美容部員の面接では、どの会社でも共通して聞かれることが多い質問があります。
事前に質問内容を把握しておくことで、回答を準備しておくことが可能なので、ぜひ知っておきたいところです。
また、意外と言ってしまいがちだけど「地雷ワード」となるようなNG回答もあります。
今回は、美容部員の面接でよく聞かれる質問とNG回答についてご紹介していきます。しっかりと覚えておきましょう。
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目次
美容部員の面接でよく聞かれること
美容部員の面接では、どんなことを聞かれるのでしょうか?
美容部員がよく聞かれることを集めてみましたので参考にしてみてください。
ブランドの志望動機やブランド商品を使った感想
転職組であれば、ブランドを指定して募集を行っていることも多いです。
業界や企業の志望動機だけでなくブランドの志望動機についても、しっかりと話せるようにしておきましょう。
また、「自社のブランド商品を使ったことはありますか?」などブランドへの愛着度や使用した感想なども聞かれることが多いです。
実際にそのブランドの商品を売るからには、ブランド研究についてはしっかりとしておくのが礼儀というものです。
他社ブランドについて
化粧品業界は毎シーズン次々と新商品が発表されるなど、目まぐるしく変わる化粧品の流行とともに働いていくことになります。
美容部員も、流行に敏感でアンテナの高い人の方が、幅広い視点からお客様に自社商品を提案することができます。
そのためメイクの流行や他社ブランドについても、傾向を知っておく必要があります。
応募する企業のブランド研究は必須ですが、それだけではなく他社ブランドについても幅広く調べておくようにしましょう。
なりたい美容部員像
「どんな美容部員になりたいですか?」という質問もよく聞かれます。
将来のビジョンとも言えるこの質問はしっかりとイメージしておきたいところです。
その際、企業が求める美容部員像と方向性が一致しているかも確認しておきましょう。
どんな美容部員になりたいかは自由なのですが、それが企業の求める美容部員像とかけ離れていれば採用に至ることはないからです。
美しい女性像について
「あなたが思う美しい女性とはどんな女性ですか?」ということも聞かれやすい質問です。
美容部員は基本的には多くの女性を相手に商品を提案する仕事ですから、魅力的な女性像をイメージできるかも大切なのです。
正解はありませんが、こちらもブランドターゲットを想定して考えていく必要があります。
応募者が考える美しい女性像とブランドが目指すターゲットが違えば、「うちには合わないのでは?」と思われてしまいます。
結婚や出産についてのビジョン
面接で聞いてはいけない質問の典型例ですが、美容業界では「恋人はいますか?」「結婚や妊娠の予定は?」などがブランドによっては、平気で聞かれてしまうという現実もあります。
企業の質問としてはNGなのですが、実際問題としては考えておく必要があります。
これらの質問に対しては、現時点で予定はないということと、そうなっても長く働きたいという意志を伝えましょう。
そしてそのときは、家族の協力が得られるなど、働ける環境も整っているということを伝えましょう。
美容部員の面接でこれはやっちゃだめ!面接回答NG例
美容部員の面接で、意外とやってしまいがちな失敗があります。
これを言ってしまうと即不採用、ということもありますから気を付けるようにしましょう。
志望動機として化粧品好きや趣味の延長というのはNG
どの業界や企業でも必ず聞かれる志望動機ですが、化粧品が好きとかメイクに興味があるなどの回答を全面に持っていくのはやめましょう。
なぜなら美容部員になる人であれば当たり前にある要素なので、志望動機としては足りず、他の人との差別化を図ることができないからです。
また、転職組にもかかわらず志望動機がそれだけだと、稚拙な印象を与えます。
化粧品が好きでメイクに興味があるのは、女性であれば大抵の人がそうなので、「敢えて美容部員にならなくてもいいのでは?」と嫌味を言われることもあります。
他にも同じような例として趣味が高じて、などの理由もNGです。
実際にはきっかけになったのかもしれませんが、仕事をなめているのかとも捉えられかねない回答です。
これらの回答をするのであれば、あくまでもサブ要素として付け加える程度にとどめておきましょう。
敏感肌の伝え方は慎重に
美容部員の面接では「これまで化粧品でお肌が荒れた経験はありますか?」などと肌が敏感かどうかがについて質問されることがあります。
これに対して敏感肌でよく荒れる、アレルギーがあるなどの回答は落とされる可能性があります。
美容部員として働いていくと自社商品を色々と試していかなくてはいけないこともありますから、続けるのが難しいと判断される場合があるからです。
肌質を述べるのは良いですが、あまりに敏感であるとのアピールをしてしまうと企業側にとっては大きな不安要素になりますから避けましょう。
もっとも、化粧品でよく荒れるというぐらいの敏感肌であれば病院で治療が必要ですし、改善のためには化粧品を扱う職場はふさわしくないと考えるべきかもしれません。
質問タイムで特にありませんと言う
面接ではどの業界や職種でも最後に質問タイムが設けられていることが多いですが、美容部員も同じです。
自分のペースに持っていける唯一のチャンスですから、積極的に質問したいものです。
この質問タイムで「特にありません。」は絶対にNGです。
熱意が感じられないと思われますから、必ず質問をするようにしましょう。
質問例としては、企業やブランド研究をしっかりと行った上で「御社の強みは〇〇だと思うのですが、どのようにお考えでしょうか?」などがあります。
このように自分の仮説プラス質問という風に、プラスαの要素を加えると、ありがちな質問だと思われにくくなります。
面接対策は必須だから転職エージェントでしっかり予習を
美容部員の面接で聞かれやすい質問に対して、的確に答えるようにするために、事前準備をしっかりと行うようにしたいものです。
転職エージェントであれば、プロの視点から実践的なアドバイスをくれますから非常に助かります。
転職エージェントが持つ、様々な転職ノウハウを積極的に利用してみましょう。
美容部員の面接は事前にしっかり対策を
今回は、美容部員の面接でよく聞かれる質問とNG回答をご紹介しました。
美容部員には「ならでは」の質問があります。
ただ、その分聞かれやすいことがどのブランドでも共通していますから、しっかりと予習しておくことで対応しやすくなります。
接客業である美容部員は、面接が非常に重要になります。
面接対策をしっかり行って内定を引き寄せましょう。