[転職の体験談]
東京都・男性・34歳・転職回数1回

転職前の業務内容について

転職前の会社は新卒時に入社した中堅の広告代理店でした。

8年間在籍して入社から3年は媒体担当で、新聞社の担当をしていましたが、その後営業に転属になり、国内の大手食品メーカーを中心としてクライアント数を3社程度持っていました。

部署の中では中堅的年齢でもあったので、上司と新卒4年目程度の若い人間たちの間でバランスを求められる立場でした。

また会社柄常に新規獲得を求められるので、業務のタイミングをみては新規営業も行っていました。

自分が成長するためには転職が必要と感じた

広告代理店業界は横の異動が激しいので、退社する人もいれば入社してくる人もたくさんいるという感じです。

自分も会社の方向性や将来性に疑問を思うことはあっても、職場環境もよかったので仕事内容自体には満足していました。

それでも自分の尊敬していた先輩が独立するために会社を辞めたときに、自分もこのまま今の会社にいて成長はあるのかという疑問が出てきました。

その疑問に対して1年以上向き合ってきたのですが、やはり自分の成長のためには、外に出てもっと規模の大きな会社で経験をつまなければいけないと思い転職を決意しました。

今の職場での業務の整理をした

転職を検討したときから同業への転職しか考えていませんでした。

それでも絶対に転職をすると決断したわけでもなかったので、まず自分が今まで仕事でやってきたこと、やりたいこと、そのやりたいことが今の会社で実現できるかどうか。

ということを整理するために紙にまとめました。今の会社でやりたいことができるならば転職する必要はないと思ったからです。

また辞めたときに、会社や部署にかける迷惑なども想定して、迷惑を最小限にとどめる方法で事前にできることはないか。ということも考えました。

既に転職した先輩からのヒアリング

それからは、転職を考えている企業に先に転職した先輩に話を聞きに行きました。もし自分が転職した場合、どの部署でどんな仕事につく可能性があるのか。

また最悪の場合はどんな形での転職になるのか。ということも大事なことなので確認しました。

一番つらい上司への報告

自分の頭を整理して、既に転職している先輩からの話を聞くことで自分の転職への意思も固まりました。

一番つらいことでしたが、新卒からお世話になっていた上司に、率直に転職を検討していることを伝えました。また、同時に他の部署でお世話になっていた先輩にも伝えました。

二人とも考え直してほしいという慰留はありましたが、最後は決めるのはお前の人生だからということも言われました。

非常につらかったですが、前に進むためには行動しないといけないことだったのでやりました。

まとめ

転職自体は事前に話を転職先に通してもらっていたこともあり無事に成功しました。

今は転職して1年半経ちますが、正直転職してよかったなと思うことと、転職しなくてもできたかもしれないと思っこともあります。

ただ、自分としては外の世界を見ることが必要だと思っていたので転職を決意したことには満足しています。

転職して思ったのは全ては根回しが必要ということです。特にやめる会社には迷惑をかけるわけなので、人としても最大限迷惑をかけない形で出ていくのが筋だと思います。