面接中盤を何とか乗り切って、仕事内容以外の質問が多くなるのが面接終盤です。
条件や働き方についての最終確認や、人事担当者が懸念していることを聞いてくることもあります。
答えにくい質問もありますから、想定できる質問についてはあらかじめ対策を立てておくようにしましょう。
ここまでの受け答えで精神的にかなり疲れてきているかもしれませんが、最後の最後まで気を緩めずに真摯に答えていく姿勢が大切です。
今回は、面接対策として面接終盤でよく聞かれる質問と対策、注意事項などをまとめてご紹介していきます。
目次
年収の希望は転職市場価値を知った上で答えるべき
面接終盤では、年収の希望など条件面の希望や確認をされることがあります。
年収希望を伝えるときに気を付けたいのが、自分の能力やスキルを客観的に判断した上で適性な希望を伝えられるのかどうかという点です。
とりあえず希望を言えばよいというわけではなく、自身の価値に見合ったものである必要があります。
また、企業には人件費予算がありますから、企業の資金力では払えない高額な年収も「この人は能力が高いけど高すぎる買い物」と思われてしまい不採用になるケースがあります。
年収についてはあらかじめ募集要項を見ることで企業の希望がある程度把握できますし、転職エージェントに市場相場を聞いておく、転職サイトが実施する年収適性診断などを受けておくなどの方法で客観的な判断材料とすることができます。
残業については前向きな姿勢を示しながらも実情確認を
残業が多いことは仕事を辞めたい理由の常に上位ですから、企業側としても最終確認として残業が可能かどうかを聞いてくることがあります。
ここはやはり残業に対して前向きな姿勢を示しておくべきです。
ただ、残業時間を確認しなかったばかりに入社してから後悔しないよう、この質問をもらったタイミングでこちらからも確認しておきましょう。
聞き方としては「前職では毎月60時間ぐらいの残業がありましたが、御社でもこのぐらいと考えておけばよろしいでしょうか?」などです。
他社の応募状況は志望順位は細かく言い過ぎないこと
他に選考中の企業があるのか、志望順位は何番目なのかなど、他社への応募に関することを聞かれることがあります。
この質問の意図としては、応募企業への意欲を確認したり、他に応募している企業の業界や業種に一貫性があるのかなどを確認したいという思いがあります。
選考中の企業がある場合は、具体的な企業名までは言う必要はなく、どの選考段階なのかを正直に伝えれば十分です。
他社の志望順位を聞かれた場合は、「御社と同じ第一志望群です。」という程度にとどめておき、他に第一志望があるなどの言い方はしないのが好ましいです。
他社でも募集が行われているということはこちらが勝手に公にすべき内容ではないので、細かく言い過ぎないことがポイントです。
結婚や出産による職場離脱の可能性
女性の場合は、結婚や出産によって職場を離脱する可能性について聞かれることがあります。
男女差別につながるこの手の質問は、聞いてはいけない質問として知られていますが、実際問題として採用してすぐに離脱されると困ると考えて質問する人事担当者もいます。
聞かれて不快に感じる人もいるかもしれませんが、まずは嫌な顔をしないということ、そしてきっぱりと否定した上で長く仕事を続けていきたいという意志を見せるようにしましょう。
例えば「今のところその予定はございません。将来的に結婚や出産の機会があっても仕事は変わらず続けていくつもりです。」などと言えれば良いでしょう。
逆質問タイムは積極的な姿勢を見せて
面接の終わりが近づくと「何か質問はありますか?」といういわゆる逆質問タイムが設けられていることがほとんどです。
この質問タイムでは、業務内容の詳細や面接官の考えなど積極的に聞くことで意欲をアピールしていきたいところです。
ただし、企業HPに載っているようなことや説明会で話があったことなどを聞くとマイナスポイントです。
企業研究をしっかりと行い、自分なりの考えを掘り下げておいた上で質問するようにしましょう。
当然ですが、「特に質問はありません。」はやる気がないと判断されますので必ず質問するようにしてください。
また、前述したような年収や残業など聞きにくい質問をこちらからするチャンスでもありますが、これらの質問は慎重にならないと良くない印象を与えることがありますので注意が必要です。
もし聞きにくいけど聞きたいという質問がいくつかあるのなら、転職エージェントを経由して聞いてもらうなどした方が安心です。
最後のアピールはダメ押しで気合いを見せる
逆質問が終わると「最後にアピールしたいことはありますか?」など、アピールの機会を設けてくれる場合があります。
すべて出し切ったと思うかもしれませんが、せっかくのチャンスなので熱意を述べるようにしたいところです。
ここまで伝えてきた強みや意欲を簡潔にまとめ、さらに面接を通して新たに知った企業の魅力を付け加えるのも好印象です。
最後には、自分の経験やスキルをぜひ活かしたいということを伝えて締めくくるようにしましょう。
面接直後の雑談には注意が必要
面接の質問がすべて終わると、面接官から「この後はまっすぐお帰りですか?」「今日は何で来られたんですか?」など、何気ない話をふられることがあります。
面接が始まる前にされる場合は緊張をほぐす意図がありますが、面接終了後にふられる雑談などは、応募者の普段の様子を見るためとも言われます。
面接が終わった直後でほっとしているかもしれませんが、砕けた話し方にならないように気をつけましょう。
当然ですが敬語は崩さず笑顔で答えるようにしたいところです。
面接対策は転職エージェントを利用すべき
面接ではどの企業でもよく聞かれる質問から、業界ごとにされる質問にある程度傾向があります。
すべてを把握するということは難しいですが、面接対策として傾向を把握しておくことは役に立ちます。
転職エージェントを経由した応募であれば、同じ業界や企業に太いパイプがあり、過去の応募者がどんな質問を受けたかなどの情報を持っています。
また、カウンセリングを通じて自身の強みやアピールポイントなどを一緒に考えてくれ、自信を持って面接に臨むことができます。
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最後に
いかがでしたか?今回は、面接終盤でよく聞かれる質問と対策、注意事項などをまとめてご紹介しました。
面接は面接会場を離れるまで一瞬たりとも気が抜けません。
何が面接官の心に留まるかわかりませんから、面接終了まで真摯に受け答えをするようにしましょう。
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