真面目に働いているつもりなのに全く評価されない、いつも慌ててミスをしてしまう、何て自分は仕事ができない人間なんだと思ったことはありませんか?

仕事ができないと思って辛くなり会社へ行くのが億劫になるなんてことも珍しいことではありません。

そこで今回は、仕事ができない自分が辛いと思ったときにやるべきこと、考え方などについてお話していきます。

朝は誰よりも早く出社する

仕事ができなくて辛い、自分が情けないと思った人にやって欲しいことの一つに「朝は誰よりも早く出社する」ということがあります。

早く出社したら職場の掃除や自分のデスクの片づけをしても良いですし、メールチェックなどを先に済ましておき、始業時間になったら通常業務に取り掛かれるように準備をしておくのも良いでしょう。前日に取った業務ノートの内容を復習するのもお勧めです。

とにかく、人よりもスタートダッシュを早く行うことによって落ち着いて仕事に取り組むことができます。落ち着いて取り組むことで、本来持つ能力が発揮されやすくなりますし、効率的に取り掛かることもできます。

また、誰よりも早く出社しているということは、絶対に誰かが知ることになります。例えば2番目に出社してきた人は確実にわかります。

一度や二度早く出社しただけでは意味がありませんが、継続的に早く出社することでそれが評価の対象になることは往々にしてあります。今はできない仕事があるかもしれませんが、誰かが必ず見ていてくれるものなのです。

分からないことはとにかく質問する

勤続年数を重ねれば重ねるほど、分からないことは質問しづらくなります。それは恥ずかしいとか怒られるのではないかという気持ちがあるからです。

しかし、分からないことをそのままにして大きなミスにつながる方がよっぽど恥ずかしいですし、怒られることです。分からないことはとにかく何度でも質問しましょう。

職場が忙しくてなかなか質問できない、質問できる雰囲気ではないという場合には、ノートに質問事項をまとめておいて、その日のうちに質問時間を設けてもらうと良いでしょう。

時間を決めて質問をすることで、質問される側の仕事を止めなくて済みますし、定期的に質問をすることでやる気が評価されることがあります。

僕行ってきます!を心がける

誰もやりたがらない雑用こそ積極的に行うようにしましょう。自分のできることであれば「僕が行ってきます!」とフットワークが軽く行動することで、周りの見る目が変わり、自信につながることがあります。

他人の評価は気にしない

頑張っても頑張っても評価されない、自分はなんて仕事のできない人間なんだと落ち込むことがあるかもしれません。しかし、それは単なる思い込みということもあります。

大人になると人はそう簡単に他人を褒めたりしないものです。内心は評価をしていても、口に出して褒めるということは本当に少ないものなのだと理解しましょう。

その上で、他人の評価は自分ではどうすることもできないものなのだと割り切り、気にしないことが大切です。

その仕事の目的を見つめなおしてみることで、他人に評価されることが目的なのではなく、その仕事を達成させることがゴールなのだと気持ちを切り替えることが必要です。

今自分にできることを精一杯やろう

仕事ができない人間だと思ってしまうと、焦りの感情などからあれもこれも手を出し、仕事が雑になってしまうことがあります。

一度にいくつもの仕事をこなせている人を見てカッコイイと感じるかもしれませんが、細かく見てみるとその人たちだって一つずつ仕事をこなしているだけであって、単に頭の切り替えがしっかりとできているだけなのです。

まずは目の前の仕事を一つ一つ集中して丁寧に行うことを心がけましょう。どんな瞬間も、今自分にできることを精一杯やろうと思えば、終わってみればいくつもの仕事を完成させていたと気づくはずです。

繰り返し行うことで花開く

世の中には、言われたことを何でもそつなくこなせてしまう器用タイプと、すぐにはできないけれど何回繰り返しやったことに関しては誰よりもできるようになる職人タイプがいます。

一見、何でもそつなくこなせてしまう器用タイプの方が「仕事ができる」と思われがちですが、長い目で見ると職人タイプの方が高い評価を得ることの方が多いです。

仕事ができなくて辛いと感じる人はこの職人タイプであることが多く、何回も繰り返し行うことによって気づいたら器用タイプより細かいところまでできるようになっていることも珍しいことではありません。

これを忘れずに、とにかくできるようになるまで何回も繰り返しましょう。今は評価されなくても、きっと花開くときがきます。

覚えられる容量にさほど差はない

例えば1覚えるのに1回で足りる人と、1覚えるのに3回必要な人はいます。これはほぼ持って生まれたものでもあるので、この回数を人と比べることに意味はありません。

仕事ができない自分が辛いと思う人の中には、この回数の多さを他人と比べてしまっている人がいます。ですが、人間が覚えられるトータルの容量については大きな差はないとも考えられます。

1覚えるのに1回で足りる人でも3回必要な人でも、結局人は大抵10までしか覚えられないということです。つまり、いつかは誰しもが10覚えられるのだから慌てる必要も落ち込む必要もないのです。その差は確実に埋まっていくということなのです。

努力しても全く向いていないと思ったら転職も視野に

今回ご紹介した方法を、ある程度の期間行っても一向に仕事を覚えられない、または理不尽な要求を上司からされると判断した場合には転職を視野に入れても良いでしょう。

本当にその仕事に向いていない、職場環境が悪すぎて能力が発揮できないなどの可能性があります。

努力した末に決めた転職であれば自分自身も納得ができます。何もしないまま転職活動をしても残るのは仕事ができないと思い込んでいる自分だけですから、自分なりにできることは行った上で転職を考えてみてください。

転職したいと思ったら転職エージェントがお勧め

納得した上で転職活動をしようと思ったら、まずは転職エージェントに登録されることをお勧めします。圧倒的な求人件数があり希望の条件に合う求人を探すのに最適です。

また、転職活動にあたって必須である職務経歴書などの応募書類についても、担当のキャリアコンサルタントからブラッシュアップを受けることができ、気になる企業の内情などについても聞くことができます。

このように、メリットが非常に大きく、転職活動の良いサポートになってくれる転職エージェントは、無料で登録できますから是非活用してください。

最後に:仕事ができないのは思い込みかも

いかがでしたか?仕事ができない自分が辛いと思ったときにやってほしいことや、どんな捉え方をすれば良いかなどについてお話してきました。今回ご紹介したことを実践し、仕事ができないという思い込みを捨て、落ち着き自信を持って仕事に取り組むことで、大抵のことはクリアできるはずです。

まずは自分自身の力を信じること、そして今やるべきことに一つ一つ取り組んでみることから始めてみてはいかがでしょうか。