新人時代、仕事に慣れるまでは大変でしたが、それはそれで仕事に夢中になれるし、日々成長できている実感がしてやりがいがあったという人は多いでしょう。

しかし、同じ仕事を2~3年もやれば仕事に慣れてしまい、毎日同じことの繰り返し、ルーティンワークが多くて面白くない…そんな風に感じていくものです。

ルーティンワークは、合う人には合うのですが、変化や成長を実感したいタイプの人にとっては苦痛で仕事を辞めたい理由にさえなってしまいます。

毎日つまらないと感じながら仕事をするのは精神的にもよくありませんから、現状を変える工夫をしてみませんか?

今回は、ルーティンワークばかりで仕事が面白くないと感じたときの対処法をご紹介していきます。

昨日の自分を超える?いつもの仕事も目標を決めると頑張れる

毎日同じ仕事をするにしても、同じ時間内、同じ手順でやる必要はありません。

一つ一つに小さな目標を定めることで、昨日の自分を超えたルーティンワークを完成させるのです。

筆者が実際にルーティンワークに飽きたときに行った方法は、つまらないと感じた仕事を何も考えずにやったときに何分でできるのかをまず測定します。

そして、その時間を絶対に短縮させることを目標に日々の仕事をこなしていきます。

集中力を高めて、効率を考えて仕事をしなければ時間を短縮させることはできませんから、「つまらない、同じ仕事で飽きた。」など考える余裕はありません。

慣れた仕事でも夢中でやることができるので、仕事がつまらなくて時間がなかなか経過しない、なんてことはなくなります。

楽する方法を考える

楽する方法を考えるというのは、ズルをしたり、仕事を放棄するということではありません。

日々のルーティンワークを、誰がやっても簡単にできる工夫を考えるということです。

エクセルなどはその良い例です。

一つ一つ入力したり計算したりするという原始的な方法もありますが、エクセルに数式を入力することで一瞬で難しい計算ができてしまう驚きがあります。

同じように、いかに楽して効率の良い仕事をしていくか、それを考えながらルーティンワークを行っていくことで、自分の周りにある業務をどんどんシンプルにしていきましょう。

誰にでもできるようにわかりやすいマニュアルを作成しても良いでしょう。

そうすることで、部署全体の仕事が濃いものになり、残った時間で何ができるのかを考えることにつながりますから、どんどん良いアイデアが生まれるきっかけになるのです。

作業が終わったあとの楽しみを作っておく

ご褒美があればそれを得るために頑張れるというのは誰にでもあることです。

馬の鼻先ならぬ自分自身に人参をぶら下げてみるのです。

この仕事を終わらせたら早く帰って遊びに行こうとか、今週中に一つのルーティンワークを簡素化できたらご褒美にスイーツを食べようとか、どんなことでも良いのです。

自分が好きなことを作業が終わったとの楽しみとして設定しておくと、さくっとルーティンワークを終わらせることができるでしょう。

企画書を作成し新しい試みにチャレンジする

ルーティンワークばかりで仕事が面白くないと感じる人は、企画書を作成したり、業務改善書を提出してみてはいかがでしょうか?

常に受け身の姿勢で、決まり切ったことをやっているからつまらないのです。

まずは能動的に動いてみる、それから仕事が面白くないと言ってみても遅くはありません。

それができないのであれば、もしかすると意外とルーティンワークが性に合っているのかもしれません。

面白くないというセリフは、やるべきことをやった人にだけ言えるセリフと考えてみるのも悪くないはずです。

本当に仕事をやりつくしたか自分に問うてみる

ルーティンワークばかりで仕事がつまらないから転職しようかな…?そんな風に考える人は少なくありませんが、まずは本当に今の職場での仕事をやりつくしたか振り返ってみましょう。

単に「やったことがある仕事が多い」ということではなくて、最初から最後まで誰にもわかるように説明ができるぐらいにまで完璧にできる仕事ばかりということです。

そしてそれをマニュアルなどに落とし込んで、知識のない人がやってもすぐにできるレベルに仕上げていますか?

後輩の育成も仕事ですから、後輩指導にあたってしっかりと育て上げたでしょうか?

この職場でやれることはすべてやった、そんな風に思ったときが本当の転職のタイミングなのかもしれません。

まずは異動や担当替えを打診する

転職もいいのですが、まずは企業内での異動や担当替えが可能か検討する余地はあります。

当然企業規模によっては異動や担当替えなど皆無ということもありますから、誰にでもある選択肢ではありません。

しかし、異動が担当替えが比較的ある会社であれば部署異動や担当替えによって新しい仕事にチャレンジできるチャンスを得ることができます。

給与や待遇を大きく変えるリスクなくルーティンワークから抜け出すことができる、数少ない方法だと言えるでしょう。

転機が来ているのかも。ここをタイミングとして転職に踏み出そう

やれることはやった、もうモチベーションを高めて仕事をすることもできない、その段階まで来たら、ここをタイミングと捉えて転職に踏み出しましょう。

仕事のモチベーションをどこに置くかは人それぞれですが、面白くないと感じながら仕事を続けていても、仕事で良い結果を残すことは難しいです。

今後自分を高めて成長していくためにも、職場を変えるのは効果的です。夢中になれてやりがいを感じることができる仕事を探していきましょう。

転職活動は転職エージェントを利用しよう

ルーティンワークから抜け出して転職を成功させたいという方は、転職エージェントを利用することで転職がうまくいきやすくなります。

転職エージェントは転職支援のプロですから、様々な転職ノウハウを提供してくれ、的確なアドバイスも与えてくれます。

また、企業審査がしっかり行われているため、他の媒体に比べても優良な求人が集まりやすいというメリットもあります。

無料で利用できますから活用してみてください。

最後に

いかがでしたか?今回は、ルーティンワークばかりで仕事が面白くないと感じたときの対処法をご紹介しました。

ルーティンワークも工夫次第で見違えるように楽しい仕事にすることはできます。

まずはその工夫を考えてみて、できることはやりきったという気持ちになったら転職に向けて本格的に動き出すようにしましょう。