしょう。
人を大切にできない会社に将来はないのです。
こんな会社は傲慢だからさっさと見切るのが吉
一つの会社にいると、それが当たり前のことのように感じてしまうことがあります。
しかし広い視野で世の中を見ていると、従業員を大切にする素晴らしい会社はたくさんあります。早くそれに気づいて動きだしましょう。
ここでは、実在する傲慢会社の特徴をご紹介していきます。
業績不振でボーナスカット。ただし、従業員への説明は一切なし
給料のように規則改定が必要な報酬とは違い、ボーナスに関しては給与規則などでも大抵「業績による」などのような但し書きがあります。
そのため、業績の良し悪しの影響を受けやすいのがボーナスです。
しかし、ボーナスをカットするときに従業員への説明が一切ないというのはいささか傲慢ではないでしょうか?
特に全カットの場合には、それだけ大きなダメージを会社として受けているということや、従業員に対して協力を求める姿勢、ボーナス全カットがやむを得ないという事情などの説明義務が経営者側には求められます。
にもかかわらず、当たり前のようにボーナスカットをする経営陣の言い分としては「給与規則に書いてあるから」。
それでは従業員はついてこないということを分かっていません。
しっかりと説明責任を果たし、協力を求める姿勢があれば、ボーナスがカットされても頑張って会社を盛り上げようと思うものなのです。
とにかく営業成績を上げろ!頑張った場合の報酬はなし
業績が悪化して、経営が危機的状況にあるときに営業成績を上げるというのは必要なことです。
しかし、営業成績を上げろ上げろとだけ言う割に、従業員に対しての対価を用意していないという傲慢な会社があります。
従業員は会社の奴隷ではなく、対等な契約関係にある間柄であり、報酬をもらえないのに成果だけ上げろというのは傲慢な考えではないでしょうか?
従業員のモチベーションを上げることを考えられず成果だけを出せと言っているのは、欲しいおもちゃを欲しがっている子供と大きな差はないのではないでしょうか?
経営陣が身を削らず従業員にだけ削らせる
経営状況によっては、給料やボーナスの減額も仕方のないことです。
それは従業員も重々承知なのですが、従業員にだけ身を削らせるのは傲慢です。
会社の業績が傾いているのに、新しい高級車を乗り回す無能な役員の姿を、従業員はしっかりと見ています。
いつも高そうな衣装に身を包み、デパートの外商が女社長宛てに会社を訪問しているのに気づいています。
その会社、将来性があると本当に思いますか?
経営陣と従業員とのコミュニケーションは一切なし
従業員と一切コミュニケーションを取ろうとしない経営者は傲慢さが丸出しです。
なぜなら従業員のことは自分とは住む世界が違う下の存在だと思っているからです。
規模が大きくない会社であれば、従業員と経営陣の方向性が同じ向きで一致団結することで大企業にも負けない大きな成果を挙げることができます。
それを理解せず、現場の様子を気にもとめないその社長、大丈夫ですか?
「残業しないやつはやる気のないやつ」を信じて疑わない経営陣
残業しないで定時で帰る、確かにやる気がない人であってもこの行動をすることがあります。
しかし、中には残業をしないように作業効率を上げることに注力し、朝も人より早く出勤して集中力を高めて仕事をする、そんな工夫を継続している従業員もいるのです。
それには目を向けず、「とにかく残業しないやつはやる気がない証拠!」と決めつけている経営陣がいまだにいるから驚きです。
一体いつの時代の人なのでしょうか?
社長室から社内の様子をいつも見ているだけ。あなたは何をしているの?
従業員がしっかり仕事をしているのかをいつも「見張っている」役員に、従業員は辟易としています。
会社の役員室のブラインドの間からこっそりのぞいているその姿は、随分滑稽に映っています。
なぜなら自分自身は社外の人と交流を持ったり、積極的に会社をアピールしようと努力もせず、狭い世界でだけちやほやされて満足しているからです。
世間知らずの傲慢二世がいる会社、この厳しい時代を生き抜くことは到底できません。
傲慢会社にいても身を削られるだけ。良いことないから転職しよう
ここまでご紹介した傲慢会社は、実際に様々な場所で働いている人たちから聞いた、実在する傲慢会社です。
自分の働く会社にも当てはまる…そんな方も多いのではないでしょうか?
そんな傲慢会社にいても、将来性はありませんし、自分自身の身も心も削られて何も残されなくなってしまいます。
自分の身は自分で守るしかありませんから、真剣に転職を考えてみてはいかがでしょうか?将来を良くするか悪くするか、決めるのはあなた自身です。
転職するならエージェント利用で賢く
傲慢会社に見切りをつけて、転職を考えるのであれば転職エージェントを利用して賢く転職活動をしましょう。
転職エージェントには、非公開求人を含む多数の求人が掲載されており、希望の条件に合った良い求人が見つかりやすいです。
また、転職支援のプロから応募書類の添削や面接時のアドバイスなどを受けることができるので、内定の確率がアップします。
自分一人の転職活動では、視野も狭くなりがちですし、なかなか内定をもらえないときの改善点が見つかりにくいです。
ぜひエージェントを利用して早めの転職を成功させましょう。
最後に
いかがでしたか?従業員を大切にできない傲慢会社からは早めに見切りをつけて、転職をするのがおすすめです。
傲慢会社に生気を吸い取られて転職市場での価値がなくなってしまう前に、真剣に動き出してみてはいかがでしょうか?