営業職は成果が目に見えて分かる、大変やりがいのある仕事です。
企業の顔となって駆け回る営業職。
大変そうではありますが、バリバリ働く姿に憧れるという人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、メリットだけに目を向けて営業職を選んでしまうと、自分に合わなかったと後悔してしまうこともあるでしょう。
メリットはもちろん、デメリットも理解し、事前にどんな特徴があるのかを知っておく必要があります。
そこで今回は、営業職のメリットとデメリットを詳しくお伝えしていきます。
目次
営業職のメリットとは？
働き次第で高収入が見込める
歩合の営業職の場合、仕事の成約状況などの成果が給与にに直結することになります。
自分の努力が認められ、結果が分かりやすく反映されるので、仕事に対するモチベーションも上がります。
ただし、営業職であっても固定給を採用している会社もあるので、入社前に確認しておく必要はあります。
第一線で働いているという誇りを持てる
事務職などの内勤と比べて、営業職は会社の顔として社外の多くの人に会う職業です。
その会社の名刺代わりとも言える存在です。
仕事をする上で「第一線で働いている」という誇りを持てる営業職はやる気のある人にぴったりの職種です。
自然と対人関係に強くなる
営業職として多くの人に会うようになると、人と接することが楽しくなります。
また、元々は人と接することが苦手だったというような人であっても、営業の仕事をしていくうちに対人スキルが身につき対人関係に強くなります。
これは仕事でも私生活においても大きな財産となることでしょう。
仕事で大きな達成感を得ることができる
大きな契約が成立したときなど、他の職種にはない達成感を味わうことができます。
何を仕事に求めるかは人によって異なりますが、やりがいを感じられる仕事を求めている方にとっては、営業のお仕事は最適だと言えるかもしれません。
人脈が広がる
営業の仕事は、常に沢山の人を相手に仕事をしています。
新人営業マンであっても、営業先の重役クラスと話をする機会が大いにあります。
営業を通じて、人脈を広げる事はとても重要なことで、仕事だけではなく、後々の人生に大きくプラスになすでしょう。
これは営業ならではの特権とも言えるかもしれません。
一般常識や社会性が自然と身につく
やはり営業職に就くと、名刺の出し方や挨拶の仕方などビジネスマンとして必要なことはすべて覚える必要があります。
多くの企業の社長や担当者と話をするために新聞を読んだり、普段からアンテナを張って物事を見るようにもなるでしょう。
これらは営業職であれば必須なので、一般常識や社会性が自然と身につくようになります。
営業職のデメリットとは？
クライアントからのクレームを直接受ける事がある
会社の顔として自社をアピールする以上、何かあったときの矢面に立たされるのは営業職です。
場合によっては、理不尽なクーレームを受けることもあるでしょう。
クレームに対してどう対応するか、どのように自社にフィードバックするかなど、クレームが発生した時こそ営業職の能力が問われます。
売り上げに貢献できない時のプレッシャーが大きい
うまくいけば結果として返ってくる仕事である反面、頑張っても成果にならないときもあります。
売り上げに貢献できないと会社からのプレッシャーに押しつぶされそうになることもあるかもしれません。
ノルマを設けている会社も多いので、達成できなかった時のストレスは大きいです。
うまくいかない時こそ、成長のチャンスだと思い、仕事を楽しめる気持ちが必要です。
収入に変動がある
歩合の営業の場合はその収入が安定していないというのは、デメリットでもあります。
営業成績が悪いときは生活が厳しいほどの収入になることもあります。
営業という仕事はやってみたいけれど安定が欲しいという方は、固定給又は歩合要素が小さい給与形態の会社を選ぶと良いでしょう。
仕事と休みの区別がつきにくい
内勤の場合は会社で仕事の電話やメールをやり取りすることになりますが、外回りの営業の場合は携帯電話を利用してやり取りすることも多くなります。
クライアントによっては夜遅くや休日までお構いなしに電話をかけてくる人もいるので、仕事と休みの区別がつきにくくなるかもしれません。
営業職はやる気を持って仕事を楽しめるかどうかが大切
営業は企業の最前線で働く大変な仕事です。
しかし、頑張った分だけ結果となって返ってくるやりがいのある仕事でもあります。
頑張ってもいつも同じことの繰り返し、給料には何も反映されない仕事にうんざりしている…という方は、そのやる気を営業というお仕事に向けてみても良いかもしれません。
もしかすると、営業職はあなたの天職になるかもしれません。
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